ユシロ (5013) 石油・石炭製品

金属加工油剤の製造・販売をグローバルに展開する企業です。事業は地域別の4セグメント(日本、南北アメリカ、中国、東南アジア/インド)で構成され、日本セグメントでは金属加工油剤に加えビルメンテナンス製品も扱います。自動車産業をはじめとする製造業全般を主要な顧客層とし、世界各地の生産・販売体制を通じて事業を展開しています。
fundnote建設的対話型
保有比率: 7.48% ↓-1.49% 減少変更(減少)
報告書提出日: 2026-07-23
fundnoteは過去に介入先で還元強化を促してきた実績を持つ──だが今回のユシロでは、具体的な還元策が公表されないまま保有比率が8.97%から7.48%へ減少に転じている。
コバンザメスコア?
(0.0–10.0)
4.0–7.0
全171件中 ─ 中央値: 6.1 / 上位25%: 6.9
0 中央値 上位25% 10
目次 (クリックで開閉 ── ▶ マークは全て同様に操作できます)
  1. 割安か──バリュエーション指標
  2. どう動くか──介入シナリオと行動確率
  3. 提案は通るか──株主構成と議決権の壁
  4. 下値は堅いか──配当・増配・自社株買い余力
  5. 出口はどこか──シナリオ別試算値
  6. 過去の打率は──実績と勝率
  7. 撤退の兆候は──エグジットシグナルと検知条件
  8. まとめ──スコアの構成と根拠

1. 割安か──バリュエーション指標

今の株価は割高か割安か。PBR・PER・NC比率などの指標から、複数のアプローチで株価水準を検証します。
データ期間の見方 前実 直近の確定決算(有価証券報告書・決算短信)の数値 今予 会社が発表した今期の業績予想に基づく数値 ※ 株価・時価総額は前営業日終値
実質PBR前実?
業種中央値0.82倍
EV/EBITDA前実?
業種中央値9.21倍
ROICスプレッド前実?
ROIC 5.9% − WACC 5.2%
業種内ポジション
アクティビストは同業他社との比較で経営改善余地を主張する。中央値からの乖離が株主提案の根拠となる。
PBR
0.81倍(38%ile)
EV/EBITDA
5.79倍(12%ile)
ROE
10.0%(62%ile)
← 低い   業種中央値   高い →
ROIC vs WACC
ROICがWACCを上回れば価値創造、下回れば価値破壊。アクティビストはスプレッドがマイナスの企業に対し、事業再編や資本配分の見直しを要求する根拠とする。
スプレッド
0.7%(価値創造)
← 価値破壊ROIC 5.9% | WACC 5.2%価値創造 →

→ PBR(株価純資産倍率)(実質)0.81倍は業種中央値0.82倍を下回る水準だが、ネットキャッシュ比率(NC比率)40.22%を考慮したPER(株価収益率)(清原式)は6.36倍と通常PER 10.18倍から大きく乖離している。

ROIC(投下資本利益率)5.94%がWACC(加重平均資本コスト)5.19%を上回るスプレッド+0.74%の価値創造状態(モデル計算・将来非保証)にありながら、過剰な手元資金が資産効率の低下を招いている。アクティビストの参入およびその後の比率減少という事象は、この資本配分の不整合に対する改善要求の余地と、一定 of 評価水準到達に伴う一部売却の蓋然性を示唆している。

根拠データ
判定基準
実質PBR:
含み益(不動産・政策保有株等)を加味した純資産に対する株価倍率。業種中央値との乖離で割安/割高を判断する基礎指標。1.0倍未満: 割安圏、1.0-1.5倍: 中立圏、1.5倍以上: 割高圏。

EV/EBITDA:
企業価値(時価総額+有利子負債−現金)÷ EBITDA。キャッシュフローベースの企業価値評価。業種中央値比0.8未満: 割安圏、0.8-1.2: 中立圏、1.2超: 割高圏。EBITDAが取得できない場合はPER(清原式)で代替。

ROICスプレッド:
ROIC − WACC。プラスなら資本コスト以上の利益を創出(価値創造)、マイナスなら価値破壊。10%超: 強い価値創造、0-10%: 中立水準、マイナス: 価値破壊。

NC比率(清原式):
ネットキャッシュ(流動資産+投資有価証券×70%−負債合計)÷時価総額。高いほどアクティビストが還元強化を要求する根拠が強くなる。
割安度の検証
2,987円
発行済株式数: 13,900,065株
PBR 前実?
市場ベース?
0.81倍
資産調整後?
0.81倍
市場
実質
PER 今予?
市場ベース?
10.18倍
清原式?
6.4倍
市場
清原
純資産 前実?
簿価
479億円
修正純資産?
479億円
簿価
修正
NC比率(清原式) 前実?
NC比率
40.2%
目安 約10%
NC額?
158億円
= 流動資産 289億円 + 投資有価証券×70% 75億円 − 負債合計 183億円
NC/時価総額
40%
時価総額?
市場
415億円
理論時価総額?
742億円
市場
理論
配当利回り 今予?
現在
3.28%
潜在利回り?
4.91%
現在
潜在
📝 指標の説明
  • PBR(株価純資産倍率): 前期末の簿価純資産に対する株価の倍率。会社を今すぐ解散した場合の資産価値に対して、株価が何倍かを示す。1.0倍なら帳簿上の資産と株価が同じ。1倍割れは東証の「資本コストや株価を意識した経営」要請の対象。アクティビストが「株主資本を有効活用できていない」と指摘する最も基本的な根拠になる。
  • 実質PBR: 前期末の修正純資産(含み益加味)に対する株価の倍率。帳簿に載っていない「隠れた資産価値」を反映する。簿価PBRが1倍超でも、不動産や株式の含み益を加えると実質的に割安になるケースがある。アクティビストは実質PBRを重視し、含み資産の売却・活用を要求する根拠にする。
  • PER(株価収益率): 今期の会社予想EPSに基づく株価収益率。今の利益水準で投資額を回収するのに何年かかるかの目安。低いほど利益に対して株価が割安。業種中央値より高ければ市場の期待が大きい。低ければ過小評価されている可能性があり、アクティビストが「株価を引き上げる施策」を要求する根拠になりうる。
  • PER(清原式): (時価総額 − ネットキャッシュ) ÷ 今期予想純利益。余剰現金を差し引き、事業の利益力だけに対するPERを算出する。通常PERより低くなるほど「現金の厚み」が株価に織り込まれていない。清原式PERが業種中央値を大幅に下回る企業は、現金を抱え込んだまま事業効率を高めていない可能性が高く、アクティビストの還元要求の典型的な対象。
  • 純資産: 会社の資産から負債を差し引いた正味の財産額。「簿価」は帳簿上の金額、「修正純資産」は不動産含み益などを加算した実態ベースの金額。
  • 修正純資産: 簿価の純資産に、保有不動産の含み益・有価証券の含み益を加算した「実態ベース」の純資産額。この金額が大きいほど企業の「隠れた資産」が多い。遊休資産の売却、政策保有株の解消、不動産のリート化など、アクティビストが資産活用を要求する原資の規模を示す。
  • EV/EBITDA: 企業価値(時価総額+前期末有利子負債−現金)÷ 前期実績EBITDA。減価償却の影響を除いたキャッシュフローベースの企業価値倍率。M&A(企業買収)で最も使われる値付けの尺度。業種中央値より低ければ買収対象として割安であり、TOB(公開買付け)の可能性を測る目安にもなる。
  • 時価総額: 株価×発行済株式数。「市場」は現在の株式市場での評価額。「理論時価総額」は事業利益を業種平均PERで再評価し、余剰現金を加算した理論上の企業価値。
  • 理論時価総額: 清原式事業価値モデルによる試算値。算式: 理論時価総額 = 適正事業価値 + ネットキャッシュ。適正事業価値 = (市場評価の事業価値 ÷ PER清原式) × 業種PER中央値。理論時価総額が現在の時価総額を上回る場合、市場が企業価値を過小評価している可能性を示す。アクティビストはこの乖離を根拠に、株主還元や資本政策の見直しを要求する。
  • 配当利回り: 今期予想の1株あたり配当金÷株価。投資額に対して年間いくら配当を受け取れるかの指標。業種中央値より低ければ増配余力がある可能性を示す。アクティビストが増配要求する際の出発点になる。
  • 潜在利回り: 今期予想の利益を前提に、配当性向を引き上げた場合に実現しうる理論上の配当利回り。算式: 潜在利回り = EPS × MAX(業種配当性向中央値, 50%) ÷ 株価。潜在利回りが現在利回りを大きく上回る場合、増配余力が大きいことを意味し、アクティビストの増配要求が企業価値向上に寄与するシナリオの蓋然性が高い。
  • NC比率(清原式): 前期末ネットキャッシュ(流動資産+投資有価証券×70%−負債合計)÷時価総額。時価総額に対して余剰現金をどれだけ抱えているかの比率。この比率が高い企業は「現金を溜め込んでいる」とみなされる。自社株買い・増配・特別配当の要求根拠になり、比率が高いほどアクティビストの介入動機が強い。
  • NC額: ネットキャッシュ額。計算式: 流動資産 + 投資有価証券×70% − 負債合計。事業に使っていない余剰現金の総額。NC額が大きいほど自社株買い・増配・特別配当の原資が豊富。アクティビストが還元強化を要求する際の具体的な金額規模を示す。
セクター相対評価

業種: 石油・石炭製品(33業種分類)

PBR 前実
当社
0.81倍
業種中央値
0.82倍
対業種 0.99倍
PER 今予
当社
10.18倍
業種中央値
14.43倍
対業種 0.71倍
ROE 前実
当社
10.0%
業種中央値
8.8%
対業種 1.13倍
配当性向(実績) 前実
当社
32.5%
業種中央値
35.0%
対業種 0.93倍
📝 指標の説明
  • 対業種比: 当社値÷業種中央値。1.0=業種平均水準
  • 業種内順位(%ile): 業種内でのパーセンタイル順位。PBR・PER: 低%ile=割安 / ROE: 高%ile=高効率
  • ROE(自己資本利益率): 前期確定の純利益÷自己資本。株主の出資に対してどれだけ効率的に利益を稼いでいるか。8%未満なら東証の「資本コストを意識した経営」要請の対象。アクティビストが改善を要求する根拠になる。
  • 配当性向(実績): 前期確定の純利益のうち配当に回した比率(実績値)。会社予想ベースの配当性向はS4に記載。低すぎれば増配要求の余地が大きい。高すぎれば持続性に問題があり、利益成長が求められる。
株主資本は有効に使われているか
計算パラメータ(Beta / WACC / ROIC)
指標
Beta(1年)? 0.79
株主資本コスト前実? 5.8%
WACC前実? 5.2%
ROIC前実? 5.9%
結論: 価値を創っているか
ROICスプレッド 前実? 0.7% 価値創造
▼0%
EVA 前実? 4億円
ROE 10.0%
原因: ROEを決める3要素
売上高純利益率 前実? 9.4%
総資産回転率 前実? 0.79回
財務レバレッジ 前実? 1.36倍
ROE 10.0% の内訳
利益率
9.4%
回転率
0.79回
レバレッジ
1.36倍
余力: まだ使える手段はあるか
D/Eレシオ 前実? 0.15倍
▼1.0倍
📝 指標の説明
  • ROICスプレッド: ROIC(投下資本利益率)からWACC(加重平均資本コスト)を差し引いた値。プラスなら株主が期待する最低リターンを超える利益を生んでおり「価値創造」、マイナスなら資本コスト以下の利益しか出せておらず「価値破壊」の状態。アクティビストが最も重視する経営効率の指標。スプレッドがマイナスの企業は「株主の資本を有効に使えていない」と批判される。事業ポートフォリオの再編(低ROIC事業の売却)、遊休資産の処分、余剰現金の株主還元など、資本配分の見直しを要求する最も強力な根拠になる。
  • EVA(経済的付加価値): Economic Value Added。税引後営業利益(NOPAT)から投下資本×WACCを差し引いた金額。ROICスプレッドを金額で表したもの。プラスなら真の経済的利益を生んでおり、マイナスなら会計上は黒字でも株主資本を食い潰している。EVAがマイナスの企業は「帳簿上は利益が出ているが、株主の機会費用を考慮すると実質赤字」。アクティビストは「EVAがゼロ以上になるまでROICを改善せよ」と具体的な数値目標を掲げて経営改善を要求する。金額で示されるため、毀損規模が直感的に伝わる。
  • ROE(自己資本利益率): 純利益÷自己資本。株主の出資に対してどれだけ効率的に利益を稼いでいるかを示す。ROEは以下の3要素に分解できる(デュポン分析)。8%未満なら東証の「資本コストや株価を意識した経営」要請の対象。アクティビストが改善を要求する際の出発点となる指標であり、どの要素が足を引っ張っているかをデュポン分析で特定する。
  • 売上高純利益率: 純利益÷売上高。売上からどれだけ最終利益を残せているかを示す「収益性」の指標。ROEを構成するデュポン3要素の1つ。利益率が低い場合、アクティビストは不採算事業の撤退・売却、コスト構造の改善、価格転嫁��の強化を要求する。特に多角化企業では「低利益率のセグメントを切り離せ」という事業ポートフォリオ再編の根拠になる。
  • 総資産回転率: 売上高÷総資産。保有する資産をどれだけ効率的に売上に変換できているかを示す「効率性」の指標。ROEを構成するデュポン3要素の1つ。回転率が低い場合、遊休資産・過剰在庫・不要な政策保有株を抱えている可能性が高い。アクティビストは「使っていない資産を売却して株主に返せ」と要求する。不動産や政策保有株の売却要求の定量的根拠になる。
  • 財務レバレッジ: 総資産÷純資産。借入によって資産をどれだけ膨らませているかの度合い。ROEを構成するデュポン3要素の1��。高いほどROEは上がるがリスクも増す。レバレッジが低すぎる(=純資産が��沢すぎる)場合、アクティビストは「余剰資本を株主に返還すべき」と主張する。自社株買いや特別配当によって自己資本を圧縮し、ROEを引き上げる戦略の根拠になる。
  • D/Eレシオ: 有利子負債÷株主資本。借入への依存度を示す。1.0倍未満なら借入より自己資本が多い安全圏。低いほど追加の借入余力が大きく、自社株買い・増配・設備投資の原資を調達しやすい。D/Eレシオが極端に低い企業は「財務が保守的すぎる」として、最適資本構成への転換を求められる。適度な借入でレバレッジを高め、余剰資本を株主還元に回すことでROE改善とPBR是正を同時に実現する――これがアクティビストの典型的な資本政策提案。
  • Beta(1年): 過去1年間の日次リターンをもとに算出した、市場全体(TOPIX)に対する株価の変動感応度。1.0なら市場並みの変動、1.0超なら市場より大きく動く、1.0未満なら市場より安定的。株主資本コスト算出のパラメータ。Betaが高い銘柄は資本コストも高くなるため、ROICスプレッドがマイナスに振れやすい。アクティビストにとっては「資本コストが高いのにそれを超えるリターンを出せていない」という批判の材料��なりうる。
  • 株主資本コスト: 株主が期待する最低限のリターン。算式: リスクフリーレート(1.0%) + Beta × 市場リスクプレミアム(6.0%)。ROEがこの率を下回っていれば、株主の期待に応えられていない。東証の「資本コスト経営」要請の中核概念。アクティビストは「御社の株主資本コストはX%だが、ROEはY%しかない。コストを下回るリターンは株主価値の毀損だ」と数値を突きつけて改善を要求する。
  • WACC(加重平均資本コスト): 株主資本コストと負債コストを資本構成比率で加重平均した、企業全体の資本コスト。ROICがWACCを上回っていれば価値を創造している。企業価値評価(DCF法)の割引率として使われ、M&AやMBOの価格算定にも影響する。アクティビストはWACCを基準に「事業の取捨選択」を提案し、WACC未満のリターンしか出せない事業の売却を要求する。
  • ROIC(投下資本利益率): 税引後営業利益(NOPAT)÷投下資本(株主資本+有利子負債)。事業に投じた全資本に対するリターン。ROEが株主視点の指標であるのに対し、ROICは債権者を含む全資本提供者の視点。ROICは財務レバレッジの影響を受けないため、事業の「素の実力」を測る指標としてアクティビストが重用する。「ROICツリー」で分解し、改善余地がある事業オペレーションを特定する手法が定着している。

出典: EDINET有価証券報告書 (S100YEVT)大量保有報告書 (S100YQXV)

【編集部注】 PBR(株価純資産倍率)(実質)0.81倍という割安な財務数値が確認された。だが、この歪みを是正するはずのファンドの具体的な行動意図は、財務分析の枠組みだけでは解き明かせない。


2. どう動くか──介入シナリオと行動確率

大量保有報告書は出した──次の問いは、純投資のままか、経営に変化を求めるか。報告書の文言・過去の行動パターンから、介入の方向性と確率を読みます。
行動確率?
過去14件中9件

→ 行動確率64%(14件中9件)。

このアクティビストは過去に大末建設やエノモトで段階的な買い増しから還元強化を促した実績を持つが、今回のユシロにおいては保有比率が8.97%から7.48%へ減少に転じている。過去にエフアンドエムや豊和工業で見られた、対話の進展が得られない場合の早期売却パターンに類似しており、重要提案行為へのエスカレーションではなく、一部売却による保有規模の縮小が進んでいる蓋然性が高い。

主要戦略: 株主還元方針変更 / 副次的な戦略: 政策保有株売却要求

共同保有者・貸株・担保契約:いずれも本報告書に記載なし

📝 指標の説明
  • 行動確率: このアクティビストの過去の全保有案件のうち、実際に株主提案・増配要求等の行動に移った割合。75%以上なら過去の実績上ほぼ確実に動く。50%未満なら純投資で終わる可能性も。
  • 推定取得単価: 大量保有報告書の記載(取得価格×株数)から加重平均で算出した1株あたり推定コスト。現在株価がこれを下回ると含み損。撤退圧力が発動する水準であると同時に、追加買い増しの動機にもなる。
  • 共同保有者: 同一目的で株式を共同保有する者。報告書の「共同保有者」欄に記載。共同保有者がいれば実質的な議決権はその合算。表面上の保有比率より影響力が大きい場合がある。
  • 貸株・担保契約: 保有株式の貸株や担保提供の有無。貸株に出していれば議決権行使時に回収が必要。担保差入れがあれば追加投資の制約になりうる。
根拠データ
判定基準
行動確率:
このアクティビストの過去の全保有案件のうち、実際にエスカレーション(株主提案・対話要求等)に移った比率。75%なら4件中3件で行動に転じた実績。保有目的文言はテンプレート化されていることが多いため、文言一致ではなく全案件ベースで算出。灰色固定表示。

ISS/Glass Lewis基準該当: 一般公開基準への形式的該当を示す。実際の個別推奨は非公開(有料レポート)のため「反対推奨された」と断定するものではない。
過去投資先での実績
行動パターン
過去14件中、株主提案型(D階層)に分類される実績は9件、明示的行動なし(A階層)は5件。株主提案型における1年超過勝率は50.0%(過去実績・将来非保証)、超過リターン中央値は31.01%(過去実績・将来非保証)を記録している。過去の傾向からは、対話が不調な場合に重要提案行為の留保条項を背景に圧力を蓄積させるアプローチが確認されるが、本件においては現時点で具体的な提案行動は確認されていない。

行動タイプ別の成績(過去14件、リターン確定 2件)

行動強度 件数 1年超過勝率 超過R中央値
E法的係争型 0件
D株主提案型 9件 50.0% (2件) 31.0%
C公開書簡型 0件
B会社対応のみ観測 0件
A明示的行動なし 5件

※ 過去実績。投資判断の保証ではない。D階層(株主提案型)の結果内訳(可決/譲歩/否決)は下記カード個別参照。

過去投資先での行動履歴(全14件):過去の新規報告銘柄について、実際の行動と保有目的を対比(当該企業は除外)。

川田テクノロジーズ (3443) 金属製品 D 株主提案
初回報告: 2025-05-09 ピーク比率: 6.97%
実際の行動
株主提案
なし (発行体側の臨時報告書・株主提案関連開示は現時点で未確認)
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-09
1年超過リターン: -6.6%
EDINET保有目的「株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信…」
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設的な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。但し、受益者の利益を保全する為に、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合がある。
大末建設 (1814) 建設業 D 株主提案
初回報告: 2025-03-19 ピーク比率: 13.86%
実際の行動
株主提案
なし。第 79 回定時株主総会 (2025-06-26 開催) の招集通知に fundnote からの株主提案は記載なし。対話ベースで圧力をかけた可能性が高いが、正式な議案提出には至らず
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-09
1年超過リターン: +68.6%
EDINET保有目的「投資信託契約に基づく運用を目的として保有するもの」
投資信託契約に基づく運用を目的として保有するもの
佐藤商事 (8065) 卸売業 A 行動なし
初回報告: 2026-05-22 ピーク比率: 6.29%
実際の行動

実行動データ未収録(deep research未調査)

1年超過リターン: リターン未確定(1年未経過)
EDINET保有目的「株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信…」
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設的な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。ただし、受益者の利益を保全するために、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合がある。
大豊工業 (6470) 機械 D 株主提案
初回報告: 2026-02-20 ピーク比率: 11.81%
実際の行動
株主提案
なし (公式 IR 記載なし)
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-09
1年超過リターン: リターン未確定(1年未経過)
EDINET保有目的「株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信…」
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設的な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。但し、受益者の利益を保全する為に、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合がある。
SMK (6798) 電気機器 D 株主提案
初回報告: 2026-02-06 ピーク比率: 9.80%
実際の行動
株主提案
未確認
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-09
1年超過リターン: リターン未確定(1年未経過)
EDINET保有目的「株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信…」
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。ただし、受益者の利益を保全するために、保有目的を「重要提案行使を行う」に変更する場合がある。
KNT−CTホールディングス (9726) サービス業 D 株主提案
初回報告: 2026-01-22 ピーク比率: 7.44%
実際の行動
株主提案
なし (株主提案や書面開示の事実は現時点で報道未確認)
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-09
1年超過リターン: リターン未確定(1年未経過)
EDINET保有目的「株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信…」
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。ただし、受益者の利益を保全するために、保有目的を「重要提案行使を行う」に変更する場合がある。
電気興業 (6706) 電気機器 D 株主提案
初回報告: 2026-01-22 ピーク比率: 13.11%
実際の行動
株主提案
なし (現時点で書面提出は未確認、保有目的の自己宣言段階)
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-09
1年超過リターン: リターン未確定(1年未経過)
EDINET保有目的「株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信…」
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設的な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。但し、受益者の利益を保全する為に、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合がある。
ヤマト (1967) 建設業 A 行動なし
初回報告: 2026-01-09 ピーク比率: 8.77%
実際の行動

目立った行動は確認できませんでした(純投資で完結)

参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-09
1年超過リターン: リターン未確定(1年未経過)
EDINET保有目的「株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信…」
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。ただし、受益者の利益を保全するために、保有目的を「重要提案行使を行う」に変更する場合がある。
エノモト (6928) 電気機器 A 行動なし
初回報告: 2025-11-21 ピーク比率: 14.36%
実際の行動

目立った行動は確認できませんでした(純投資で完結)

参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-09
1年超過リターン: リターン未確定(1年未経過)
EDINET保有目的「株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信…」
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設的な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。但し、受益者の利益を保全する為に、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合がある。
日本シイエムケイ (6958) 電気機器 A 行動なし
初回報告: 2025-11-10 ピーク比率: 16.04%
実際の行動

目立った行動は確認できませんでした(純投資で完結)

参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-09
1年超過リターン: リターン未確定(1年未経過)
EDINET保有目的「株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信…」
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設的な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。但し、受益者の利益を保全する為に、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合がある。
ROXX (241A) 情報・通信業 A 行動なし
初回報告: 2025-11-10 ピーク比率: 7.56%
実際の行動

実行動データ未収録(deep research未調査)

1年超過リターン: リターン未確定(1年未経過)
EDINET保有目的「「投資信託」もしくは「当社が無限責任組合員になって…」
「投資信託」もしくは「当社が無限責任組合員になっている投資事業有限責任組合」の運用として保有している。
エフアンドエム (4771) サービス業 D 株主提案
初回報告: 2025-10-22 ピーク比率: 5.80%
実際の行動
株主提案
なし
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-09
1年超過リターン: リターン未確定(1年未経過)
EDINET保有目的「株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信…」
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設的な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。但し、受益者の利益を保全する為に、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合がある。
大垣共立銀行 (8361) 銀行業 D 株主提案
初回報告: 2025-10-07 ピーク比率: 6.65%
実際の行動
株主提案
なし (TDnet・大垣共立銀行 IR ページで臨時報告書・株主提案関連の記載は未確認)
メディア報道
末) は「意思を持ったバトンタッチ」「バリュー投資家 (fundnote) → 再編専門ファンド (ありあけ) への局面転換」「東海・近畿トライアングル構想 (あいち FG・大垣共立等)」と分析 (報道ベース)。コバンザメ的にはありあけキャピタルにバトンタッチした後継ストーリーを追跡すべきで、fundnote 側のエグジットを後追いするとリターンを取り逃す
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-09
1年超過リターン: リターン未確定(1年未経過)
EDINET保有目的「株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信…」
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設的な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。但し、受益者の利益を保全する為に、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合がある。
豊和工業 (6203) 機械 D 株主提案
初回報告: 2025-08-22 ピーク比率: 5.66%
実際の行動
株主提案
なし
公開書簡
(一次資料 + 報道ベース)。論評社は「スチュワードシップという名の緩やかなアクティビズム」と評し、急進的アクティビスト (オアシス・エフィッシモ) との相違を強調。実際に株主提案・社外取締役指名・公開書簡などの強硬策には至らず、保有目的の留保条項提示のみで撤退 短期エグジット解釈は (a) 防衛関連株テーマ + fundnote 報告効果で年初来高値急騰 → 1 ヶ月で約 24% 上昇分の利食い、(b
メディア報道
-08-22 報告と 2025-09-22 比率減少報告)、QUICK Money World、ウエルスアドバイザー (急騰報道)、トレーダーズ・ウェブ (5.66%→0% 処分報) (一次資料 + 報道ベース)。論評社は「スチュワードシップという名の緩やかなアクティビズム」と評し、急進的アクティビスト (オアシス・エフィッシモ) との相違を強調。実際に株主提案・社外取締役指名・公開書簡などの強硬策には至ら
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-09
1年超過リターン: リターン未確定(1年未経過)
EDINET保有目的「株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信…」
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設的な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。但し、受益者の利益を保全する為に、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合がある。

残り9件を表示 ▼

※ 実行動データは Claude Code WebSearch 経由で調査・格納(activist_action_history_gold)。超過リターンは TOPIX 対比・報告翌営業日始値基準・1年/2年経過時点の値。

保有目的文言の変遷(事由変更 5件 / 同一事由 10件)

▼ 保有事由が変更された銘柄:

ユシロ(5013) 最終保有 7.48%(最大 8.97%)
初回 2026-05-12
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。ただし、受益者の利益を保全するために、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合がある。
最終 2026-07-23
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設的な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。ただし、受益者の利益を保全するために、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合がある。
SMK(6798) 最終保有 9.80%(最大 9.80%)
初回 2026-02-06
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。ただし、受益者の利益を保全するために、保有目的を「重要提案行使を行う」に変更する場合がある。
最終 2026-06-22
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設的な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。ただし、受益者の利益を保全するために、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合がある。
KNT−CTホールディングス(9726) 最終保有 7.44%(最大 7.44%)
初回 2026-01-22
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。ただし、受益者の利益を保全するために、保有目的を「重要提案行使を行う」に変更する場合がある。
最終 2026-06-05
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設的な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。ただし、受益者の利益を保全するために、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合がある。
ヤマト(1967) 最終保有 8.77%(最大 8.77%)
初回 2026-01-09
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。ただし、受益者の利益を保全するために、保有目的を「重要提案行使を行う」に変更する場合がある。
最終 2026-07-07
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設的な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。ただし、受益者の利益を保全するために、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合がある。
大末建設(1814) 最終保有 3.44%(最大 13.86%)
初回 2025-03-19
投資信託契約に基づく運用を目的として保有するもの
最終 2025-11-21
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設的な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。但し、受益者の利益を保全する為に、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合がある。
同一事由の 10件を表示
佐藤商事(8065) 最終保有 6.29%(最大 6.29%)
初回 2026-05-22
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設的な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。ただし、受益者の利益を保全するために、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合がある。
最終 2026-07-07 同一事由
大豊工業(6470) 最終保有 11.81%(最大 11.81%)
初回 2026-02-20
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設的な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。但し、受益者の利益を保全する為に、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合がある。
最終 2026-07-22 同一事由
電気興業(6706) 最終保有 13.11%(最大 13.11%)
初回 2026-01-22
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設的な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。但し、受益者の利益を保全する為に、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合がある。
最終 2026-07-21 同一事由
エノモト(6928) 最終保有 14.36%(最大 14.36%)
初回 2025-11-21
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設的な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。但し、受益者の利益を保全する為に、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合がある。
最終 2026-06-17 同一事由
ROXX(241A) 最終保有 7.56%(最大 7.56%)
初回 2025-11-10
「投資信託」もしくは「当社が無限責任組合員になっている投資事業有限責任組合」の運用として保有している。
最終 2025-11-10 同一事由
日本シイエムケイ(6958) 最終保有 13.03%(最大 16.04%)
初回 2025-11-10
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設的な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。但し、受益者の利益を保全する為に、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合がある。
最終 2026-06-29 同一事由
エフアンドエム(4771) 最終保有 0.00%(最大 5.80%)
初回 2025-10-22
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設的な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。但し、受益者の利益を保全する為に、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合がある。
最終 2025-11-10 同一事由
大垣共立銀行(8361) 最終保有 0.00%(最大 6.65%)
初回 2025-10-07
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設的な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。但し、受益者の利益を保全する為に、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合がある。
最終 2025-12-22 同一事由
豊和工業(6203) 最終保有 0.00%(最大 5.66%)
初回 2025-08-22
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設的な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。但し、受益者の利益を保全する為に、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合がある。
最終 2025-09-24 同一事由
川田テクノロジーズ(3443) 最終保有 3.19%(最大 6.97%)
初回 2025-05-09
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設的な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。但し、受益者の利益を保全する為に、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合がある。
最終 2026-05-12 同一事由

※ 事由変更ありの行は左線ハイライト。報告日リンクからEDINETの1次情報を確認できます。

出典: 大量保有報告書 (S100YQXV)

【編集部注】 保有比率を8.97%から7.48%へ減少させた意図の推定が進んだ。しかし、たとえ対話の姿勢が変化したとしても、実際の提案が通るかどうかは別の力学が左右する。


3. 提案は通るか──株主構成と議決権の壁

株主提案は通るか。固定株主の壁と浮動株の構成から、アクティビストの議決権戦略が成立する条件を検証します。
安定株主比率前実?
壁の合計(鈴木式準拠)
アクティビスト保有?
最新報告書
7.5%
34.0%
58.5%
アクティビスト 7.5%
実質安定株主 34.0%
その他株主 58.5%

安定株主比率は議決権ベース、アクティビスト保有は株券等保有割合ベースのため分母が異なります(概算)。
市場での売買のしやすさは「浮動株比率(JPX基準)」で別途示しています。

市場流動性の目安 — 浮動株比率(JPX基準): 50.0%(JPX基準・2026-03-31時点)

→ 安定株主比率34.0%という議決権構造上の障壁が中位に留まる中、今回の保有比率減少(8.97%から7.48%へ低下)は、PBR(株価純資産倍率)0.81倍およびROE(自己資本利益率)10.0%という現状の財務水準において、一定の対話成果またはポートフォリオ調整を背景とした一部売却の蓋然性を示唆している。

大株主リストにはスズキ株式会社(4.21%)や長瀬産業株式会社(1.87%)などの持合先・事業法人が並び、安定株主の一定の結束があるものの、浮動株比率は50.0%と高く、アクティビストが市場外で議決権を急激に集約する障壁は低い。過去のキャンペーンにおいて、同等の安定株主比率を有していた大末建設では、総還元性向の引き上げや自己資本配当率(DOE)基準の導入といった経営側の応諾が引き出された実績(過去実績・将来非保証)が存在する。今回の1.49ポイントの比率減少は、16日後に控える決算発表(2026-08-07)を前に、対話の膠着による一時的な資金回収、あるいはファンド内の資産再配分といった技術的要因によるものと推定され、議決権行使による直接的な提案可決を目指すよりも、水面下での資本効率改善要請に軸足を置いたエンゲージメントが継続していることを意味する。

根拠データ
判定基準
安定株主比率:
鈴木式準拠固定株分析(独自拡張版、v6.0 議決権ベース、2026-04-30〜)。A(その他法人) + B(政府) + D(個人大株主) + E(政策保有金融×0.7) + F(外国戦略株主) + G(オーナー系ファンド) + H(持株会×0.5) − I(国内VC控除)。分母=議決権総数(発行済株式総数 − 自己株式)。C(自己株式)は議決権ゼロのため計算式から除外し、参考値として表示。鈴木氏の見解では、30%を超えるとアクティビストにとっては狙いにくい銘柄となる(70%以上: 壁が極めて厚い、30-70%: 中間水準、30%未満: 議決権構造上の障壁が低い水準)。

アクティビスト保有比率:
最新の大量保有報告書に基づく保有比率。参考情報として灰色表示。

オーナー持株比率:
CEO・関連資産管理会社の合計保有比率。20%超: 拒否権に近い水準、5-20%: 中間水準、5%未満: 低水準。

外国法人等保有比率:
海外機関投資家・ファンド等の保有比率。外国法人等の比率が高い企業は株主還元・ガバナンス改善への圧力が強い傾向があり、アクティビストの提案が賛同を得やすい環境を示す。
安定株主比率の内訳(鈴木式準拠)
指標
安定株主比率(鈴木式準拠) 34.0%
├ A. その他法人 17.3%
├ B. 政府・公共団体 0.0%
├ C. 自己株式 (参考、計算式不使用) 2.8%
├ D. 個人大株主 1.6% (今川和明)
├ E. 政策保有金融(×0.7) 9.8% (14.0% × 0.7) (日本生命保険相互会社,株式会社三井住友銀行,株式会社三菱UFJ銀行)
├ F. 外国戦略株主 0.0%
├ G. オーナー系ファンド 0.0%
├ H. 持株会・共栄会(×0.5) 5.4% (10.7% × 0.5) (ユシロ化学工業取引先持株会,ユシロ化学工業従業員持株会)
└ I. 国内VC控除 −0.0%

※ v6.0(2026-04-30〜): 全項目を議決権分母(自己株式除外)で統一。A・Bは元の発行済総数分母値を÷(1-自己株式比率)で議決権分母に補正、D〜Iは大株主の議決権分母値をそのまま使用。Cは議決権ゼロのため計算式から除外(参考値)。

安定株主比率(鈴木式準拠)
34.0%
A. その他法人
17.3%
B. 政府・公共団体
0.0%
C. 自己株式 (参考、計算式不使用)
2.8%
D. 個人大株主
1.6% (今川和明)
E. 政策保有金融(×0.7)
9.8% (14.0% × 0.7) (日本生命保険相互会社,株式会社三井住友銀行,株式会社三菱UFJ銀行)
F. 外国戦略株主
0.0%
G. オーナー系ファンド
0.0%
H. 持株会・共栄会(×0.5)
5.4% (10.7% × 0.5) (ユシロ化学工業取引先持株会,ユシロ化学工業従業員持株会)
I. 国内VC控除
−0.0%
所有者別構成(法定開示区分)
金融機関31.4%
証券会社1.4%
その他法人16.2%
外国法人等7.1%
個人その他43.8%
自己株式6.3%
大株主一覧(上位10名)
#株主名所有者区分持株比率保有株数(株)
1 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 金融機関 14.1% 1,843,000
2 日本生命保険相互会社(常任代理人日本マスタートラスト信託銀行株式会社) 外国法人等 8.1% 1,057,000
3 ユシロ取引先持株会 個人その他 7.6% 985,000
4 スズキ株式会社 その他法人 4.2% 549,000
5 株式会社三井住友銀行 金融機関 4.0% 518,000
6 ユシロ従業員持株会 個人その他 3.6% 465,000
7 株式会社日本カストディ銀行(信託口) 金融機関 3.5% 452,000
8 株式会社三菱UFJ銀行 金融機関 2.4% 316,000
9 長瀬産業株式会社 その他法人 1.9% 243,000
10 今川和明 個人その他 1.6% 209,000
1
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 金融機関
14.1% 1,843,000株
2
日本生命保険相互会社(常任代理人日本マスタートラスト信託銀行株式会社) 外国法人等
8.1% 1,057,000株
3
ユシロ取引先持株会 個人その他
7.6% 985,000株
4
スズキ株式会社 その他法人
4.2% 549,000株
5
株式会社三井住友銀行 金融機関
4.0% 518,000株
6
ユシロ従業員持株会 個人その他
3.6% 465,000株
7
株式会社日本カストディ銀行(信託口) 金融機関
3.5% 452,000株
8
株式会社三菱UFJ銀行 金融機関
2.4% 316,000株
9
長瀬産業株式会社 その他法人
1.9% 243,000株
10
今川和明 個人その他
1.6% 209,000株
支配構造リスク
リスク項目判定詳細
オーナー管理
判定結果CEOまたは資産管理会社が大株主5%以上に該当せず
非該当 -
親子上場
判定結果該当する上場大株主なし
筆頭株主日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(14.1%)
非該当 -
筆頭株主が上場企業 -
上場大株主あり(20%超) -
政策保有・相互保有
#銘柄名コード株数時価持ち合い
1 スズキ(株) 7269 1,231,200株 2,531百万円
2 豊田通商(株)(注)3 8015 153,666株 992百万円
3 日本精化(株) 4362 286,700株 749百万円
4 日本パーカライジング(株) 4095 250,200株 418百万円
5 (株)三井住友フィナンシャルグループ(注)4 8316 50,151株 355百万円
6 ENEOSホールディングス(株) 5020 214,000株 282百万円
7 日新商事(株) 7490 115,800株 253百万円
8 いすゞ自動車(株) 7202 106,680株 248百万円
9 (株)三菱UFJフィナンシャル・グループ 8306 61,712株 226百万円
10 長瀬産業(株) 8012 150,000株 179百万円
11 オーエスジー(株) 6136 43,741株 164百万円
12 イオンディライト(株) 9787 29,269株 157百万円
13 (株)安永 7271 144,600株 142百万円
14 (株)ジェイテクト 6473 66,542株 137百万円
15 (株)ハリマビステム 9780 71,140株 67百万円
16 (株)MORESCO 5018 30,000株 65百万円
17 JFEホールディングス(株) 5411 33,625株 58百万円
18 (株)日本触媒 4114 25,768株 55百万円
19 不二越(株) 6474 8,607株 50百万円
20 (株)みずほフィナンシャルグループ 8411 5,642株 48百万円
21 日産自動車(株) 7201 106,537株 36百万円
22 日本精工(株) 6471 30,000株 34百万円
23 関西ペイント(株) 4613 11,000株 29百万円
24 パナソニックホールディングス(株) 6752 1,840株 8百万円
25 東洋紡(株) 3101 3,500株 6百万円
26 コスモエネルギーHD(株) 5,000株 N/A
27 双日ホールディングス(株) 646株 N/A
28 オーウェル(株) 30,000株 N/A
1
スズキ(株) 7269 相互保有
1,231,200 時価 2,531 百万円
2
豊田通商(株)(注)3 8015
153,666 時価 992 百万円
3
日本精化(株) 4362 相互保有
286,700 時価 749 百万円
4
日本パーカライジング(株) 4095 相互保有
250,200 時価 418 百万円
5
(株)三井住友フィナンシャルグループ(注)4 8316
50,151 時価 355 百万円
6
ENEOSホールディングス(株) 5020 相互保有
214,000 時価 282 百万円
7
日新商事(株) 7490 相互保有
115,800 時価 253 百万円
8
いすゞ自動車(株) 7202
106,680 時価 248 百万円
9
(株)三菱UFJフィナンシャル・グループ 8306
61,712 時価 226 百万円
10
長瀬産業(株) 8012 相互保有
150,000 時価 179 百万円
11
オーエスジー(株) 6136
43,741 時価 164 百万円
12
イオンディライト(株) 9787
29,269 時価 157 百万円
13
(株)安永 7271 相互保有
144,600 時価 142 百万円
14
(株)ジェイテクト 6473
66,542 時価 137 百万円
15
(株)ハリマビステム 9780
71,140 時価 67 百万円
16
(株)MORESCO 5018 相互保有
30,000 時価 65 百万円
17
JFEホールディングス(株) 5411
33,625 時価 58 百万円
18
(株)日本触媒 4114 相互保有
25,768 時価 55 百万円
19
不二越(株) 6474
8,607 時価 50 百万円
20
(株)みずほフィナンシャルグループ 8411
5,642 時価 48 百万円
21
日産自動車(株) 7201
106,537 時価 36 百万円
22
日本精工(株) 6471
30,000 時価 34 百万円
23
関西ペイント(株) 4613
11,000 時価 29 百万円
24
パナソニックホールディングス(株) 6752
1,840 時価 8 百万円
25
東洋紡(株) 3101
3,500 時価 6 百万円
26
コスモエネルギーHD(株)
5,000 時価 N/A 百万円
27
双日ホールディングス(株)
646 時価 N/A 百万円
28
オーウェル(株) 相互保有
30,000 時価 N/A 百万円
合計 28銘柄 対時価総額比率 15.4%
MEDIUM 対時価総額比率15.4%
オーナー管理
非該当
親子上場
非該当
筆頭株主が上場企業
上場大株主あり(20%超)
政策保有・相互保有
MEDIUM
対時価総額比率 15.4%
銘柄一覧(28銘柄)
1
スズキ(株) 7269 相互保有
1,231,200 時価 2,531 百万円
2
豊田通商(株)(注)3 8015
153,666 時価 992 百万円
3
日本精化(株) 4362 相互保有
286,700 時価 749 百万円
4
日本パーカライジング(株) 4095 相互保有
250,200 時価 418 百万円
5
(株)三井住友フィナンシャルグループ(注)4 8316
50,151 時価 355 百万円
6
ENEOSホールディングス(株) 5020 相互保有
214,000 時価 282 百万円
7
日新商事(株) 7490 相互保有
115,800 時価 253 百万円
8
いすゞ自動車(株) 7202
106,680 時価 248 百万円
9
(株)三菱UFJフィナンシャル・グループ 8306
61,712 時価 226 百万円
10
長瀬産業(株) 8012 相互保有
150,000 時価 179 百万円
11
オーエスジー(株) 6136
43,741 時価 164 百万円
12
イオンディライト(株) 9787
29,269 時価 157 百万円
13
(株)安永 7271 相互保有
144,600 時価 142 百万円
14
(株)ジェイテクト 6473
66,542 時価 137 百万円
15
(株)ハリマビステム 9780
71,140 時価 67 百万円
16
(株)MORESCO 5018 相互保有
30,000 時価 65 百万円
17
JFEホールディングス(株) 5411
33,625 時価 58 百万円
18
(株)日本触媒 4114 相互保有
25,768 時価 55 百万円
19
不二越(株) 6474
8,607 時価 50 百万円
20
(株)みずほフィナンシャルグループ 8411
5,642 時価 48 百万円
21
日産自動車(株) 7201
106,537 時価 36 百万円
22
日本精工(株) 6471
30,000 時価 34 百万円
23
関西ペイント(株) 4613
11,000 時価 29 百万円
24
パナソニックホールディングス(株) 6752
1,840 時価 8 百万円
25
東洋紡(株) 3101
3,500 時価 6 百万円
26
コスモエネルギーHD(株)
5,000 時価 N/A 百万円
27
双日ホールディングス(株)
646 時価 N/A 百万円
28
オーウェル(株) 相互保有
30,000 時価 N/A 百万円
合計 28銘柄 対時価総額比率 15.4%
📝 指標の説明
  • 安定株主比率: 鈴木式準拠9変数モデル(独自拡張版、v6.0 議決権ベース、2026-04-30〜)。A+B+D+E×0.7+F+G+H×0.5−I(分母=議決権総数=発行済−自己株式)。鈴木氏の見解では、30%を超えるとアクティビストにとっては狙いにくい銘柄となる(30%未満=議決権構造上の障壁が低い水準、30-70%=拮抗、70%以上=壁が極めて厚い)。直近の有価証券報告書に記載された大株主データに基づく。期中の売買は反映されない。この比率が低いほどアクティビストの委任状争奪で賛同票を集めやすい。
  • A. その他法人: 事業法人・持株会社等(所有者別状況)。取引先持ち合い等の固定株の中核
  • B. 政府・公共団体: 国・地方自治体・公的機関の保有分。政策的に売却されにくい完全固定株
  • C. 自己株式: 会社自身が保有する株式。議決権ゼロのため v6.0 から計算式不使用、参考値として表示。消却すれば1株あたり価値が上昇する。自己株式の消却要求はアクティビストの定番施策。
  • D. 個人大株主: 創業家・役員本人または同姓の個人。経営権に直結し最も固定度が高い
  • E. 政策保有金融(×0.7): 銀行・生損保等。東証の政策保有解消要請を受け3割は流動化リスクありとみなし係数0.7で割引
  • F. 外国戦略株主: 海外の事業パートナー等による戦略的保有。純投資ではなく売却されにくい
  • G. オーナー系ファンド: 創業家の資産管理会社等。オーナーの意向で固定される株式
  • H. 持株会・共栄会(×0.5): 従業員・取引先持株会。半分は退職・脱退で流動化するため0.5倍で算入。持株会が厚いと安定株が多いが、係数0.5なので壁としては薄い。
  • I. 国内VC控除: ベンチャーキャピタル・投資組合等。Exit狙いの純投資家であり固定株から完全除外
  • 所有者区分: 有価証券報告書の法定開示区分。金融機関(信託銀行含む)・証券会社・その他法人・外国法人等・個人その他・自己株式に分類。外国法人等の比率が高い企業はガバナンス改善圧力が強く、アクティビストの提案に賛同票が集まりやすい。
  • オーナー管理: CEOまたはその資産管理会社が大株主に名を連ね保有比率5%以上の場合に該当。経営陣の支配力が強くアクティビストの提案が通りにくい。ただし対話型アプローチで改善を引き出すケースもある。
  • 親子上場: 上場企業が過半数保有でCRITICAL、20%超大株主でHIGH。固定株が多く提案が通りにくい。上場企業による支配はガバナンス上の論点であり、アクティビストの分離・独立要求の対象になりうる。
  • 筆頭株主が上場企業: 最大株主が上場企業であるか。親子上場に準ずる構造的課題を示す。議決権支配によりアクティビストの提案が否決されるリスクがある。
  • 上場大株主あり(20%超): 20%超を保有する上場企業の大株主がいるか。親子上場に準じるリスク。安定株主の壁として機能しアクティビストに不利。
  • 政策保有リスク: HIGH=対時価総額比率5%超 / MODERATE=1-5% / MINIMAL=1%未満。売却すれば株主還元の原資になりうる。東証の政策保有解消要請が追い風。
  • 持ち合い: 当社の株式を相手方も保有している相互保有関係。有報の「当該株式の発行者による当社株式の保有の有無」に基づく

※ 安定株主比率の各項目は有価証券報告書(EDINET開示)のXBRLデータに基づいています。解析精度により一部データが正確に取得できていない場合があります。

保有比率の推移

2026-05-12〜2026-07-23 で 5.56% → 7.48% (全4回報告・平均 0.64%/回) 横ばい

報告日株価保有比率増減保有目的報告書
2026-05-12 3,430円 5.56% ±0
← 初回
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運…
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。ただし、受益者の利益を保全するために、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合がある。
S100Y1YP
2026-06-05 3,295円 7.61% +2.05%
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運…
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設的な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。ただし、受益者の利益を保全するために、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合がある。
S100Y7TA
2026-07-07 2,904円 8.97% +1.36%
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運…
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設的な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。ただし、受益者の利益を保全するために、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合がある。
S100YNXP
2026-07-23 2,987円 7.48% -1.49%
← 最新
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運…
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設的な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。ただし、受益者の利益を保全するために、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合がある。
S100YQXV
2026-05-12 初回 3,430円
報告書
5.56%
±0
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。ただし、受益者の利益を保全するために、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合がある。
2026-06-05 3,295円
報告書
7.61%
+2.05%
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設的な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。ただし、受益者の利益を保全するために、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合がある。
2026-07-07 2,904円
報告書
8.97%
+1.36%
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設的な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。ただし、受益者の利益を保全するために、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合がある。
2026-07-23 最新 2,987円
報告書
7.48%
-1.49%
株式会社Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有。スチュワードシップ・コードに則り建設的な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す。ただし、受益者の利益を保全するために、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合がある。

→ 保有比率は5.6%から7.5%へ小幅な変化(+1.92pp)にとどまる。

【過去の類似パターンとの照合】
現在のパターン: 約2ヶ月で5.56%から8.97%まで買い増した(+3.41pp)後、直近の報告で7.48%へ1.49pp減少に転じる。

類似事例:
大末建設(2025年)
パターン: ピーク時13.86%まで段階的に買い増した後に一部売却を進め、最終的に3.44%まで減少させて5%下振れ報告を提出した。
その後の行動: 非公開対話による増配・還元要求
結果: 配当99円から174円への増配、総還元性向50%化の実現に伴う利食いエグジット
豊和工業(2025年)
パターン: 5.66%の新規報告から約1ヶ月で全株を売却し0.00%とする極めて短期のエグジットパターン。
その後の行動: 保有目的での重要提案行為留保提示のみ
結果: 防衛テーマ急騰局面での短期利食い売却
エフアンドエム(2025年)
パターン: 5.80%の新規報告から実質16日間で全株を売却し0.00%とする極めて短期のエグジットパターン。
その後の行動: 保有目的での重要提案行為留保提示のみ
結果: 決算発表前後の短期利食いまたは対話不調による早期撤退

パターン分析:
過去の大末建設や豊和工業の事例に照らすと、今回の保有比率減少は、対話の進展が得られないことによる早期の保有規模縮小、あるいは一定の利益確定を目的とした一部売却プロセスの開始である可能性が考えられる。

過去の行動パターン詳細と、理論株価から見た株価の位置づけは以下のセクションで分析します。
ガバナンス
指標
社外取締役比率前実 33% (3名 / 9名)
社外役員比率(取締役+監査役) 33%
買収防衛策 TDnet開示なし
社外取締役比率前実
33% (3名 / 9名)
▼1/3
社外役員比率(取締役+監査役)
33%
買収防衛策
TDnet開示なし
取締役・監査役一覧
氏名役職区分保有株数持株比率
有坂昌規 代表取締役社長 社長執行役員 取締役 42,000株 0.3%
髙橋誠司 取締役常務執行役員(技術部門・生産部門担当) 取締役 20,000株 0.1%
石川拓哉 取締役執行役員(コーポレート部門担当) 取締役 12,000株 0.1%
濵元伸二 取締役(監査等委員) 取締役 10,000株 0.1%
髙倉一利 取締役常務執行役員(営業部門担当) 取締役 7,000株 0.1%
小林一重 取締役執行役員(南北アメリカ事業担当) 取締役 6,000株 0.0%
中野雅文 取締役 社外取締役 N/A N/A
杉山敦子 取締役(監査等委員) 社外取締役 N/A N/A
飯塚佳都子 取締役(監査等委員) 社外取締役 N/A N/A
有坂昌規 取締役
代表取締役社長 社長執行役員
42,000株 0.3%
髙橋誠司 取締役
取締役常務執行役員(技術部門・生産部門担当)
20,000株 0.1%
石川拓哉 取締役
取締役執行役員(コーポレート部門担当)
12,000株 0.1%
濵元伸二 取締役
取締役(監査等委員)
10,000株 0.1%
髙倉一利 取締役
取締役常務執行役員(営業部門担当)
7,000株 0.1%
小林一重 取締役
取締役執行役員(南北アメリカ事業担当)
6,000株 0.0%
中野雅文 社外取締役
取締役
N/A N/A
杉山敦子 社外取締役
取締役(監査等委員)
N/A N/A
飯塚佳都子 社外取締役
取締役(監査等委員)
N/A N/A

※「社外」はEDINET開示の役職名に基づく分類。

📝 指標の説明
  • 社外取締役比率: 独立した外部の人が取締役会に占める割合。過半数なら株主提案が通りやすい
  • 社外役員比率: 取締役と監査役を合わせた全役員に対する社外役員の割合
  • 買収防衛策: TDnet適時開示のタイトルマッチで判定。有報本文・XBRLは未参照。開示がない場合、未導入とは限りません

出典: EDINET有価証券報告書 (S100YEVT)

【編集部注】 安定株主比率34.0%という議決権構造から提案可決の障壁が算出された。だが、対話の進展や妥協を待つ期間において、底堅さを支える財務的クッションがどれほど機能するかは未知数である。


4. 下値は堅いか──配当・増配・自社株買い余力

株価が下がったらどこまで耐えられるか。ネットキャッシュの厚みと株主還元の実績から、下値を支える原資と還元姿勢を検証します。
NC比率?
ネットキャッシュ÷時価総額
総還元性向前実?
(配当+自社株買い)÷純利益(前期確定)
ネットキャッシュの時価総額カバー率(NC比率)
NC比率が高い企業は「使っていない現金」が多く、アクティビストが増配・自社株買いを要求する根拠になる。株価の下値を支える安全域の目安。
NC比率
40%
配当利回りシミュレーション
アクティビストが増配を要求した場合、配当利回りがどこまで上がり得るかの試算。利回り上昇は株価の下支え要因となる。
現在
3.3%
配当性向50%
5.0%
配当性向75%
7.6%
配当性向100%
10.1%

→ ネットキャッシュ比率(NC比率)40.22%の潤沢な還元原資を保有する一方、総還元性向は55.21%と過剰資本の蓄積を抑制するには不十分な水準にとどまる。

FCF(フリーキャッシュフロー)利回り8.97%が示す現金創出力は、配当性向を50%に引き上げた場合の想定配当利回り5.05%(モデル計算・将来非保証)を十分に賄える持続可能性を有している。手元資金の厚みと安定したキャッシュフローは株主還元を大幅に強化する余力を裏付けており、アクティビストが資本配分の見直しを要求する典型的な構造となっている。

根拠データ
判定基準
配当利回り:
1株あたり配当 ÷ 株価。現在の水準での基本指標。

総還元性向:
(配当+自社株買い)÷純利益。80%未満: 健全水準、80-100%: 高水準、100%超: 利益以上に還元しており持続不能。

配当性向:
① AI推定配当性向: このアクティビストの過去の増配要求実績(1件以上)と財務指標を統合してAIが推定した配当性向。
② シミュレーション配当性向: 過去実績なしの場合、MAX(業種配当性向中央値, 50%)を仮定値として使用。これは仮定に基づく試算であり、予測ではない。

増配余力:
NC比率が高いほど現金余剰が大きく、配当性向を引き上げても財務の安全性を損なわない。総還元性向100%超は持続不能。
増配シミュレーション
※ シミュレーションは前期確定EPSに基づく試算
現状配当性向 32.5%
3.3%
利回り
50%シナリオ配当性向 50%
5.0%
利回り
75%シナリオ配当性向 75%
7.6%
利回り
100%シナリオ配当性向 100%
10.1%
利回り
配当・還元データ
NC比率? 前実 40.2%
時価総額の約4割が余剰現金。増配原資は潤沢
総還元性向? 前実 55.2%
高水準の還元
FCF利回り? 前実 9.0%
自社
業種
FCF潤沢。増配の持続可能性が高い
業種配当性向中央値? 前実 35.0%
現在32.5%は業種を下回る水準(増配の論拠)
配当実績
配当性向(予想)? 34.9%
DOE? 前実 3.2%
自社
業種
配当成長率(前年比)? 14.3%
自社
業種
配当CAGR(3年)? 77.6%
自社
業種
自社株買い
自社株買い余力? 前実 37億円
自社株買い余力比率? 9.0%
時価総額比
9%
📝 指標の説明
  • NC比率: ネットキャッシュ(流動資産+投資有価証券×70%−負債合計)÷時価総額。高いほど増配・自社株買いの原資が潤沢で、アクティビストの還元要求の根拠になる
  • 総還元性向: (配当総額+自社株買い額)÷純利益。100%超は利益以上に還元しており持続不能。低い場合はアクティビストが増配・自社株買いを要求する余地が大きい
  • FCF利回り: フリーキャッシュフロー÷時価総額。配当の持続可能性を測る指標。配当利回りを上回っていれば配当は本業のキャッシュで賄えている
  • 業種配当性向中央値: 同業種の上場企業における配当性向の中央値。自社が下回っている場合、増配の論拠になる
  • 配当性向(予想): 予想1株配当÷予想EPS。利益のうちどれだけ配当に回しているかを示す
  • DOE: 株主資本配当率(Dividend on Equity)。配当総額÷株主資本。利益変動に左右されにくい安定配当指標で、3%以上が高水準の目安
  • 配当成長率(前年比): 前年度の1株配当からの増減率。増配傾向にあるかを確認する指標
  • 配当CAGR(3年): 直近3年間の配当の年平均成長率。継続的な増配トレンドの有無を示す
  • 自社株買い余力: ネットキャッシュから算出した自社株買いの原資額。余力が大きいほど、アクティビストが自社株買いを要求する根拠になる
  • 自社株買い余力比率: 自社株買い余力÷時価総額。5%以上なら十分な水準

出典: EDINET有価証券報告書 (S100YEVT)

【編集部注】 ネットキャッシュ比率(NC比率)40.22%がもたらす下値の堅牢性は見極められた。しかし、その頑健な土台の上で、一体どこまでのバリュエーション高度化が理論的に見込めるのか、その到達水準はまだ定義されていない。


5. 出口はどこか──シナリオ別試算値

何が起きたら、いつまでに、いくらで売れるのか。出口が見えなければ全体像が掴めない。
ここまでの分析を統合し、カタリストのスケジュールとトリガー条件から3シナリオの出口を描きます。
3シナリオ試算値レンジ?
弱気3,678円〜強気6,669円

現在株価: 2,987円

→ 試算値レンジ3,678〜6,669円(モデル計算・将来非保証)に対し、現在株価2,987円はレンジの下方に位置する。

理論株価試算値(モデル計算・将来非保証)の中央値は5,337円であり、現在株価を大きく上回っているが、アクティビストの推定取得単価が不明な中での保有比率減少は、バリュエーション到達による利益確定ではなく、対話膠着による早期の保有規模縮小である可能性が高い。過去の行動パターンからは、会社側の自主的な還元強化が公表されない限り、理論株価試算値への収斂を待たずに売却が進む蓋然性が高い構造となっている。

理論株価5モデル vs 現在株価(2,987円)
事業価値+余剰現金
5,337円(+78.7%)
EV/EBITDA逆算
4,457円(+49.2%)
配当還元
6,669円(+123.3%)
実質PBR是正
3,678円(+23.1%)
理論株価試算値(中央値)
5,337円(+78.7%)
赤線 = 現在株価
根拠データ
判定基準
3シナリオ試算値レンジ:
5つの理論株価モデルの最小値〜最大値。現在株価がレンジのどこに位置するかで割安/割高を視覚的に把握。

理論株価5モデル:
A: 清原式事業価値+余剰現金 / B: 実質PBR是正 / C: EV/EBITDA逆算 / D: 配当還元 / E: DOE逆算
理論株価試算値 = 常に算出可能な3モデル(A・B・D)の中央値。

推定取得単価: 大量保有報告書の記載から逆算。アクティビスト側の損益分岐であり、撤退圧力の発動水準。
3シナリオのトリガー条件
シナリオ試算値現在株価比トリガー条件(何が起きたら)
強気 6,669円 +123.3% 会社側が次回決算またはそれ以降に総還元性向の引き上げや自社株買いを公表し、資本効率改善が実現する場合
中立 5,337円 +78.7% 会社側から具体的な還元策が公表されず、アクティビストも保有比率を7%台で維持し対話を継続する場合
弱気 3,678円 +23.1% 対話の進展が得られないままアクティビストが売却を進め、保有比率が5%を割り込んで報告義務が消滅する場合
強気 +123.3%
6,669円
会社側が次回決算またはそれ以降に総還元性向の引き上げや自社株買いを公表し、資本効率改善が実現する場合
中立 +78.7%
5,337円
会社側から具体的な還元策が公表されず、アクティビストも保有比率を7%台で維持し対話を継続する場合
弱気 +23.1%
3,678円
対話の進展が得られないままアクティビストが売却を進め、保有比率が5%を割り込んで報告義務が消滅する場合
理論株価5モデル比較
モデル理論株価現在株価比
事業価値+余剰現金(清原式)
PER(清原式) 6.4倍 → 業種PER中央値 14.4倍 で事業を再評価し、NCを加算
NC 15,759百万円 + 適正事業価値 58,423百万円 = 理論時価総額 74,182百万円
→ 理論株価: 5,337円
5,337円 +78.7%
EV/EBITDA逆算
当社EV/EBITDA 5.79倍 → 業種中央値 9.21倍 で再評価
EBITDA 5,977百万円 × 9.21倍 = 理論EV 55,059百万円
理論EV 55,059百万円 − 純有利子負債 -6,897百万円 = 理論時価総額 61,956百万円
→ 理論株価: 4,457円
4,457円 +49.2%
配当還元
配当性向をMAX(業種中央値35.0%, 50%)=50.0%とした場合
潜在EPS 293.4円 × 50.0% = 潜在DPS 146.7円
→ 理論株価: 6,669円(要求利回り TOPIX平均2.2%)
6,669円 +123.3%
DOE逆算(3%ターゲット)
BPS × ターゲットDOE(3%) ÷ 要求利回り(2.2%)で算出。
算出不可: BPS(1株純資産)が未取得
N/A BPSが未取得
実質PBR是正
実質PBR 0.81倍 → 適用PBR 1.00倍(業種中央値0.82倍)
現在株価 2,987円 × 1.00 ÷ 0.81
→ 理論株価: 3,678円
修正純資産 479億円(不動産含み益データなし)
※ 実質PBRを業種中央値に機械的に収斂させた参考値。高ROE企業では控えめな試算となる傾向があります
3,678円 +23.1%
理論株価試算値(中央値)
常に算出可能な3モデル(清原式・PBR是正・配当還元)の中央値。
算出可能モデル数: 3件 → 中央値: 5,337円
5,337円 +78.7%
事業価値+余剰現金(清原式)
5,337円 +78.7%
▼現在
▶ 計算式
PER(清原式) 6.4倍 → 業種PER中央値 14.4倍 で再評価
NC 15,759百万円 + 適正事業価値 58,423百万円 = 理論時価総額 74,182百万円
EV/EBITDA逆算
4,457円 +49.2%
▼現在
▶ 計算式
当社EV/EBITDA 5.79倍 → 業種中央値 9.21倍 で再評価
EBITDA 5,977百万円 × 9.21倍 = 理論EV 55,059百万円
配当還元
6,669円 +123.3%
▼現在
▶ 計算式
配当性向 MAX(業種中央値35.0%, 50%)=50.0%
潜在EPS 293.4円 × 50.0% = 潜在DPS 146.7円
DOE逆算(3%ターゲット) N/A
実質PBR是正
3,678円 +23.1%
▼現在
▶ 計算式
実質PBR 0.81倍 → 適用PBR 1.00倍(業種中央値0.82倍)
現在株価 2,987円 × 1.00 ÷ 0.81
理論株価試算値(中央値)
5,337円 +78.7%
▼現在

※理論株価試算値は常に算出可能な3モデル(清原式・PBR是正・配当還元)の中央値。

📝 指標の説明
  • 事業価値+余剰現金(清原式): 今期予想純利益とNCを計算元に、PER(清原式)を業種中央値PERで再評価し、ネットキャッシュを加算した理論株価。事業の利益力を業種標準で評価した「フェアな値段」。これより安ければ市場が事業価値を過小評価している。
  • 実質PBR是正: 前期末の修正純資産ベース。修正純資産×業種中央値PBRで算出。資産ベースの理論株価。PBRが業種中央値に収斂する想定。含み益が大きい企業ほどこのモデルでの理論株価が高くなる。
  • EV/EBITDA逆算: 前期実績EBITDAベース。業種中央値のEV/EBITDA倍率でEBITDAを再評価し、負債と現金を調整して株価を逆算。グローバルM&Aで最も使われる尺度。買収される場合の「値段」に近い。
  • 配当還元: 今期予想EPSベース。増配後の想定DPSを市場平均配当利回りで割り引いた理論株価。増配要求が通った場合の潜在株価。配当性向引き上げの余地が大きいほど理論株価が高くなる。
  • DOE逆算: 前期末BPSベース。BPS×ターゲットDOE(3%)÷要求利回り。自己資本配当率をベースにした理論株価
  • 推定取得単価: 大量保有報告書に記載される取得価格と株数の加重平均。複数回の報告がある場合は直近の値を使用。これがアクティビストのコスト。この水準を意識して行動するため、撤退・追加投資の分岐点になる。
  • 理論株価試算値(中央値): 常に算出可能な3モデル(清原式・PBR是正・配当還元)の中央値。外れ値の影響を排除した代表値
このアクティビストの過去の行動パターン
銘柄行動内容結果
大末建設(2025年) 非公開対話による増配・還元要求 配当99円から174円への増配、総還元性向50%化の実現に伴う利食いエグジット
豊和工業(2025年) 保有目的での重要提案行為留保提示のみ 防衛テーマ急騰局面での短期利食い売却
エフアンドエム(2025年) 保有目的での重要提案行為留保提示のみ 決算発表前後の短期利食いまたは対話不調による早期撤退
パターン分析(AI抽出値):
過去の大末建設や豊和工業の事例に照らすと、今回の保有比率減少は、対話の進展が得られないことによる早期の保有規模縮小、あるいは一定の利益確定を目的とした一部売却プロセスの開始である可能性が考えられる。
※ 上記はAIが抽出した参考値です。SQLによるルールベース集計ではありません。

出典: 大量保有報告書 (S100YQXV)EDINET有価証券報告書 (S100YEVT)

【編集部注】 理論株価試算値(モデル計算)中央値5,337円という出口シナリオは導き出された。しかし、現在の保有比率減少という事態を踏まえ、このファンドが過去に同様の局面で実際にどのような結果を残してきたのか、その実績の確度が問われる。


6. 過去の打率は──過去2件でTOPIXに勝てたか

このアクティビストは過去、市場平均に勝てたか。勝率が低くても、個別の需給・財務条件が違えば結果は変わる──その違いをS1〜S5で多面的に検証してきました。
勝率(6ヶ月)?
11件中
超過リターン中央値?
TOPIX対比・6ヶ月

期待値スコア: -3.30

⚠ スコア計算には1年データを使用(現在N/A→スコア0.0)。パネル値は6ヶ月実績にフォールバック中。

※ パネルは6ヶ月実績(11件)を表示中。個別実績テーブルは1年以上経過し成績が確定した案件(14件)のみ掲載しています。

→ 実額ベースでは直近6ヶ月で72.72%がプラス(11件中・過去実績・将来非保証)と投資先の大半で利益を確保している。

ただし、TOPIX(東証株価指数)超過勝率(報告翌営業日始値基準)では45.45%(11件中・過去実績・将来非保証)にとどまり、市場平均と同等の実績となっている。このアクティビストは資本効率改善を求めるスタイルであり、大末建設のように要求実現に伴い超過リターンが拡大する事例がある一方、短期決着での売却例も多く、案件ごとのリターン分布のばらつきに留意が必要。

根拠データ
判定基準
大量保有報告書が公開された翌営業日の始値を基準に、その後の株価パフォーマンスを検証しています。
「勝ち」= 報告書公開翌営業日の始値を起点に、1年後の株価リターンがTOPIXを上回った案件
対象:fundnoteの過去15件の大量保有案件(うち1年以上経過し成績が確定した2件で勝率を算出)

勝率: 60%以上は市場平均を上回る傾向、50%未満は市場平均を下回る傾向。
超過リターン中央値: プラスなら市場平均を上回る実績。

※ リターンは報告翌営業日の始値から一律1年後の株価で算出しており、アクティビストの途中撤退は考慮していません。
開示翌日基準の成績(報告翌営業日始値)

⚠ 1年データ不足のため6ヶ月実績を表示しています

期間 勝率 リターン中央値 リターン平均値 対象件数
3ヶ月 54% 0.3% 1.1% 13
6ヶ月 45% -0.1% 1.9% 11
1年 50% -6.6% 31.0% 2
2年 N/A N/A N/A 0
3ヶ月 13件
勝率
54%
中央値
0.3%
平均
1.1%
6ヶ月 11件
勝率
45%
中央値
-0.1%
平均
1.9%
1年 2件
勝率
50%
中央値
-6.6%
平均
31.0%
2年 0件
勝率
N/A
中央値
N/A
平均
N/A

(参考)絶対リターン: 1年勝率 100% / 平均+65.8%、 2年勝率 N/A / 平均N/A

📝 指標の説明
  • 期待値スコア: 勝率×超過リターン中央値。プラスなら「平均的に市場を上回る」ことを示す総合指標。スコアがプラスのアクティビストは、過去に市場平均を上回る成果を出してきた実績がある。
  • 勝率: このアクティビストの過去投資先のうち、同期間のTOPIXリターンを上回った銘柄の割合。50%超なら市場平均に勝つ確率が高い
  • リターン中央値: TOPIX対比の超過リターンの中央値。典型的なケースでの実力を示す。外れ値の影響を受けにくい
  • リターン平均値: TOPIX対比の超過リターンの平均値。大きなリターンを出した銘柄の影響を受けやすい
  • 対象件数: 分析に使用した過去の投資先銘柄数。多いほど統計的信頼性が高い
  • 絶対リターン vs TOPIX超過リターン: 絶対リターンは株価の変動率そのもの。超過リターンは同期間のTOPIXリターンを差し引いた値。相場全体が上がった時に超過リターンがマイナスなら、市場に劣後しただけで実額ではプラスの場合もある。両方を見ることで実力を正確に把握できる。
  • スタイル: 積極介入型=株主提案・委任状争奪を積極的に行う / 建設的対話型=対話重視で改善を促す / パッシブ型=大量保有のみで積極的な働きかけは少ない
  • 算出方法の注意: リターンは報告翌営業日の始値から一律1年後(365日後以降の最初の営業日終値)の株価で機械的に算出しており、アクティビストの途中撤退は反映されていません。
過去投資先の個別実績(14件)
初回報告日 銘柄 リターン(1年) リターン(2年)
2025-05-09 川田テクノロジーズ(3443) -6.6% N/A
2025-03-19 大末建設(1814) +68.6% N/A
2026-05-22 佐藤商事(8065) N/A N/A
2026-02-20 大豊工業(6470) N/A N/A
2026-02-06 SMK(6798) N/A N/A
2026-01-22 KNT−CTホールディングス(9726) N/A N/A
2026-01-22 電気興業(6706) N/A N/A
2026-01-09 ヤマト(1967) N/A N/A
2025-11-21 エノモト(6928) N/A N/A
2025-11-10 日本シイエムケイ(6958) N/A N/A
2025-11-10 ROXX(241A) N/A N/A
2025-10-22 エフアンドエム(4771) N/A N/A
2025-10-07 大垣共立銀行(8361) N/A N/A
2025-08-22 豊和工業(6203) N/A N/A
川田テクノロジーズ (3443) 2025-05-09
1年
-6.6%
2年
N/A
大末建設 (1814) 2025-03-19
1年
+68.6%
2年
N/A
佐藤商事 (8065) 2026-05-22
1年
N/A
2年
N/A
大豊工業 (6470) 2026-02-20
1年
N/A
2年
N/A
SMK (6798) 2026-02-06
1年
N/A
2年
N/A
KNT−CTホールディングス (9726) 2026-01-22
1年
N/A
2年
N/A
電気興業 (6706) 2026-01-22
1年
N/A
2年
N/A
ヤマト (1967) 2026-01-09
1年
N/A
2年
N/A
エノモト (6928) 2025-11-21
1年
N/A
2年
N/A
日本シイエムケイ (6958) 2025-11-10
1年
N/A
2年
N/A
ROXX (241A) 2025-11-10
1年
N/A
2年
N/A
エフアンドエム (4771) 2025-10-22
1年
N/A
2年
N/A
大垣共立銀行 (8361) 2025-10-07
1年
N/A
2年
N/A
豊和工業 (6203) 2025-08-22
1年
N/A
2年
N/A

※ リターンはTOPIX超過リターン(報告翌営業日始値基準)。新規報告のみ。

出典: 大量保有報告書 (S100YQXV)

【編集部注】 直近6ヶ月のプラス比率72.72%という過去実績の傾向が整理された。だが、過去の数字がどれほど堅調であっても、足元で進む保有減少が完全な撤退のシグナルであるならば、その実績も前提から崩れ去る。


7. 撤退の兆候は──エグジットシグナルと検知条件

4つの撤退シナリオについて、観測データと警戒条件を整理します。
撤退兆候?
4項目中0項目が警戒(2項目は手動確認)

平均保有期間: N/A

📝 指標の説明
  • 撤退兆候: 4つの撤退シナリオ(保有比率減少・要求達成・対話膠着・バリュエーション到達)の該当状況を示すパネル。警戒1項目以上で赤、注視のみで灰、全て兆候なしで緑
  • 平均保有期間: このアクティビストの過去案件における平均保有期間。保有期間が短いファンドは早期売却リスクが高い。長いファンドは腰を据えて改善を求める傾向。
  • エグジットシグナルスコア: 50点満点で撤退リスクの総合度を数値化したもの。5つのシナリオ(保有比率減少・要求達成・議決権敗北・需給反転・バリュエーション到達)の合計。STRONG_HOLD(0-15)=撤退リスク低い / HOLD(16-25)=当面継続 / MONITOR(26-35)=継続監視 / STRONG_EXIT(36-50)=撤退の蓋然性が高い。スコアが高いほどアクティビストが撤退に近い状態。追加報告書の提出頻度と合わせて見ると予測精度が上がる。

→ 自動判定のうち保有比率減少が警戒水準に該当する。

保有比率が8.97%から7.48%へ1.49ポイント減少しており、報告書の最大5営業日の時間差を考慮すると、実態はさらに売却が進んでいる可能性がある。会社側から具体的な還元策が公表されていない中での減少は、対話の膠着に伴う一部売却プロセスの開始、あるいはファンド側のポジション調整が進んでいる蓋然性を示唆しており、過去にエフアンドエムや豊和工業で見られた短期撤退パターンへの警戒が必要である。

根拠データ
判定基準
撤退兆候チェックリスト(4項目):
各項目について「兆候なし / 注視 / 警戒」の3段階で判定。警戒が1項目以上でパネル赤、注視のみで灰、全て兆候なしで緑。

① 保有比率減少: 大量保有報告書の変更報告から自動判定。2回連続で減少した場合に警戒。
② 要求達成: 主要要求(増配・自社株買い・ガバナンス改革等)が実現し保有継続の動機が消滅した場合に警戒。現在は手動確認。
③ 対話膠着: 株主総会での提案否決が複数回続き対話にも応じない状態が長期化した場合に警戒。現在は手動確認。
④ バリュエーション到達: 株価が理論株価試算値に到達、またはPBRが業種中央値に収斂した場合に警戒。自動判定。
撤退シナリオ別チェック
▲ 注視 ① 保有比率減少
観測データ: 保有比率 7.48%(直近変動-1.49pp) →S3
警戒条件: 保有比率が2回連続で減少した場合
判定方法: 自動判定(大量保有報告書の変更報告から前回比較)
─ 自動検知の対象外 ② 要求達成
観測データ: 配当性向32.5%(業種中央値35.0%)
警戒条件: 主要要求(増配・自社株買い・ガバナンス改革等)が実現し、保有継続の動機が消滅した場合
─ 自動検知の対象外 ③ 対話膠着
観測データ: 安定株主比率 34.0%、社外取締役比率 →S3
警戒条件: 株主総会での提案否決が複数回続き、経営層が対話にも応じない状態が長期化した場合
● 兆候なし ④ バリュエーション到達
観測データ: 実質PBR 0.81倍(業種中央値0.82倍の1.0倍) →S1
警戒条件: 理論株価試算値に到達、またはPBRが業種中央値に収斂した場合
判定方法: 自動判定(PBR・理論株価と閾値の比較)

本チェックリストは撤退兆候の有無を整理したものであり、売買タイミングの助言を構成するものではありません。

出典: 大量保有報告書 (S100YQXV)EDINET有価証券報告書 (S100YEVT)

【編集部注】 1.49ポイントの保有減少という撤退の懸念要因が浮き彫りになった。個別の財務、行動、構成、実績のデータが出揃った今、これらを統合した全体像からどのような複合的判断が導かれるのか。


8. まとめ──スコアの構成と根拠

S1〜S7の分析を4つの軸で集約した総合指標。スコアの計算過程とデータ品質を開示します。
コバンザメスコア?
/ 10.0
財務 2.5 + 行動 1.4 + 株主構成 1.5 + 実績 0.0
財務
2.5/3.0
30%
行動
1.4/3.5
35%
株主構成
1.5/2.5
25%
実績
0.0/1.0
10%
合計
5.4
/10

※ 本スコアは、財務面の割安度・アクティビストの行動特性・株主構成・過去案件の実績を定量評価した分析指標です。投資判断を推奨するものではありません。

→ 石油・石炭製品業界は需要減少に伴う再編期にあり、他社では出光興産による富士石油の持分法適用会社化に代表される資本効率改善の動きが進行している。

このマクロ環境下、ユシロはPBR(株価純資産倍率)(実質)0.81倍、ネットキャッシュ比率(NC比率)40.22%という過剰資本を抱える構図となっており、資本配分の再構築が共通の課題である。安定株主比率34.0%という議決権構造は、他社での事例を踏まえても一定の対話余地を残すものの、fundnoteの保有比率は8.97%から7.48%へ減少している。業界全体での効率化圧力が強まる中、個別銘柄における財務の割安性とアクティビストの保有減少という逆方向の事象が、総合スコア5.4の背景として位置づけられる。

根拠データ
判定基準: コバンザメスコアの算出方法
コバンザメスコア(0.0〜10.0)
4つの分析軸を重み付け平均した総合指標。
composite = (財務×0.30 + 行動×0.35 + 株主構成×0.25 + 実績×0.10) ÷ 5.0 × 10.0

割安か+下値は堅いか(財務 ×30%)
バリュエーション・資本効率・株主還元余力。§1と§4の分析がこの軸に対応。
5=極めて割安+還元余力潤沢、0=割高+効率的。

どう動くか+撤退の兆候は(行動 ×35%)
本気度・行動確率・戦略予測・撤退リスク。§2と§7の分析がこの軸に対応。
5=AGGRESSIVE+高勝率+エスカレーション、0=撤退兆候。

提案は通るか(株主構成 ×25%)
議決権構造・株主構成・浮動株比率。§3の分析がこの軸に対応。
5=壁が薄い+浮動株潤沢+票読みHIGH、0=壁が厚く変更困難。

過去の打率は(実績 ×10%)
アクティビストの過去案件バックテスト。§6の分析がこの軸に対応。
TOPIX超過勝率×超過リターン中央値。データ不足時は0.0。

データ品質
HIGH=データ十分で信頼性高い / MEDIUM=一部欠損あり / LOW=重要データ欠損。

※本スコアはモデル計算値であり、投資判断を示すものではありません。将来のリターンを保証・予測するものではなく、スコアの高低は売買の推奨を意味しません。

スコア内訳
分析軸スコアウェイトデータ品質?
割安か+下値は堅いか(財務)?4.2 / 5×30%HIGH
どう動くか+撤退の兆候は(行動)?2.0 / 5×35%MEDIUM
提案は通るか(株主構成)?3.0 / 5×25%MEDIUM
過去の打率は(実績)?0.0 / 5×10%期待値マイナス
コバンザメスコア?5.4/ 10.0

各軸スコアはS1〜S7の分析データを入力としたAIによるモデル計算値であり、ルールベースの算出ではありません。 同一データに対して実行ごとに微小な差異が生じる場合があります。

AI分析プロセス
アクティビスト意図: 対話膠着に伴う一部売却プロセスの開始
データ品質: VERIFIED 財務分析: HIGH ガバナンス分析: MEDIUM 株主構成分析: MEDIUM

ステージ間分析

⚠ ステージ間の矛盾:
  • 財務分析では自己資本利益率(ROE)10.00%と業種平均を上回る収益性を評価しているが、ガバナンス分析では会社側から具体的な還元強化策が公表されないままアクティビストの保有比率が減少に転じている点。
矛盾解消: 収益性が高いにもかかわらずPBR(株価純資産倍率)0.81倍と低迷している主因は過剰資本にあり、アクティビストは対話による改善を求めていたと推定されるが、決算発表を前に一部売却によるポジション調整を行った蓋然性が高い。
✔ ステージ間シナジー:
  • ネットキャッシュ比率(NC比率)40.22%の潤沢な還元原資と、安定株主比率34.0%という議決権構造上の障壁の低さが組み合わさることで、株主提案等の圧力をかけやすい構造が維持されている点。
相互作用効果:
  • 浮動株比率50.0%と高い流動性があるため、アクティビストの一部売却が市場に与える需給インパクトは限定的だが、保有比率減少の事実自体が他の株主の心理的警戒感を誘発する可能性がある。
調査トピック: 石油製品業界の需要減少 / 出光興産と富士石油の提携 / fundnoteの保有比率推移 | ※ AI生成・外部情報参照



出典:
EDINET有価証券報告書 (S100YEVT)
EDINET半期報告書 (S100X0NZ)
大量保有報告書 (S100YQXV)
⚠ 重要なお知らせ (Disclaimer)
本レポートは、当サービスが独自に開発したアルゴリズムによる計算結果・統計データを提供するものであり、特定の金融商品の売買を推奨・勧誘するものではありません。 理論株価試算値・スコア等はモデル計算に基づく参考値であり、将来の価格・リターンを保証するものではありません。 データは複数の公開情報源から自動取得しており、正確性を保証するものではありません。重要な判断の際は、必ず1次情報(EDINET・TDnet・企業IR等)でご自身で確認してください。 投資判断はご自身の責任において行ってください。本情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当サービスは一切の責任を負いません。