カシオ計算機 (6952) 電気機器

時計、コンシューマ、その他の各分野で開発から販売までを手掛ける電機メーカー。主力セグメントは「時計(ウオッチ、クロック等)」と「コンシューマ(電子辞書、電卓、電子楽器等)」。国内外の小売店や代理店を通じて、一般消費者や法人顧客へ製品を提供し、保守サービスまで一貫した事業活動を展開しています。
3Dインベストメント積極介入型
保有比率: 3.99% ↓-1.04% 減少変更(減少)
報告書提出日: 2026-08-13
3Dインベストメントは過去に介入先で多くの成果を出してきた──だがカシオ計算機では公開された提案活動がないまま保有比率を初めて減少させた。
コバンザメスコア?
(0.0–10.0)
4.0–7.0
全186件中 ─ 中央値: 5.9 / 上位25%: 6.9
0 中央値 上位25% 10
目次 (クリックで開閉 ── ▶ マークは全て同様に操作できます)
  1. 割安か──バリュエーション指標
  2. どう動くか──介入シナリオと行動確率
  3. 提案は通るか──株主構成と議決権の壁
  4. 下値は堅いか──配当・増配・自社株買い余力
  5. 出口はどこか──シナリオ別試算値
  6. 過去の打率は──実績と勝率
  7. 撤退の兆候は──エグジットシグナルと検知条件
  8. まとめ──スコアの構成と根拠

1. 割安か──バリュエーション指標

今の株価は割高か割安か。PBR・PER・NC比率などの指標から、複数のアプローチで株価水準を検証します。
データ期間の見方 前実 直近の確定決算(有価証券報告書・決算短信)の数値 今予 会社が発表した今期の業績予想に基づく数値 ※ 株価・時価総額は前営業日終値
実質PBR前実?
業種中央値1.25倍
EV/EBITDA前実?
業種中央値35.30倍
ROICスプレッド前実?
ROIC 3.2% − WACC 5.0%
業種内ポジション
アクティビストは同業他社との比較で経営改善余地を主張する。中央値からの乖離が株主提案の根拠となる。
PBR
2.22倍(75%ile)
EV/EBITDA
38.07倍(53%ile)
ROE
7.7%(55%ile)
← 低い   業種中央値   高い →
ROIC vs WACC
ROICがWACCを上回れば価値創造、下回れば価値破壊。アクティビストはスプレッドがマイナスの企業に対し、事業再編や資本配分の見直しを要求する根拠とする。
スプレッド
-1.9%(価値破壊)
← 価値破壊ROIC 3.2% | WACC 5.0%価値創造 →

→ 実質PBR(株価純資産倍率)2.22倍は業種中央値1.25倍を77.5%上回り、資産面での割安さは後退している。

ネットキャッシュ比率(NC比率)24.28%を考慮したPER(株価収益率)(清原式)は17.87倍にとどまる。ROIC(投下資本利益率)3.18%はWACC(加重平均資本コスト)5.03%を下回る。稼ぐほど価値を損なう構造が低評価の主因である。アクティビストの保有減少は、取得時比+93.08%の株価上昇に伴う投資回収と整合する。

年足チャート
参考:年足(暦年)の株価推移。株式分割・併合は最新基準に遡及調整済み。過去データであり将来を保証するものではない。
週足チャート
参考:週足の株価推移。紫の水平線は推定取得単価(撤退圧力発動水準)、マーカーは大量保有報告書提出時点の保有比率。過去データであり将来を保証するものではない。
根拠データ
判定基準
実質PBR:
含み益(不動産・政策保有株等)を加味した純資産に対する株価倍率。業種中央値との乖離で割安/割高を判断する基礎指標。1.0倍未満: 割安圏、1.0-1.5倍: 中立圏、1.5倍以上: 割高圏。

EV/EBITDA:
企業価値(時価総額+有利子負債−現金)÷ EBITDA。キャッシュフローベースの企業価値評価。業種中央値比0.8未満: 割安圏、0.8-1.2: 中立圏、1.2超: 割高圏。EBITDAが取得できない場合はPER(清原式)で代替。

ROICスプレッド:
ROIC − WACC。プラスなら資本コスト以上の利益を創出(価値創造)、マイナスなら価値破壊。10%超: 強い価値創造、0-10%: 中立水準、マイナス: 価値破壊。

NC比率(清原式):
ネットキャッシュ(流動資産+投資有価証券×70%−負債合計)÷時価総額。高いほどアクティビストが還元強化を要求する根拠が強くなる。
割安度の検証
2,365円
発行済株式数: 234,461,814株
PBR 前実?
市場ベース?
2.22倍
資産調整後?
2.22倍
市場
実質
PER 今予?
市場ベース?
22.51倍
清原式?
17.9倍
市場
清原
純資産 前実?
簿価
2,357億円
修正純資産?
2,357億円
簿価
修正
NC比率(清原式) 前実?
NC比率
24.3%
目安 約10%
NC額?
1,347億円
= 流動資産 2,458億円 + 投資有価証券×70% 66億円 − 負債合計 1,157億円
NC/時価総額
24%
時価総額?
市場
5,545億円
理論時価総額?
5,229億円
市場
理論
配当利回り 今予?
現在
-
潜在利回り?
2.22%
📝 指標の説明
  • PBR(株価純資産倍率): 前期末の簿価純資産に対する株価の倍率。会社を今すぐ解散した場合の資産価値に対して、株価が何倍かを示す。1.0倍なら帳簿上の資産と株価が同じ。1倍割れは東証の「資本コストや株価を意識した経営」要請の対象。アクティビストが「株主資本を有効活用できていない」と指摘する最も基本的な根拠になる。
  • 実質PBR: 前期末の修正純資産(含み益加味)に対する株価の倍率。帳簿に載っていない「隠れた資産価値」を反映する。簿価PBRが1倍超でも、不動産や株式の含み益を加えると実質的に割安になるケースがある。アクティビストは実質PBRを重視し、含み資産の売却・活用を要求する根拠にする。
  • PER(株価収益率): 今期の会社予想EPSに基づく株価収益率。今の利益水準で投資額を回収するのに何年かかるかの目安。低いほど利益に対して株価が割安。業種中央値より高ければ市場の期待が大きい。低ければ過小評価されている可能性があり、アクティビストが「株価を引き上げる施策」を要求する根拠になりうる。
  • PER(清原式): (時価総額 − ネットキャッシュ) ÷ 今期予想純利益。余剰現金を差し引き、事業の利益力だけに対するPERを算出する。通常PERより低くなるほど「現金の厚み」が株価に織り込まれていない。清原式PERが業種中央値を大幅に下回る企業は、現金を抱え込んだまま事業効率を高めていない可能性が高く、アクティビストの還元要求の典型的な対象。
  • 純資産: 会社の資産から負債を差し引いた正味の財産額。「簿価」は帳簿上の金額、「修正純資産」は不動産含み益などを加算した実態ベースの金額。
  • 修正純資産: 簿価の純資産に、保有不動産の含み益・有価証券の含み益を加算した「実態ベース」の純資産額。この金額が大きいほど企業の「隠れた資産」が多い。遊休資産の売却、政策保有株の解消、不動産のリート化など、アクティビストが資産活用を要求する原資の規模を示す。
  • EV/EBITDA: 企業価値(時価総額+前期末有利子負債−現金)÷ 前期実績EBITDA。減価償却の影響を除いたキャッシュフローベースの企業価値倍率。M&A(企業買収)で最も使われる値付けの尺度。業種中央値より低ければ買収対象として割安であり、TOB(公開買付け)の可能性を測る目安にもなる。
  • 時価総額: 株価×発行済株式数。「市場」は現在の株式市場での評価額。「理論時価総額」は事業利益を業種平均PERで再評価し、余剰現金を加算した理論上の企業価値。
  • 理論時価総額: 清原式事業価値モデルによる試算値。算式: 理論時価総額 = 適正事業価値 + ネットキャッシュ。適正事業価値 = (市場評価の事業価値 ÷ PER清原式) × 業種PER中央値。理論時価総額が現在の時価総額を上回る場合、市場が企業価値を過小評価している可能性を示す。アクティビストはこの乖離を根拠に、株主還元や資本政策の見直しを要求する。
  • 配当利回り: 今期予想の1株あたり配当金÷株価。投資額に対して年間いくら配当を受け取れるかの指標。業種中央値より低ければ増配余力がある可能性を示す。アクティビストが増配要求する際の出発点になる。
  • 潜在利回り: 今期予想の利益を前提に、配当性向を引き上げた場合に実現しうる理論上の配当利回り。算式: 潜在利回り = EPS × MAX(業種配当性向中央値, 50%) ÷ 株価。潜在利回りが現在利回りを大きく上回る場合、増配余力が大きいことを意味し、アクティビストの増配要求が企業価値向上に寄与するシナリオの蓋然性が高い。
  • NC比率(清原式): 前期末ネットキャッシュ(流動資産+投資有価証券×70%−負債合計)÷時価総額。時価総額に対して余剰現金をどれだけ抱えているかの比率。この比率が高い企業は「現金を溜め込んでいる」とみなされる。自社株買い・増配・特別配当の要求根拠になり、比率が高いほどアクティビストの介入動機が強い。
  • NC額: ネットキャッシュ額。計算式: 流動資産 + 投資有価証券×70% − 負債合計。事業に使っていない余剰現金の総額。NC額が大きいほど自社株買い・増配・特別配当の原資が豊富。アクティビストが還元強化を要求する際の具体的な金額規模を示す。
セクター相対評価

業種: 電気機器(33業種分類)

PBR 前実
当社
2.22倍
業種中央値
1.25倍
対業種 1.77倍
PER 今予
当社
22.51倍
業種中央値
16.52倍
対業種 1.36倍
ROE 前実
当社
7.7%
業種中央値
6.9%
対業種 1.12倍
配当性向(実績) 前実
当社
58.7%
業種中央値
34.3%
対業種 1.71倍
📝 指標の説明
  • 対業種比: 当社値÷業種中央値。1.0=業種平均水準
  • 業種内順位(%ile): 業種内でのパーセンタイル順位。PBR・PER: 低%ile=割安 / ROE: 高%ile=高効率
  • ROE(自己資本利益率): 前期確定の純利益÷自己資本。株主の出資に対してどれだけ効率的に利益を稼いでいるか。8%未満なら東証の「資本コストを意識した経営」要請の対象。アクティビストが改善を要求する根拠になる。
  • 配当性向(実績): 前期確定の純利益のうち配当に回した比率(実績値)。会社予想ベースの配当性向はS4に記載。低すぎれば増配要求の余地が大きい。高すぎれば持続性に問題があり、利益成長が求められる。
株主資本は有効に使われているか
計算パラメータ(Beta / WACC / ROIC)
指標
Beta(1年)? 0.73
株主資本コスト前実? 5.4%
WACC前実? 5.0%
ROIC前実? 3.2%
結論: 価値を創っているか
ROICスプレッド 前実? -1.9% 価値破壊
▼0%
EVA 前実? -51億円
ROE 7.7%
原因: ROEを決める3要素
売上高純利益率 前実? 6.6%
総資産回転率 前実? 0.79回
財務レバレッジ 前実? 1.49倍
ROE 7.7% の内訳
利益率
6.6%
回転率
0.79回
レバレッジ
1.49倍
余力: まだ使える手段はあるか
D/Eレシオ 前実? 0.21倍
▼1.0倍
📝 指標の説明
  • ROICスプレッド: ROIC(投下資本利益率)からWACC(加重平均資本コスト)を差し引いた値。プラスなら株主が期待する最低リターンを超える利益を生んでおり「価値創造」、マイナスなら資本コスト以下の利益しか出せておらず「価値破壊」の状態。アクティビストが最も重視する経営効率の指標。スプレッドがマイナスの企業は「株主の資本を有効に使えていない」と批判される。事業ポートフォリオの再編(低ROIC事業の売却)、遊休資産の処分、余剰現金の株主還元など、資本配分の見直しを要求する最も強力な根拠になる。
  • EVA(経済的付加価値): Economic Value Added。税引後営業利益(NOPAT)から投下資本×WACCを差し引いた金額。ROICスプレッドを金額で表したもの。プラスなら真の経済的利益を生んでおり、マイナスなら会計上は黒字でも株主資本を食い潰している。EVAがマイナスの企業は「帳簿上は利益が出ているが、株主の機会費用を考慮すると実質赤字」。アクティビストは「EVAがゼロ以上になるまでROICを改善せよ」と具体的な数値目標を掲げて経営改善を要求する。金額で示されるため、毀損規模が直感的に伝わる。
  • ROE(自己資本利益率): 純利益÷自己資本。株主の出資に対してどれだけ効率的に利益を稼いでいるかを示す。ROEは以下の3要素に分解できる(デュポン分析)。8%未満なら東証の「資本コストや株価を意識した経営」要請の対象。アクティビストが改善を要求する際の出発点となる指標であり、どの要素が足を引っ張っているかをデュポン分析で特定する。
  • 売上高純利益率: 純利益÷売上高。売上からどれだけ最終利益を残せているかを示す「収益性」の指標。ROEを構成するデュポン3要素の1つ。利益率が低い場合、アクティビストは不採算事業の撤退・売却、コスト構造の改善、価格転嫁��の強化を要求する。特に多角化企業では「低利益率のセグメントを切り離せ」という事業ポートフォリオ再編の根拠になる。
  • 総資産回転率: 売上高÷総資産。保有する資産をどれだけ効率的に売上に変換できているかを示す「効率性」の指標。ROEを構成するデュポン3要素の1つ。回転率が低い場合、遊休資産・過剰在庫・不要な政策保有株を抱えている可能性が高い。アクティビストは「使っていない資産を売却して株主に返せ」と要求する。不動産や政策保有株の売却要求の定量的根拠になる。
  • 財務レバレッジ: 総資産÷純資産。借入によって資産をどれだけ膨らませているかの度合い。ROEを構成するデュポン3要素の1��。高いほどROEは上がるがリスクも増す。レバレッジが低すぎる(=純資産が��沢すぎる)場合、アクティビストは「余剰資本を株主に返還すべき」と主張する。自社株買いや特別配当によって自己資本を圧縮し、ROEを引き上げる戦略の根拠になる。
  • D/Eレシオ: 有利子負債÷株主資本。借入への依存度を示す。1.0倍未満なら借入より自己資本が多い安全圏。低いほど追加の借入余力が大きく、自社株買い・増配・設備投資の原資を調達しやすい。D/Eレシオが極端に低い企業は「財務が保守的すぎる」として、最適資本構成への転換を求められる。適度な借入でレバレッジを高め、余剰資本を株主還元に回すことでROE改善とPBR是正を同時に実現する――これがアクティビストの典型的な資本政策提案。
  • Beta(1年): 過去1年間の日次リターンをもとに算出した、市場全体(TOPIX)に対する株価の変動感応度。1.0なら市場並みの変動、1.0超なら市場より大きく動く、1.0未満なら市場より安定的。株主資本コスト算出のパラメータ。Betaが高い銘柄は資本コストも高くなるため、ROICスプレッドがマイナスに振れやすい。アクティビストにとっては「資本コストが高いのにそれを超えるリターンを出せていない」という批判の材料��なりうる。
  • 株主資本コスト: 株主が期待する最低限のリターン。算式: リスクフリーレート(1.0%) + Beta × 市場リスクプレミアム(6.0%)。ROEがこの率を下回っていれば、株主の期待に応えられていない。東証の「資本コスト経営」要請の中核概念。アクティビストは「御社の株主資本コストはX%だが、ROEはY%しかない。コストを下回るリターンは株主価値の毀損だ」と数値を突きつけて改善を要求する。
  • WACC(加重平均資本コスト): 株主資本コストと負債コストを資本構成比率で加重平均した、企業全体の資本コスト。ROICがWACCを上回っていれば価値を創造している。企業価値評価(DCF法)の割引率として使われ、M&AやMBOの価格算定にも影響する。アクティビストはWACCを基準に「事業の取捨選択」を提案し、WACC未満のリターンしか出せない事業の売却を要求する。
  • ROIC(投下資本利益率): 税引後営業利益(NOPAT)÷投下資本(株主資本+有利子負債)。事業に投じた全資本に対するリターン。ROEが株主視点の指標であるのに対し、ROICは債権者を含む全資本提供者の視点。ROICは財務レバレッジの影響を受けないため、事業の「素の実力」を測る指標としてアクティビストが重用する。「ROICツリー」で分解し、改善余地がある事業オペレーションを特定する手法が定着している。

出典: EDINET有価証券報告書 (S100YJ1H)大量保有報告書 (S100YWL8)

【編集部注】 資産面の割安さは後退した。しかし動向の真意は未解明である。


2. どう動くか──介入シナリオと行動確率

大量保有報告書は出した──次の問いは、純投資のままか、経営に変化を求めるか。報告書の文言・過去の行動パターンから、介入の方向性と確率を読みます。
行動確率?
過去17件中9件(2026-05-05時点の調査)

→ 行動確率53%(過去17件中9件)は、このアクティビストが関与を強める際の実績を示す(過去実績・将来非保証)。

カシオ計算機への大量保有報告は2026年4月の5.03%から、同年8月には3.99%へ減少した。この間、株価は1459円から2365円へ上昇し、PBR(株価純資産倍率)は2.22倍に達した。推定取得単価1224.88円に対し、現在株価は93.08%上回る。公開情報上、会社側への株主提案や公開書簡の証跡は確認されない。会社側は2026年1月に50億円の自己株式取得枠を設定した。今回の保有比率低下は、株価上昇局面における部分的な売却と整合する。5%を割り込んだことで、今後の追加売却時に報告義務が発生しない構造へ移行した。

主要戦略: 資産売却要求 / 副次的な戦略: 株主還元方針変更

推定取得単価1,225円に対し現在株価2,365円(乖離+93.1%)。

共同保有者・貸株・担保契約:いずれも本報告書に記載なし

📝 指標の説明
  • 行動確率: このアクティビストの過去の全保有案件のうち、実際に株主提案・増配要求等の行動に移った割合。75%以上なら過去の実績上ほぼ確実に動く。50%未満なら純投資で終わる可能性も。
  • 推定取得単価: 大量保有報告書の記載(取得価格×株数)から加重平均で算出した1株あたり推定コスト。現在株価がこれを下回ると含み損。撤退圧力が発動する水準であると同時に、追加買い増しの動機にもなる。
  • 共同保有者: 同一目的で株式を共同保有する者。報告書の「共同保有者」欄に記載。共同保有者がいれば実質的な議決権はその合算。表面上の保有比率より影響力が大きい場合がある。
  • 貸株・担保契約: 保有株式の貸株や担保提供の有無。貸株に出していれば議決権行使時に回収が必要。担保差入れがあれば追加投資の制約になりうる。
根拠データ
判定基準
行動確率:
このアクティビストの過去の全保有案件のうち、実際にエスカレーション(株主提案・対話要求等)に移った比率。75%なら4件中3件で行動に転じた実績。保有目的文言はテンプレート化されていることが多いため、文言一致ではなく全案件ベースで算出。灰色固定表示。

ISS/Glass Lewis基準該当: 一般公開基準への形式的該当を示す。実際の個別推奨は非公開(有料レポート)のため「反対推奨された」と断定するものではない。
過去投資先での実績
行動パターン
過去17件中、株主提案に踏み込んだのは3件、法的係争が1件、公開書簡送付が4件、会社対応のみ観測が1件である。株主提案階層の勝率は100.0%、対する明示的行動なし階層の勝率は33.3%であり、関与の深さが過去実績の超過リターンに連動する傾向が確認される。ただし、本件においては公開されたエンゲージメントの事実が確認されておらず、過去の行動パターンをそのまま適用することはできない。

行動タイプ別の成績(過去17件、リターン確定 13件)

行動強度 件数 1年超過勝率 超過R中央値
E法的係争型 1件 100.0% (1件) 18.3%
D株主提案型 3件 100.0% (2件) 30.2%
C公開書簡型 4件 33.3% (3件) -25.4%
B会社対応のみ観測 1件 100.0% (1件) 9.8%
A明示的行動なし 8件 33.3% (6件) -17.4%

※ 過去実績。投資判断の保証ではない。D階層(株主提案型)の結果内訳(可決/譲歩/否決)は下記カード個別参照。

過去投資先での行動履歴(全17件):過去の新規報告銘柄について、実際の行動と保有目的を対比(当該企業は除外)。

三井倉庫ホールディングス (9302) 倉庫・運輸関連業 A 行動なし
初回報告: 2025-05-08 ピーク比率: 11.15%
実際の行動

目立った行動は確認できませんでした(純投資で完結)

参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-05
1年超過リターン: -26.6%
EDINET保有目的「純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為…」
純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと。
スクウェア・エニックス・ホールディングス (9684) 情報・通信業 A 行動なし
初回報告: 2025-04-28 ピーク比率: 18.53%
実際の行動
AGM結果
/ Glass Lewis 等議決権助言会社の動向次第)。配当性向 63% まで上昇後の追加リターン余地は配当ではなく自社株買い・事業再編・MBO/売却シナリオに依存。2026-06 総会で株主提案否決でも 3D 側がエンゲージメント長期化させる公算大、出口の見えにくい長期テーマ株化リスクあり。2026-02 通期上方修正で経営側の正当化ロジック強化、3D の "中計不十分" 主張の説得力低下リスク
メディア報道
usinessWire で 100 ページ超プレゼン "That Excitement Once Again" を公開し他株主に意見表明を呼びかけ** (3dipartners.com 上で資料配布、報道ベース: Automaton/PC Gamer/Game Developer)。提言の 3 本柱は (1) 業績停滞・利益率低迷、(2) コンソール・モバイル不振 + ゲーム開発資産の大規模減損、(3) 中
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-05
1年超過リターン: -44.6%
EDINET保有目的「純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為…」
純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと。
日鉄ソリューションズ (2327) 情報・通信業 C 公開書簡
初回報告: 2024-08-26 ピーク比率: 9.40%
実際の行動
公開書簡
「現実から乖離した数値」「合理的根拠を欠く情報」、nssol.nipponsteel.com/press/2025/20250408_153001.html) → **2025-06-01 取締役会宛公開書簡** を送付 (businesswire.com/20250601869001/ja)。独立社外取締役のみで構成する特別委員会の設置 + 日本製鉄との関係の根本的見直し (マーケットチェック含む) を
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-05
1年超過リターン: -25.4%
EDINET保有目的「純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為…」
純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと。
東邦ホールディングス (8129) 卸売業 E 法的係争
初回報告: 2024-06-24 ピーク比率: 21.19%
実際の行動
株主提案
2025-05-25 第 77 回総会で取締役再任反対の議決権行使推奨 (株主提案ではなく反対推奨、一次資料)。2026-06 定時総会への株主提案 (取締役選任議案等) の正式発表は未確認 (本稿時点で 3D 側からの正式株主提案公表は未検出)
公開書簡
2023-08 対話開始 → 2025-03-25 「企業価値向上策」プレゼン公表 (一次資料: businesswire.com/20250324139390/ja) → 2025-05-13 公開書簡 → 2025-05-25 第 77 回総会で枝廣 CEO・社外 2 名再任反対推奨 → 2025-06-04 東邦 HD 反論「3D の主張に対する見解」 → 2025-06-27 総会で枝廣 CE
AGM結果
果は前回 CEO 再任賛成 70.01% を踏まえると拮抗の可能性あり。勝ちパターン — 防衛策否決 → 3D 提案実現期待で短期変動余地、PBR 1 倍弱でダウンサイド限定。負けパターン — 防衛策可決 + 新株予約権無償割当発動 → 希薄化リスクで下落。総会前 1 ヶ月で議決権行使助言会社 (ISS / Glass Lewis) の推奨が出るため、5 月下旬から 6 月にかけてイベントドリブンの値
係争
2025-10-31 東邦 HD「対応方針 (有事型買収防衛策)」導入決議 → 2025-11-06 大量買付対応方針公表 → 2025-12-02 第三者委員会設立要請 → 2025-12-16 提訴請求 → 2026-01-15 「大規模買付行為等説明書」提出・27% 取得意向 → 2026-01-19 追加取得説明資料公表 → 2026-02-02 「不公正なプロセス」懸念表明 → 2026-
メディア報道
第 77 回総会で枝廣 CEO・社外 2 名再任反対推奨 → 2025-06-04 東邦 HD 反論「3D の主張に対する見解」 → 2025-06-27 総会で枝廣 CEO 賛成率 70.01% (報道ベース) → 2025-10-31 東邦 HD「対応方針 (有事型買収防衛策)」導入決議 → 2025-11-06 大量買付対応方針公表 → 2025-12-02 第三者委員会設立要請 → 2025-12-
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-05
1年超過リターン: +18.3% 2年超過: -43.6%
EDINET保有目的「純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為…」
純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと。
ワコールホールディングス (3591) 繊維製品 B 会社対応のみ
初回報告: 2024-06-11 ピーク比率: 10.77%
実際の行動
会社対応
本社等) / 追加の希望退職・店舗統廃合・人事刷新 / **身売り (TOB・非公開化) 圧力** — 2026-04 の FACTA 報道で「3D から身売りを迫られている」と伝わり株価ストップ高。会社側対応: 中期経営計画リバイズ (売上 2200→2030 億円、営業利益 165→130 億円)、3 度目の希望退職、店舗撤退、ブランド・品番削減、SCM 改革 (商品開発期間 1 年以上→約半年)、26
AGM結果
A 等の報道で突発的なストップ高が観測される (2026-04-20 ケース)。事業再編・身売り報道のリーク経路 (FACTA 等) を継続監視する戦略が有効。3D 単独 10.77% では取締役提案否決後の経営権奪取は困難なため、アクティビスト合算保有 (オアシス等の動向次第) のチェックが重要
メディア報道
olutions・Toho・Square Enix・Fujisoft 等で実施されている公開書簡型キャンペーンとは対照的に、ワコールには非公開エンゲージメント主体と推定。報道で示唆される圧力テーマ (FACTA 2026-05 月号、PRESIDENT 等): 株主還元強化 (自社株買い増額・増配) / 不採算部門・子会社整理 (ピーチ・ジョン等のブランド売却) / 海外事業の見直し・撤退 (米国・欧州・中
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-05
1年超過リターン: +9.8% 2年超過: -32.8%
EDINET保有目的「純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為…」
純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと。
西武ホールディングス (9024) 陸運業 A 行動なし
初回報告: 2024-05-14 ピーク比率: 13.91%
実際の行動
メディア報道
3D が 2024-05 に西武 HD の 5% 超を取得し公表。報道ベース: 戦略検討委員会の設置を要求し、その委員会で (1) 業界再編を含む戦略的選択肢の検討、(2) 事業ポートフォリオ見直し、(3) 資産保有方針の再検証、(4) 成長投資・株主還元の再検証 をアジェン
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-05
1年超過リターン: +38.0% 2年超過: +10.3%
EDINET保有目的「純投資及び状況に応じて、経営陣への助言、重要提案行…」
純投資及び状況に応じて、経営陣への助言、重要提案行為を行うこと。
エイベックス (7860) 情報・通信業 C 公開書簡
初回報告: 2024-03-28 ピーク比率: 4.55%
実際の行動
公開書簡
筆頭株主はサイバーエージェント (12.98%)、3D は上位株主から消滅。総合評価 (推定): 3D は「重要提案行為等」を保有目的に明示していたが、エイベックスに対しては公開エンゲージメント (公開書簡・株主提案・特設ページ) に踏み込まないまま静かに保有を縮小したと推定。3D の主要エンゲージメント先と比べてポジションサイズが小さく (最大 5.59%)、保有期間も約 3 年強に留まった「ライト・
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-05
1年超過リターン: +5.1% 2年超過: -35.9%
EDINET保有目的「純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為…」
純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと。
サッポロホールディングス (2501) 食料品 D 株主提案
初回報告: 2023-10-19 ピーク比率: 19.44%
実際の行動
株主提案
2025-03-28 第 101 回定時株主総会で Paul Brough 氏を (1) 監査等委員である取締役候補および (2) 取締役候補として提案。賛成率は 29.38% (監査等委員選任) / 29.45% (取締役選任) で否決 (一次資料: 議決権行使結果報告書)。2026-03 開催予定の第 102 回定時株主総会への 3D による新規株主提案 (取締役候補追加・剰余金処分案・定款変更等) の有無は未確認。会社側が 2025-12-24 不動産売却決定に伴い還元策を取締役会主導で公表する方針のため、3D 側の対決型提案の必要性は相対的に低下している可能性があるが、追加還元・本業投資配分・ガバナンス強化を巡る提案余地は残存 (推定)
公開書簡
2023-03 公開書簡で事業ポートフォリオ見直し・不動産事業切り離しを要求 (一次資料: businesswire.com/20230313005438/ja)。特設キャンペーンサイト compoundsapporo.co
AGM結果
による酒類事業のフォーカス強化と還元原資確保を訴求 (一次資料)。2025-03-28 第 101 回定時株主総会で Paul Brough 氏 (元東芝社外取) を社外取締役候補として株主提案するも否決 (一次資料: 招集通知・議決権行使結果)。**2025-12-24 不動産事業 (サッポロ不動産開発) を米 KKR・PAG 陣営へ 4,770 億円で売却することが取締役会決議され、3D が 3
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-05
1年超過リターン: +26.4% 2年超過: +9.4%
EDINET保有目的「純投資及び状況に応じて、経営陣への助言、重要提案行…」
純投資及び状況に応じて、経営陣への助言、重要提案行為を行うこと。
ジャパンマテリアル (6055) サービス業 C 公開書簡
初回報告: 2023-06-19 ピーク比率: 4.89%
実際の行動
公開書簡
ent に Toshiba・Fuji Soft・Sapporo・SQEX・Toho・TFC・NSSol・日本製鉄のみ列挙、2026-04-28 確認)。TDnet / 適時開示で株主提案・委任状勧誘・公開書簡関連の開示は検出されず。報道・ニュース検索で「3D ジャパンマテリアル 株主提案 / アクティビスト」検索でアクティビスト的アクション報道は検出されず。ジャパンマテリアル IR で 3D による株主提
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-05
1年超過リターン: -31.3% 2年超過: -62.5%
EDINET保有目的「投資一任契約に基づく純投資」
投資一任契約に基づく純投資
東北新社 (2329) 情報・通信業 A 行動なし
初回報告: 2023-03-20 ピーク比率: 17.65%
実際の行動

目立った行動は確認できませんでした(純投資で完結)

参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-05
1年超過リターン: +68.5% 2年超過: +119.4%
EDINET保有目的「投資一任契約に基づく純投資」
投資一任契約に基づく純投資
メディシノバ・インク (4875) 医薬品 A 行動なし
初回報告: 2022-07-15 ピーク比率: 11.22%
実際の行動

目立った行動は確認できませんでした(純投資で完結)

参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-05
1年超過リターン: -12.2% 2年超過: -85.6%
EDINET保有目的「純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為…」
純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと。
デジタルホールディングス (2389) サービス業 A 行動なし
初回報告: 2022-03-07 ピーク比率: 4.91%
実際の行動

目立った行動は確認できませんでした(純投資で完結)

参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-05
1年超過リターン: -22.6% 2年超過: -65.5%
EDINET保有目的「投資一任契約に基づく純投資」
投資一任契約に基づく純投資
富士ソフト (9749) 情報・通信業 D 株主提案
初回報告: 2021-12-13 ピーク比率: 22.01%
実際の行動
株主提案
2022-08-31 提出 (10 月臨時株主総会向け): 社外取締役 4 名選任提案 (辻哲夫、仁科秀樹、今井光、清水裕也、石丸慎太郎の各氏) (一次資料: BusinessWire 2022-10-12)。2024-02-27 公表 (3 月 15 日 第 54 回定時総会向け): (1) 社外監査役 Stephen Gibbons 氏選任、(2) 条件付き自己株式取得 (約 750 億円規模、買収提案拒否時の 1 年以内実行) の 2 議案 → 両議案とも約 40% の賛成にとどまり否決 (報道ベース: 日経 2024-03-13、BusinessWire)
メディア報道
2020 年頃から富士ソフトと 2 年以上対話継続。資本配分 (特に過大な不動産保有)、利益率、成長戦略を主たる論点 (報道ベース)。2022-02-17 "Calls for Substantial Change to Increase Corporate Value at Fujisoft" 公表 (一次資料: 3DIP 公
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-05
1年超過リターン: +34.1% 2年超過: +86.1%
EDINET保有目的「純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為…」
純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと。
J.フロント リテイリング (3086) 小売業 A 行動なし
初回報告: 2026-06-19 ピーク比率: 9.23%
実際の行動

実行動データ未収録(deep research未調査)

1年超過リターン: リターン未確定(1年未経過)
EDINET保有目的「純投資、及び、状況に応じて、発行会社の中長期的な企…」
純投資、及び、状況に応じて、発行会社の中長期的な企業価値の向上を目的とし、発行会社の取締役会、取締役、経営陣その他の関係者との間で建設的な対話や取締役会、取締役、経営陣その他の関係者に対する助言・提案等を行うこと。上記の目的を踏まえ、提出者は発行会社の中長期的な企業価値の向上に資すると判断した時、特定の者の役員への選任、役員の構成の重要な変更、代表取締役の選定若しくは解職、資本政策に関する重要な変更、重要な財産の処分又は譲受け、事業の全部又は一部の譲渡・譲受け・休止又は廃止、株式交換、株式移転、株式交付、会社の分割又は合併、配当に関する方針の重要な変更、第三者による支配権の取得、多額の借財、その他金融商品取引法等関連する法令により重要提案行為等として規定される事項について、書面(電磁的記録を含む)の方法により、重要提案行為等を行う。上記の目的の実現に向け、提出者は、発行会社の取締役会、取締役、経営陣その他の関係者との間で継続的なエンゲージメント活動を行い、発行会社の経営状況及び発行会社との対話の状況等に応じて適切と判断した時、事業ポートフォリオの最適化を含む事業戦略、株主構成、キャピタルアロケーションの最適化、資本規律・資本効率の向上を含む資本政策、取締役会の構成、ガバナンス体制、経営陣に対する監督機能の強化、外部有識者・アドバイザーの活用等について、発行会社の取締役会、取締役、経営陣その他の関係者との間で対話、意見交換、助言、要請、申入れ、意見表明、提案等を行う。提出者は株券等保有割合の5%超増加させる行為が発行会社の企業価値向上に向けた取組みに資すると考えた場合、市場の動向に応じて機動的に取引を行い、流動性や価格の変動等の動向により、今後3か月以内に市場内外における取引を通じて、株券等保有割合の5%超増加となる可能性がある。なお、市場の動向に合わせて、取得価格、数量、時期は決定する。
APAMAN (8889) 不動産業 C 公開書簡
初回報告: 2024-02-13 ピーク比率: 0.00%
実際の行動
公開書簡
ons・Nippon Steel・Square Enix・Toho・Sapporo・Toshiba・Fujisoft の 8 社のみ。TDnet・報道検索で APAMAN 宛の 3D からの株主提案・公開書簡・プレスリリースは 0 件確認。結論: 3D の APAMAN 保有は、投資一任契約に基づく純投資 (passive 活動主義) であった可能性が高い サイレント保有・市場外売却型エグジットの典型例。
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-05
1年超過リターン: リターン未確定(1年未経過)
焼津水産化学工業 (2812) 食料品 A 行動なし
初回報告: 2023-09-19 ピーク比率: 13.80%
実際の行動

目立った行動は確認できませんでした(純投資で完結)

参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-05
1年超過リターン: リターン未確定(1年未経過)
EDINET保有目的「純投資」
純投資
東芝 (6502) 電気機器 D 株主提案
初回報告: 2023-03-29 ピーク比率: 4.90%
実際の行動
株主提案
2022-03 臨時総会向け 2 議案: (1) 3 社分割案を株主の 2/3 承認事項とする定款変更 (一部撤回)、(2) 戦略委員会・取締役会に対し企業価値向上のあらゆる選択肢 (非公開化含む) の継続検討と詳細な株主への報告を要求。2022-06 第 181 回定時総会: Allen Chu 氏・清水雄也 氏の社外取締役選任議案。車谷暢昭 氏および藤森義明 氏の取締役選任に対する反対表明 (PR TIMES)
公開書簡
mpound Toshiba」イニシアチブ開始 (特設サイト compoundtoshiba.com)。2020-08 同年定時総会の票数集計に疑義を呈し調査要求。**2021-04-26 取締役会宛公開書簡** (BusinessWire 20210425005034)。「包括的かつ客観的な戦略的選択肢のレビュー」を要求、株主構成変更 (非公開化を含む) を選択肢に。**理論株価試算値 6,500 円**。2
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-05
1年超過リターン: リターン未確定(1年未経過)
EDINET保有目的「純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為…」
純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと。

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※ 実行動データは Claude Code WebSearch 経由で調査・格納(activist_action_history_gold)。超過リターンは TOPIX 対比・報告翌営業日始値基準・1年/2年経過時点の値。

保有目的文言の変遷(事由変更 2件 / 同一事由 16件)

▼ 保有事由が変更された銘柄:

西武ホールディングス(9024) 最終保有 13.91%(最大 13.91%)
初回 2024-05-14
純投資及び状況に応じて、経営陣への助言、重要提案行為を行うこと。
最終 2026-07-09
純投資、及び、状況に応じて、発行会社の中長期的な企業価値の向上を目的とし、発行会社の取締役会、取締役、経営陣その他の関係者との間で建設的な対話や取締役会、取締役、経営陣その他の関係者に対する助言・提案等を行うこと。上記の目的を踏まえ、提出者は発行会社の中長期的な企業価値の向上に資すると判断した時、特定の者の役員への選任、役員の構成の重要な変更、代表取締役の選定若しくは解職、資本政策に関する重要な変更、重要な財産の処分又は譲受け、事業の全部又は一部の譲渡・譲受け・休止又は廃止、株式交換、株式移転、株式交付、会社の分割又は合併、配当に関する方針の重要な変更、第三者による支配権の取得、多額の借財、その他金融商品取引法等関連する法令により重要提案行為等として規定される事項について、書面(電磁的記録を含む)の方法により、重要提案行為等を行う。上記の目的の実現に向け、提出者は、発行会社の取締役会、取締役、経営陣その他の関係者との間で継続的なエンゲージメント活動を行い、発行会社の経営状況及び発行会社との対話の状況等に応じて適切と判断した時、事業ポートフォリオの最適化を含む事業戦略、株主構成、キャピタルアロケーションの最適化、資本規律・資本効率の向上を含む資本政策、取締役会の構成、ガバナンス体制、経営陣に対する監督機能の強化、外部有識者・アドバイザーの活用等について、発行会社の取締役会、取締役、経営陣その他の関係者との間で対話、意見交換、助言、要請、申入れ、意見表明、提案等を行う。
東北新社(2329) 最終保有 17.36%(最大 17.65%)
初回 2023-03-20
投資一任契約に基づく純投資
最終 2024-11-14
純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと。
同一事由の 16件を表示
J.フロント リテイリング(3086) 最終保有 9.23%(最大 9.23%)
初回 2026-06-19
純投資、及び、状況に応じて、発行会社の中長期的な企業価値の向上を目的とし、発行会社の取締役会、取締役、経営陣その他の関係者との間で建設的な対話や取締役会、取締役、経営陣その他の関係者に対する助言・提案等を行うこと。上記の目的を踏まえ、提出者は発行会社の中長期的な企業価値の向上に資すると判断した時、特定の者の役員への選任、役員の構成の重要な変更、代表取締役の選定若しくは解職、資本政策に関する重要な変更、重要な財産の処分又は譲受け、事業の全部又は一部の譲渡・譲受け・休止又は廃止、株式交換、株式移転、株式交付、会社の分割又は合併、配当に関する方針の重要な変更、第三者による支配権の取得、多額の借財、その他金融商品取引法等関連する法令により重要提案行為等として規定される事項について、書面(電磁的記録を含む)の方法により、重要提案行為等を行う。上記の目的の実現に向け、提出者は、発行会社の取締役会、取締役、経営陣その他の関係者との間で継続的なエンゲージメント活動を行い、発行会社の経営状況及び発行会社との対話の状況等に応じて適切と判断した時、事業ポートフォリオの最適化を含む事業戦略、株主構成、キャピタルアロケーションの最適化、資本規律・資本効率の向上を含む資本政策、取締役会の構成、ガバナンス体制、経営陣に対する監督機能の強化、外部有識者・アドバイザーの活用等について、発行会社の取締役会、取締役、経営陣その他の関係者との間で対話、意見交換、助言、要請、申入れ、意見表明、提案等を行う。提出者は株券等保有割合の5%超増加させる行為が発行会社の企業価値向上に向けた取組みに資すると考えた場合、市場の動向に応じて機動的に取引を行い、流動性や価格の変動等の動向により、今後3か月以内に市場内外における取引を通じて、株券等保有割合の5%超増加となる可能性がある。なお、市場の動向に合わせて、取得価格、数量、時期は決定する。
最終 2026-07-08 同一事由
カシオ計算機(6952) 最終保有 3.99%(最大 5.03%)
初回 2026-04-02
純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと。
最終 2026-08-13 同一事由
三井倉庫ホールディングス(9302) 最終保有 11.15%(最大 11.15%)
初回 2025-05-08
純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと。
最終 2025-09-12 同一事由
スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684) 最終保有 18.53%(最大 18.53%)
初回 2025-04-28
純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと。
最終 2026-03-03 同一事由
日鉄ソリューションズ(2327) 最終保有 9.40%(最大 9.40%)
初回 2024-08-26
純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと。
最終 2025-02-14 同一事由
東邦ホールディングス(8129) 最終保有 21.19%(最大 21.19%)
初回 2024-06-24
純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと。
最終 2025-08-27 同一事由
ワコールホールディングス(3591) 最終保有 10.77%(最大 10.77%)
初回 2024-06-11
純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと。
最終 2024-11-14 同一事由
エイベックス(7860) 最終保有 4.55%(最大 4.55%)
初回 2024-03-28
純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと。
最終 2024-03-28 同一事由
APAMAN株式会社(8889) 最終保有 0.00%(最大 0.00%)
初回 2024-02-13
-
最終 2024-02-13 同一事由
サッポロホールディングス(2501) 最終保有 19.44%(最大 19.44%)
初回 2023-10-19
純投資及び状況に応じて、経営陣への助言、重要提案行為を行うこと。
最終 2025-01-23 同一事由
焼津水産化学工業株式会社(2812) 最終保有 0.00%(最大 13.80%)
初回 2023-09-19
純投資
最終 2024-04-02 同一事由
ジャパンマテリアル(6055) 最終保有 4.89%(最大 4.89%)
初回 2023-06-19
投資一任契約に基づく純投資
最終 2023-06-19 同一事由
株式会社東芝(6502) 最終保有 4.90%(最大 4.90%)
初回 2023-03-29
純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと。
最終 2023-03-29 同一事由
メディシノバ・インク(4875) 最終保有 11.22%(最大 11.22%)
初回 2022-07-15
純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと。
最終 2024-11-14 同一事由
デジタルホールディングス(2389) 最終保有 4.91%(最大 4.91%)
初回 2022-03-07
投資一任契約に基づく純投資
最終 2022-03-07 同一事由
富士ソフト株式会社(9749) 最終保有 0.00%(最大 22.01%)
初回 2021-12-13
純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと。
最終 2024-11-12 同一事由

※ 事由変更ありの行は左線ハイライト。報告日リンクからEDINETの1次情報を確認できます。

出典: 大量保有報告書 (S100YWL8)

【編集部注】 保有削減の裏で、残る株式の用途は不明のままである。


3. 提案は通るか──株主構成と議決権の壁

株主提案は通るか。固定株主の壁と浮動株の構成から、アクティビストの議決権戦略が成立する条件を検証します。
安定株主比率前実(2026-03期)?
壁の合計(鈴木式準拠)
アクティビスト保有?
最新報告書
17.6%
78.4%
アクティビスト 4.0%
実質安定株主 17.6%
その他株主 78.4%

安定株主比率は議決権ベース、アクティビスト保有は株券等保有割合ベースのため分母が異なります(概算)。
市場での売買のしやすさは「浮動株比率(JPX基準)」で別途示しています。

市場流動性の目安 — 浮動株比率(JPX基準): 45.0%(JPX基準・2026-03-31時点)

→ 安定株主比率17.6%は低く、株主提案の可決を阻む構造的な障壁は薄い。

大株主の上位には政策保有 of 金融機関や創業家関連が並ぶ。しかし、その合計比率は12.16%にとどまる。残りの大半は信託口や外国法人等が占める。アクティビストの保有目的は「純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと」である。

ただし、直近の報告で保有比率は5.03%から3.99%に低下した。株価は推定取得単価1,224.88円から現在株価2,365.0円へと93.1%上昇している。過去に同アクティビストが5%未満へ保有を減らした事例は17件中3件ある(過去実績・将来非保証)。電気機器セクターでの1年リターン確定済みの勝ちケース実績は前例がない(過去実績・将来非保証)。今回の減少は、株価上昇に伴う部分的な売却行動と整合する。議決権の壁は薄い。しかし、関与後退により、株主提案を通じたガバナンス改善圧力が波及する可能性は低下している。

根拠データ
判定基準
安定株主比率:
鈴木式準拠固定株分析(独自拡張版、v6.0 議決権ベース、2026-04-30〜)。A(その他法人) + B(政府) + D(個人大株主) + E(政策保有金融×0.7) + F(外国戦略株主) + G(オーナー系ファンド) + H(持株会×0.5) − I(国内VC控除)。分母=議決権総数(発行済株式総数 − 自己株式)。C(自己株式)は議決権ゼロのため計算式から除外し、参考値として表示。鈴木氏の見解では、30%を超えるとアクティビストにとっては狙いにくい銘柄となる(70%以上: 壁が極めて厚い、30-70%: 中間水準、30%未満: 議決権構造上の障壁が低い水準)。

アクティビスト保有比率:
最新の大量保有報告書に基づく保有比率。参考情報として灰色表示。

オーナー持株比率:
CEO・関連資産管理会社の合計保有比率。20%超: 拒否権に近い水準、5-20%: 中間水準、5%未満: 低水準。

外国法人等保有比率:
海外機関投資家・ファンド等の保有比率。外国法人等の比率が高い企業は株主還元・ガバナンス改善への圧力が強い傾向があり、アクティビストの提案が賛同を得やすい環境を示す。
安定株主比率の内訳(鈴木式準拠・2026-03期)
指標
安定株主比率(鈴木式準拠) 17.6%
├ A. その他法人 4.0%
├ B. 政府・公共団体 0.0%
├ C. 自己株式 (参考、計算式不使用) 5.4%
├ D. 個人大株主 1.6% (樫尾隆司)
├ E. 政策保有金融(×0.7) 12.0% (17.1% × 0.7) (株式会社SMBC信託銀行,日本生命保険相互会社,株式会社三菱UFJ銀行,野村信託銀行株式会社,株式会社三井住友銀行)
├ F. 外国戦略株主 0.0%
├ G. オーナー系ファンド 0.0%
├ H. 持株会・共栄会(×0.5) 0.0%
└ I. 国内VC控除 −0.0%

※ v6.0(2026-04-30〜): 全項目を議決権分母(自己株式除外)で統一。A・Bは元の発行済総数分母値を÷(1-自己株式比率)で議決権分母に補正、D〜Iは大株主の議決権分母値をそのまま使用。Cは議決権ゼロのため計算式から除外(参考値)。

安定株主比率(鈴木式準拠)
17.6%
A. その他法人
4.0%
B. 政府・公共団体
0.0%
C. 自己株式 (参考、計算式不使用)
5.4%
D. 個人大株主
1.6% (樫尾隆司)
E. 政策保有金融(×0.7)
12.0% (17.1% × 0.7) (株式会社SMBC信託銀行,日本生命保険相互会社,株式会社三菱UFJ銀行,野村信託銀行株式会社,株式会社三井住友銀行)
F. 外国戦略株主
0.0%
G. オーナー系ファンド
0.0%
H. 持株会・共栄会(×0.5)
0.0%
I. 国内VC控除
−0.0%
所有者別構成(法定開示区分)
金融機関49.0%
証券会社1.3%
その他法人3.8%
外国法人等23.8%
個人その他22.0%
自己株式5.4%
大株主一覧(上位10名)
#株主名所有者区分持株比率保有株数(株)
1 日本マスタートラスト信託銀行株式会社 金融機関 15.8% 35,595,000
2 株式会社日本カストディ銀行 金融機関 13.1% 29,332,000
3 株式会社SMBC信託銀行 金融機関 6.5% 14,567,000
4 日本生命保険相互会社 金融機関 5.8% 12,985,000
5 STATESTREETBANKANDTRUSTCOMPANY505001(常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部) 外国法人等 1.8% 4,160,000
6 株式会社三菱UFJ銀行 金融機関 1.7% 3,892,000
7 樫尾隆司 個人その他 1.6% 3,616,000
8 野村信託銀行株式会社 金融機関 1.6% 3,505,000
9 株式会社三井住友銀行 金融機関 1.6% 3,495,000
10 公益財団法人カシオ科学振興財団 その他法人 1.5% 3,350,000
1
日本マスタートラスト信託銀行株式会社 金融機関
15.8% 35,595,000株
2
株式会社日本カストディ銀行 金融機関
13.1% 29,332,000株
3
株式会社SMBC信託銀行 金融機関
6.5% 14,567,000株
4
日本生命保険相互会社 金融機関
5.8% 12,985,000株
5
STATESTREETBANKANDTRUSTCOMPANY505001(常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部) 外国法人等
1.8% 4,160,000株
6
株式会社三菱UFJ銀行 金融機関
1.7% 3,892,000株
7
樫尾隆司 個人その他
1.6% 3,616,000株
8
野村信託銀行株式会社 金融機関
1.6% 3,505,000株
9
株式会社三井住友銀行 金融機関
1.6% 3,495,000株
10
公益財団法人カシオ科学振興財団 その他法人
1.5% 3,350,000株
支配構造リスク
リスク項目判定詳細
オーナー管理
判定結果CEOまたは資産管理会社が大株主5%以上に該当せず
非該当 -
親子上場
判定結果該当する上場大株主なし
筆頭株主日本マスタートラスト信託銀行株式会社(15.8%)
非該当 -
筆頭株主が上場企業 -
上場大株主あり(20%超) -
政策保有・相互保有
#銘柄名コード株数時価持ち合い
1 (株)三菱UFJフィナンシャル・グループ 8306 735,310株 2,652百万円
2 (株)三井住友フィナンシャルグループ 8316 359,193株 2,463百万円
3 (株)ヤマダホールディングス 9831 1,016,000株 701百万円
4 上新電機(株) 8173 150,000株 601百万円
5 三井住友トラストグループ(株) 8309 120,982株 206百万円
6 (株)ビックカメラ 3048 64,292株 111百万円
7 DCMホールディングス(株) 3050 16,940株 26百万円
8 日本BS放送(株) 9414 24,000株 22百万円
9 (株)ケーズホールディングス 8282 7,600株 15百万円
10 (株)コジマ 7513 10,000株 14百万円
11 (株)伊藤園 2593 4,000株 12百万円
12 (株)エディオン 2730 3,000株 8百万円
13 住友不動産(株) 8830 N/A N/A
14 (株)伊藤園第1種優先株式 1,200株 N/A
15 (株)アシックス 7936 N/A N/A
16 (株)TBSホールディングス 9401 N/A N/A
17 リョーサン菱洋ホールディングス(株) 167A N/A N/A
1
(株)三菱UFJフィナンシャル・グループ 8306 相互保有
735,310 時価 2,652 百万円
2
(株)三井住友フィナンシャルグループ 8316 相互保有
359,193 時価 2,463 百万円
3
(株)ヤマダホールディングス 9831
1,016,000 時価 701 百万円
4
上新電機(株) 8173 相互保有
150,000 時価 601 百万円
5
三井住友トラストグループ(株) 8309 相互保有
120,982 時価 206 百万円
6
(株)ビックカメラ 3048
64,292 時価 111 百万円
7
DCMホールディングス(株) 3050
16,940 時価 26 百万円
8
日本BS放送(株) 9414
24,000 時価 22 百万円
9
(株)ケーズホールディングス 8282
7,600 時価 15 百万円
10
(株)コジマ 7513
10,000 時価 14 百万円
11
(株)伊藤園 2593
4,000 時価 12 百万円
12
(株)エディオン 2730
3,000 時価 8 百万円
13
住友不動産(株) 8830 相互保有
N/A 時価 N/A 百万円
14
(株)伊藤園第1種優先株式
1,200 時価 N/A 百万円
15
(株)アシックス 7936
N/A 時価 N/A 百万円
16
(株)TBSホールディングス 9401 相互保有
N/A 時価 N/A 百万円
17
リョーサン菱洋ホールディングス(株) 167A 相互保有
N/A 時価 N/A 百万円
合計 17銘柄 対時価総額比率 0.9%
LOW 対時価総額比率0.9%
オーナー管理
非該当
親子上場
非該当
筆頭株主が上場企業
上場大株主あり(20%超)
政策保有・相互保有
LOW
対時価総額比率 0.9%
銘柄一覧(17銘柄)
1
(株)三菱UFJフィナンシャル・グループ 8306 相互保有
735,310 時価 2,652 百万円
2
(株)三井住友フィナンシャルグループ 8316 相互保有
359,193 時価 2,463 百万円
3
(株)ヤマダホールディングス 9831
1,016,000 時価 701 百万円
4
上新電機(株) 8173 相互保有
150,000 時価 601 百万円
5
三井住友トラストグループ(株) 8309 相互保有
120,982 時価 206 百万円
6
(株)ビックカメラ 3048
64,292 時価 111 百万円
7
DCMホールディングス(株) 3050
16,940 時価 26 百万円
8
日本BS放送(株) 9414
24,000 時価 22 百万円
9
(株)ケーズホールディングス 8282
7,600 時価 15 百万円
10
(株)コジマ 7513
10,000 時価 14 百万円
11
(株)伊藤園 2593
4,000 時価 12 百万円
12
(株)エディオン 2730
3,000 時価 8 百万円
13
住友不動産(株) 8830 相互保有
N/A 時価 N/A 百万円
14
(株)伊藤園第1種優先株式
1,200 時価 N/A 百万円
15
(株)アシックス 7936
N/A 時価 N/A 百万円
16
(株)TBSホールディングス 9401 相互保有
N/A 時価 N/A 百万円
17
リョーサン菱洋ホールディングス(株) 167A 相互保有
N/A 時価 N/A 百万円
合計 17銘柄 対時価総額比率 0.9%
📝 指標の説明
  • 安定株主比率: 鈴木式準拠9変数モデル(独自拡張版、v6.0 議決権ベース、2026-04-30〜)。A+B+D+E×0.7+F+G+H×0.5−I(分母=議決権総数=発行済−自己株式)。鈴木氏の見解では、30%を超えるとアクティビストにとっては狙いにくい銘柄となる(30%未満=議決権構造上の障壁が低い水準、30-70%=拮抗、70%以上=壁が極めて厚い)。直近の有価証券報告書に記載された大株主データに基づく。期中の売買は反映されない。この比率が低いほどアクティビストの委任状争奪で賛同票を集めやすい。
  • A. その他法人: 事業法人・持株会社等(所有者別状況)。取引先持ち合い等の固定株の中核
  • B. 政府・公共団体: 国・地方自治体・公的機関の保有分。政策的に売却されにくい完全固定株
  • C. 自己株式: 会社自身が保有する株式。議決権ゼロのため v6.0 から計算式不使用、参考値として表示。消却すれば1株あたり価値が上昇する。自己株式の消却要求はアクティビストの定番施策。
  • D. 個人大株主: 創業家・役員本人または同姓の個人。経営権に直結し最も固定度が高い
  • E. 政策保有金融(×0.7): 銀行・生損保等。東証の政策保有解消要請を受け3割は流動化リスクありとみなし係数0.7で割引
  • F. 外国戦略株主: 海外の事業パートナー等による戦略的保有。純投資ではなく売却されにくい
  • G. オーナー系ファンド: 創業家の資産管理会社等。オーナーの意向で固定される株式
  • H. 持株会・共栄会(×0.5): 従業員・取引先持株会。半分は退職・脱退で流動化するため0.5倍で算入。持株会が厚いと安定株が多いが、係数0.5なので壁としては薄い。
  • I. 国内VC控除: ベンチャーキャピタル・投資組合等。Exit狙いの純投資家であり固定株から完全除外
  • 所有者区分: 有価証券報告書の法定開示区分。金融機関(信託銀行含む)・証券会社・その他法人・外国法人等・個人その他・自己株式に分類。外国法人等の比率が高い企業はガバナンス改善圧力が強く、アクティビストの提案に賛同票が集まりやすい。
  • オーナー管理: CEOまたはその資産管理会社が大株主に名を連ね保有比率5%以上の場合に該当。経営陣の支配力が強くアクティビストの提案が通りにくい。ただし対話型アプローチで改善を引き出すケースもある。
  • 親子上場: 上場企業が過半数保有でCRITICAL、20%超大株主でHIGH。固定株が多く提案が通りにくい。上場企業による支配はガバナンス上の論点であり、アクティビストの分離・独立要求の対象になりうる。
  • 筆頭株主が上場企業: 最大株主が上場企業であるか。親子上場に準ずる構造的課題を示す。議決権支配によりアクティビストの提案が否決されるリスクがある。
  • 上場大株主あり(20%超): 20%超を保有する上場企業の大株主がいるか。親子上場に準じるリスク。安定株主の壁として機能しアクティビストに不利。
  • 政策保有リスク: HIGH=対時価総額比率5%超 / MODERATE=1-5% / MINIMAL=1%未満。売却すれば株主還元の原資になりうる。東証の政策保有解消要請が追い風。
  • 持ち合い: 当社の株式を相手方も保有している相互保有関係。有報の「当該株式の発行者による当社株式の保有の有無」に基づく

※ 安定株主比率の各項目は有価証券報告書(EDINET開示)のXBRLデータに基づいています。解析精度により一部データが正確に取得できていない場合があります。

保有比率の推移

2026-04-02〜2026-08-13 で 5.03% → 3.99% (全2回報告・平均 -1.04%/回) 横ばい

報告日株価保有比率増減保有目的報告書
2026-04-02 1,459円 5.03% ±0
← 初回
純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと…
純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと。
S100XWKV
2026-08-13 2,365円 3.99% -1.04%
← 最新
純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと…
純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと。
S100YWL8
2026-04-02 初回 1,459円
報告書
5.03%
±0
純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと。
2026-08-13 最新 2,365円
報告書
3.99%
-1.04%
純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと。

→ 保有比率は5.0%から4.0%へ減少(-1.0pp)。既に5%以下であり、以後の保有変動は大量保有報告の対象外となりうる。

【過去の類似パターンとの照合】
現在のパターン: 2026年4月2日の5.03%から、2026年8月13日には3.99%へ減少(-1.04pp)。買い増しではなく、初の減少報告が提出された。

類似事例:
デジタルホールディングス(2022年)
パターン: 保有比率を4.91%へ減少(5%未満へ低下)
その後の行動: 能動的な公開キャンペーンを行わないまま、静かに保有比率を低下させた
結果: 5%未満への低下に伴い報告義務が消滅し、以降の動向追跡が不可能となった
エイベックス(2024年)
パターン: 保有比率を4.55%へ減少(5%未満へ低下)
その後の行動: 公開書簡や株主提案を行うことなく、静かに保有比率を縮小させた
結果: 5%未満への低下に伴い報告義務が消滅し、実質的な撤退プロセスへ移行した
ジャパンマテリアル(2023年)
パターン: 保有比率を4.89%へ減少(5%未満へ低下)
その後の行動: 一貫して純投資目的のまま、能動的な介入を行わずに保有比率を低下させた
結果: 5%未満への低下に伴い報告義務が消滅し、サイレント・エグジットが完了した

パターン分析:
過去の5%未満への減少事例と同様に、公開キャンペーンへ移行することなく、株価上昇局面において部分的な売却を進めている蓋然性が高い。5%を割り込んだことで、今後は大量保有報告書による追跡が不可能となり、このまま静かに保有比率を低下させるシナリオが想定される。

過去の行動パターン詳細と、理論株価から見た株価の位置づけは以下のセクションで分析します。
ガバナンス
指標
社外取締役比率前実 50% (4名 / 8名)
社外役員比率(取締役+監査役) 50%
買収防衛策 TDnet開示なし
社外取締役比率前実
50% (4名 / 8名)
▼1/3
社外役員比率(取締役+監査役)
50%
買収防衛策
TDnet開示なし
取締役・監査役一覧
氏名役職区分保有株数持株比率
樫尾和宏 取締役会長 取締役 939,000株 0.4%
高野晋 代表取締役社長CEO 取締役 43,000株 0.0%
田村誠治 取締役執行役員 経営統轄部長兼IR担当 取締役 16,000株 0.0%
山口昭彦 取締役監査等委員(常勤) 取締役 3,000株 0.0%
倉澤佳子 取締役 社外取締役 N/A N/A
数原英一郎 取締役 社外取締役 N/A N/A
阿部博友 取締役 監査等委員 社外取締役 N/A N/A
原夏代 取締役 監査等委員 社外取締役 N/A N/A
樫尾和宏 取締役
取締役会長
939,000株 0.4%
高野晋 取締役
代表取締役社長CEO
43,000株 0.0%
田村誠治 取締役
取締役執行役員 経営統轄部長兼IR担当
16,000株 0.0%
山口昭彦 取締役
取締役監査等委員(常勤)
3,000株 0.0%
倉澤佳子 社外取締役
取締役
N/A N/A
数原英一郎 社外取締役
取締役
N/A N/A
阿部博友 社外取締役
取締役 監査等委員
N/A N/A
原夏代 社外取締役
取締役 監査等委員
N/A N/A

※「社外」はEDINET開示の役職名に基づく分類。

📝 指標の説明
  • 社外取締役比率: 独立した外部の人が取締役会に占める割合。過半数なら株主提案が通りやすい
  • 社外役員比率: 取締役と監査役を合わせた全役員に対する社外役員の割合
  • 買収防衛策: TDnet適時開示のタイトルマッチで判定。有報本文・XBRLは未参照。開示がない場合、未導入とは限りません

出典: EDINET有価証券報告書 (S100YJ1H)

【編集部注】 可決率の高さは、株価下落時の防衛力とは無関係である。


4. 下値は堅いか──配当・増配・自社株買い余力

株価が下がったらどこまで耐えられるか。ネットキャッシュの厚みと株主還元の実績から、下値を支える原資と還元姿勢を検証します。
NC比率?
ネットキャッシュ÷時価総額
総還元性向前実?
(配当+自社株買い)÷純利益(前期確定)
ネットキャッシュの時価総額カバー率(NC比率)
NC比率が高い企業は「使っていない現金」が多く、アクティビストが増配・自社株買いを要求する根拠になる。株価の下値を支える安全域の目安。
NC比率
24%

→ NC比率(ネットキャッシュ比率)24.28%と総還元性向58.69%は、一定 of 還元余力と株主重視の姿勢を示す。

FCF(フリーキャッシュフロー)利回り3.83%が還元の持続性を裏付ける。DOE(自己資本配当率)4.54%は業種中央値2.55%を上回る。安定的な配当を維持する基盤は整っている。

ただし、アクティビストの保有減少は、追加の還元圧力が和らぐ可能性を示唆する。

根拠データ
判定基準
配当利回り:
1株あたり配当 ÷ 株価。現在の水準での基本指標。

総還元性向:
(配当+自社株買い)÷純利益。80%未満: 健全水準、80-100%: 高水準、100%超: 利益以上に還元しており持続不能。

配当性向:
① AI推定配当性向: このアクティビストの過去の増配要求実績(1件以上)と財務指標を統合してAIが推定した配当性向。
② シミュレーション配当性向: 過去実績なしの場合、MAX(業種配当性向中央値, 50%)を仮定値として使用。これは仮定に基づく試算であり、予測ではない。

増配余力:
NC比率が高いほど現金余剰が大きく、配当性向を引き上げても財務の安全性を損なわない。総還元性向100%超は持続不能。

本銘柄は無配(または配当シミュレーション非対象)のため、増配シミュレーションは省略しています。

配当・還元データ
NC比率? 前実 24.3%
余剰現金あり。増配原資は一定
総還元性向? 前実 58.7%
高水準の還元
FCF利回り? 前実 3.8%
自社
業種
FCFは一定水準
業種配当性向中央値? 前実 34.3%
現在58.7%は既に業種を上回る水準
配当実績
配当性向(予想)? N/A
DOE? 前実 4.5%
自社
業種
配当成長率(前年比)? 0.0%
配当CAGR(3年)? 0.0%
自社株買い
自社株買い余力? 前実 212億円
自社株買い余力比率? 3.8%
時価総額比
4%
📝 指標の説明
  • NC比率: ネットキャッシュ(流動資産+投資有価証券×70%−負債合計)÷時価総額。高いほど増配・自社株買いの原資が潤沢で、アクティビストの還元要求の根拠になる
  • 総還元性向: (配当総額+自社株買い額)÷純利益。100%超は利益以上に還元しており持続不能。低い場合はアクティビストが増配・自社株買いを要求する余地が大きい
  • FCF利回り: フリーキャッシュフロー÷時価総額。配当の持続可能性を測る指標。配当利回りを上回っていれば配当は本業のキャッシュで賄えている
  • 業種配当性向中央値: 同業種の上場企業における配当性向の中央値。自社が下回っている場合、増配の論拠になる
  • 配当性向(予想): 予想1株配当÷予想EPS。利益のうちどれだけ配当に回しているかを示す
  • DOE: 株主資本配当率(Dividend on Equity)。配当総額÷株主資本。利益変動に左右されにくい安定配当指標で、3%以上が高水準の目安
  • 配当成長率(前年比): 前年度の1株配当からの増減率。増配傾向にあるかを確認する指標
  • 配当CAGR(3年): 直近3年間の配当の年平均成長率。継続的な増配トレンドの有無を示す
  • 自社株買い余力: ネットキャッシュから算出した自社株買いの原資額。余力が大きいほど、アクティビストが自社株買いを要求する根拠になる
  • 自社株買い余力比率: 自社株買い余力÷時価総額。5%以上なら十分な水準

出典: EDINET有価証券報告書 (S100YJ1H)

【編集部注】 還元力は十分だが、現在株価と試算値のギャップは狭い。


5. 出口はどこか──シナリオ別試算値

何が起きたら、いつまでに、いくらで売れるのか。出口が見えなければ全体像が掴めない。
ここまでの分析を統合し、カタリストのスケジュールとトリガー条件から3シナリオの出口を描きます。
3シナリオ試算値レンジ?
弱気1,333円〜強気2,387円

現在株価: 2,365円

→ 現在株価2,365円は理論株価試算値(モデル計算・将来非保証)の中央値2,230円を上回る水準に位置します。

3シナリオ試算値レンジ(参考)は1,333円から2,387円です。配当還元モデルの試算値2,387円に対し、現在株価は僅かに下回る水準にとどまります。

一方、実質PBR(株価純資産倍率)原資是正モデルの試算値1,333円は大きく下回ります。現在株価は推定取得単価1,224.88円を93.08%上回る水準です。アクティビストにとっては、既に十分な含み益が確保された状態と読めます。公開されたエンゲージメントがないまま保有比率が3.99%に低下した事実は、この水準での利益確定の動きと整合します。

理論株価5モデル vs 現在株価(2,365円)
事業価値+余剰現金
2,230円(-5.7%)
EV/EBITDA逆算
2,214円(-6.4%)
配当還元
2,387円(+0.9%)
実質PBR是正
1,333円(-43.6%)
理論株価試算値(中央値)
2,230円(-5.7%)
推定取得単価
1,225円
赤線 = 現在株価
根拠データ
判定基準
3シナリオ試算値レンジ:
5つの理論株価モデルの最小値〜最大値。現在株価がレンジのどこに位置するかで割安/割高を視覚的に把握。

理論株価5モデル:
A: 清原式事業価値+余剰現金 / B: 実質PBR是正 / C: EV/EBITDA逆算 / D: 配当還元 / E: DOE逆算
理論株価試算値 = 常に算出可能な3モデル(A・B・D)の中央値。

推定取得単価: 大量保有報告書の記載から逆算。アクティビスト側の損益分岐であり、撤退圧力の発動水準。
3シナリオのトリガー条件
シナリオ試算値現在株価比トリガー条件(何が起きたら)
強気 2,387円 +0.9% 会社側が構造改革や追加の株主還元策を自主的に公表し、市場評価がさらに高まる場合
中立 2,230円 -5.7% 公開された対話や提案がないまま、現在の株価水準を維持しつつアクティビストの保有減少が継続する場合
弱気 1,333円 -43.6% アクティビストが市場内で売却を進め、報告義務のない範囲で静かに撤退を完了させる場合
下値参照 1,225円 -48.2% 推定取得単価。これを下回ると撤退圧力が発動する水準
強気 +0.9%
2,387円
会社側が構造改革や追加の株主還元策を自主的に公表し、市場評価がさらに高まる場合
中立 -5.7%
2,230円
公開された対話や提案がないまま、現在の株価水準を維持しつつアクティビストの保有減少が継続する場合
弱気 -43.6%
1,333円
アクティビストが市場内で売却を進め、報告義務のない範囲で静かに撤退を完了させる場合
下値参照: 1,225円(-48.2%) — 推定取得単価。撤退圧力発動水準
理論株価5モデル比較
モデル理論株価現在株価比
事業価値+余剰現金(清原式)
PER(清原式) 17.9倍 → 業種PER中央値 16.5倍 で事業を再評価し、NCを加算
NC 134,657百万円 + 適正事業価値 388,263百万円 = 理論時価総額 522,919百万円
→ 理論株価: 2,230円
2,230円 -5.7%
EV/EBITDA逆算
当社EV/EBITDA 38.07倍 → 業種中央値 35.30倍 で再評価
EBITDA 12,811百万円 × 35.30倍 = 理論EV 452,259百万円
理論EV 452,259百万円 − 純有利子負債 -66,827百万円 = 理論時価総額 519,086百万円
→ 理論株価: 2,214円
2,214円 -6.4%
配当還元
配当性向をMAX(業種中央値34.3%, 50%)=50.0%とした場合
潜在EPS 105.0円 × 50.0% = 潜在DPS 52.5円
→ 理論株価: 2,387円(要求利回り TOPIX平均2.2%)
2,387円 +0.9%
DOE逆算(3%ターゲット)
BPS × ターゲットDOE(3%) ÷ 要求利回り(2.2%)で算出。
算出不可: BPS(1株純資産)が未取得
N/A BPSが未取得
実質PBR是正
実質PBR 2.22倍 → 適用PBR 1.25倍(業種中央値1.25倍)
現在株価 2,365円 × 1.25 ÷ 2.22
→ 理論株価: 1,333円
修正純資産 2,357億円(不動産含み益データなし)
※ 実質PBRを業種中央値に機械的に収斂させた参考値。高ROE企業では控えめな試算となる傾向があります
1,333円 -43.6%
理論株価試算値(中央値)
常に算出可能な3モデル(清原式・PBR是正・配当還元)の中央値。
算出可能モデル数: 3件 → 中央値: 2,230円
2,230円 -5.7%
下値参照(推定取得単価)
推定取得単価 1,225円 に対し現在株価 2,365円(乖離 +93.1%)。
※推定取得単価は大量保有報告書記載の取得価格・株数から加重平均で算出(提出日: 2026-08-13)
1,225円 撤退圧力発動水準
事業価値+余剰現金(清原式)
2,230円 -5.7%
▼現在
▶ 計算式
PER(清原式) 17.9倍 → 業種PER中央値 16.5倍 で再評価
NC 134,657百万円 + 適正事業価値 388,263百万円 = 理論時価総額 522,919百万円
EV/EBITDA逆算
2,214円 -6.4%
▼現在
▶ 計算式
当社EV/EBITDA 38.07倍 → 業種中央値 35.30倍 で再評価
EBITDA 12,811百万円 × 35.30倍 = 理論EV 452,259百万円
配当還元
2,387円 +0.9%
▼現在
▶ 計算式
配当性向 MAX(業種中央値34.3%, 50%)=50.0%
潜在EPS 105.0円 × 50.0% = 潜在DPS 52.5円
DOE逆算(3%ターゲット) N/A
実質PBR是正
1,333円 -43.6%
▼現在
▶ 計算式
実質PBR 2.22倍 → 適用PBR 1.25倍(業種中央値1.25倍)
現在株価 2,365円 × 1.25 ÷ 2.22
理論株価試算値(中央値)
2,230円 -5.7%
▼現在
下値参照(推定取得単価): 1,225円 — 撤退圧力発動水準

※理論株価試算値は常に算出可能な3モデル(清原式・PBR是正・配当還元)の中央値。

📝 指標の説明
  • 事業価値+余剰現金(清原式): 今期予想純利益とNCを計算元に、PER(清原式)を業種中央値PERで再評価し、ネットキャッシュを加算した理論株価。事業の利益力を業種標準で評価した「フェアな値段」。これより安ければ市場が事業価値を過小評価している。
  • 実質PBR是正: 前期末の修正純資産ベース。修正純資産×業種中央値PBRで算出。資産ベースの理論株価。PBRが業種中央値に収斂する想定。含み益が大きい企業ほどこのモデルでの理論株価が高くなる。
  • EV/EBITDA逆算: 前期実績EBITDAベース。業種中央値のEV/EBITDA倍率でEBITDAを再評価し、負債と現金を調整して株価を逆算。グローバルM&Aで最も使われる尺度。買収される場合の「値段」に近い。
  • 配当還元: 今期予想EPSベース。増配後の想定DPSを市場平均配当利回りで割り引いた理論株価。増配要求が通った場合の潜在株価。配当性向引き上げの余地が大きいほど理論株価が高くなる。
  • DOE逆算: 前期末BPSベース。BPS×ターゲットDOE(3%)÷要求利回り。自己資本配当率をベースにした理論株価
  • 推定取得単価: 大量保有報告書に記載される取得価格と株数の加重平均。複数回の報告がある場合は直近の値を使用。これがアクティビストのコスト。この水準を意識して行動するため、撤退・追加投資の分岐点になる。
  • 理論株価試算値(中央値): 常に算出可能な3モデル(清原式・PBR是正・配当還元)の中央値。外れ値の影響を排除した代表値
このアクティビストの過去の行動パターン
銘柄行動内容結果
デジタルホールディングス(2022年) 能動的な公開キャンペーンを行わないまま、静かに保有比率を低下させた 5%未満への低下に伴い報告義務が消滅し、以降の動向追跡が不可能となった
エイベックス(2024年) 公開書簡や株主提案を行うことなく、静かに保有比率を縮小させた 5%未満への低下に伴い報告義務が消滅し、実質的な撤退プロセスへ移行した
ジャパンマテリアル(2023年) 一貫して純投資目的のまま、能動的な介入を行わずに保有比率を低下させた 5%未満への低下に伴い報告義務が消滅し、サイレント・エグジットが完了した
パターン分析(AI抽出値):
過去の5%未満への減少事例と同様に、公開キャンペーンへ移行することなく、株価上昇局面において部分的な売却を進めている蓋然性が高い。5%を割り込んだことで、今後は大量保有報告書による追跡が不可能となり、このまま静かに保有比率を低下させるシナリオが想定される。
※ 上記はAIが抽出した参考値です。SQLによるルールベース集計ではありません。

出典: 大量保有報告書 (S100YWL8)EDINET有価証券報告書 (S100YJ1H)

【編集部注】 モデル上の余地は限定的だが、過去の他社事例が覆すか。


6. 過去の打率は──過去10件でTOPIXに勝てたか

このアクティビストは過去、市場平均に勝てたか。勝率が低くても、個別の需給・財務条件が違えば結果は変わる──その違いをS1〜S5で多面的に検証してきました。
勝率(1年)?
10件中
超過リターン中央値?
TOPIX対比・1年

期待値スコア: 12.78

→ 1年経過案件の絶対勝率は80.0%(10件中8件)、TOPIX超過勝率は70.0%に達する(過去実績・将来非保証・TOPIX超過・報告翌営業日始値基準)。

超過リターン中央値は18.25%と、市場平均を上回る実績を持つ。サッポロホールディングスでの不動産売却決定など、アセットデコンプレッションによる価値実現例が存在する。

ただし、カシオ計算機においては公開されたエンゲージメントの証跡が存在しない。今回の保有比率減少は、過去の成功事例のような対話を通じた価値実現プロセスとは異なる。株価が大幅に上昇した局面での、ポートフォリオ管理上の売却行動と整合する。

根拠データ
判定基準
大量保有報告書が公開された翌営業日の始値を基準に、その後の株価パフォーマンスを検証しています。
「勝ち」= 報告書公開翌営業日の始値を起点に、1年後の株価リターンがTOPIXを上回った案件
対象:3Dインベストメントの過去13件の大量保有案件(うち1年以上経過し成績が確定した10件で勝率を算出)

勝率: 60%以上は市場平均を上回る傾向、50%未満は市場平均を下回る傾向。
超過リターン中央値: プラスなら市場平均を上回る実績。

※ リターンは報告翌営業日の始値から一律1年後の株価で算出しており、アクティビストの途中撤退は考慮していません。
開示翌日基準の成績(報告翌営業日始値)
期間 勝率 リターン中央値 リターン平均値 対象件数
3ヶ月 100% 12.5% 14.6% 12
6ヶ月 64% 9.1% 18.2% 11
1年 70% 18.3% 16.7% 10
2年 71% 10.3% 38.3% 7
1年+決着 73% 18.3% 11
3ヶ月 12件
勝率
100%
中央値
12.5%
平均
14.6%
6ヶ月 11件
勝率
64%
中央値
9.1%
平均
18.2%
1年 10件
勝率
70%
中央値
18.3%
平均
16.7%
2年 7件
勝率
71%
中央値
10.3%
平均
38.3%
1年+決着 11件
勝率
73%
中央値
18.3%
平均

(参考)絶対リターン: 1年勝率 80% / 平均+37.2%、 2年勝率 100% / 平均+77.6%

📝 指標の説明
  • 期待値スコア: 勝率×超過リターン中央値。プラスなら「平均的に市場を上回る」ことを示す総合指標。スコアがプラスのアクティビストは、過去に市場平均を上回る成果を出してきた実績がある。
  • 勝率: このアクティビストの過去投資先のうち、同期間のTOPIXリターンを上回った銘柄の割合。50%超なら市場平均に勝つ確率が高い
  • リターン中央値: TOPIX対比の超過リターンの中央値。典型的なケースでの実力を示す。外れ値の影響を受けにくい
  • リターン平均値: TOPIX対比の超過リターンの平均値。大きなリターンを出した銘柄の影響を受けやすい
  • 対象件数: 分析に使用した過去の投資先銘柄数。多いほど統計的信頼性が高い
  • 絶対リターン vs TOPIX超過リターン: 絶対リターンは株価の変動率そのもの。超過リターンは同期間のTOPIXリターンを差し引いた値。相場全体が上がった時に超過リターンがマイナスなら、市場に劣後しただけで実額ではプラスの場合もある。両方を見ることで実力を正確に把握できる。
  • スタイル: 積極介入型=株主提案・委任状争奪を積極的に行う / 建設的対話型=対話重視で改善を促す / パッシブ型=大量保有のみで積極的な働きかけは少ない
  • 算出方法の注意: リターンは報告翌営業日の始値から一律1年後(365日後以降の最初の営業日終値)の株価で機械的に算出しており、アクティビストの途中撤退は反映されていません。
  • 1年+決着: 1年経過して成績が確定した案件に加え、1年以内に現金による公開買付け等で上場廃止となり成績が確定した案件を含めた集計。保有期間が案件ごとに異なるため、上の「1年」行とは期間の前提が異なる。
  • 決着案件の判定: 上場廃止の理由は大量保有報告書に基づく機械判定であり、買付者の報告が欠落している場合に現金決着を取りこぼす方向に誤ることがある。
  • 株式移転による上場廃止の除外: 持株会社設立等により承継会社の株式を受け取った案件は、投資が継続しているため成績が確定しておらず、いずれの集計からも除外している。
アクティビスト自身の成績(推定取得単価基準)
期間 勝率 リターン中央値 リターン平均値 対象件数
1年 75% 56.3% 44.8% 8
2年 60% 47.1% 28.3% 5
1年 8件
勝率
75%
中央値
56.3%
平均
44.8%
2年 5件
勝率
60%
中央値
47.1%
平均
28.3%

※ 報告書記載の推定取得単価を基準にした成績です。取得単価の精度に限界があるため参考値として掲載しています。開示翌日基準(上記メインテーブル)の数値を優先してください。

📝 指標の説明
  • 推定取得単価基準: 大量保有報告書に記載される取得価格と株数から加重平均で算出した1株あたりコストを基準とした成績。これがアクティビストのコスト。この水準を意識して行動するため、撤退・追加投資の分岐点になる。
過去投資先の個別実績(17件)
初回報告日 銘柄 リターン(1年) リターン(2年)
2025-05-08 三井倉庫ホールディングス(9302) -26.6% N/A
2025-04-28 スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684) -44.6% N/A
2024-08-26 日鉄ソリューションズ(2327) -25.4% N/A
2024-06-24 東邦ホールディングス(8129) +18.3% -43.6%
2024-06-11 ワコールホールディングス(3591) +9.8% -32.8%
2024-05-14 西武ホールディングス(9024) +38.0% +10.3%
2024-03-28 エイベックス(7860) +5.1% -35.9%
2023-10-19 サッポロホールディングス(2501) +26.4% +9.4%
2023-06-19 ジャパンマテリアル(6055) -31.3% -62.5%
2023-03-20 東北新社(2329) +68.5% +119.4%
2022-07-15 メディシノバ・インク(4875) -12.2% -85.6%
2022-03-07 デジタルホールディングス(2389) -22.6% -65.5%
2021-12-13 富士ソフト(9749) +34.1% +86.1%
2026-06-19 J.フロント リテイリング(3086) N/A N/A
2024-02-13 APAMAN(8889) N/A N/A
2023-09-19 焼津水産化学工業(2812) N/A N/A
2023-03-29 東芝(6502) N/A N/A
三井倉庫ホールディングス (9302) 2025-05-08
1年
-26.6%
2年
N/A
スクウェア・エニックス・ホールディングス (9684) 2025-04-28
1年
-44.6%
2年
N/A
日鉄ソリューションズ (2327) 2024-08-26
1年
-25.4%
2年
N/A
東邦ホールディングス (8129) 2024-06-24
1年
+18.3%
2年
-43.6%
ワコールホールディングス (3591) 2024-06-11
1年
+9.8%
2年
-32.8%
西武ホールディングス (9024) 2024-05-14
1年
+38.0%
2年
+10.3%
エイベックス (7860) 2024-03-28
1年
+5.1%
2年
-35.9%
サッポロホールディングス (2501) 2023-10-19
1年
+26.4%
2年
+9.4%
ジャパンマテリアル (6055) 2023-06-19
1年
-31.3%
2年
-62.5%
東北新社 (2329) 2023-03-20
1年
+68.5%
2年
+119.4%
メディシノバ・インク (4875) 2022-07-15
1年
-12.2%
2年
-85.6%
デジタルホールディングス (2389) 2022-03-07
1年
-22.6%
2年
-65.5%
富士ソフト (9749) 2021-12-13
1年
+34.1%
2年
+86.1%
J.フロント リテイリング (3086) 2026-06-19
1年
N/A
2年
N/A
APAMAN (8889) 2024-02-13
1年
N/A
2年
N/A
焼津水産化学工業 (2812) 2023-09-19
1年
N/A
2年
N/A
東芝 (6502) 2023-03-29
1年
N/A
2年
N/A

※ リターンはTOPIX超過リターン(報告翌営業日始値基準)。新規報告のみ。

出典: 大量保有報告書 (S100YWL8)

【編集部注】 他社での過去実績も、非公開での売却進行下では空形化する。


7. 撤退の兆候は──エグジットシグナルと検知条件

4つの撤退シナリオについて、観測データと警戒条件を整理します。
撤退兆候?
4項目中1項目が警戒(2項目は手動確認)

平均保有期間: N/A

📝 指標の説明
  • 撤退兆候: 4つの撤退シナリオ(保有比率減少・要求達成・対話膠着・バリュエーション到達)の該当状況を示すパネル。警戒1項目以上で赤、注視のみで灰、全て兆候なしで緑
  • 平均保有期間: このアクティビストの過去案件における平均保有期間。保有期間が短いファンドは早期売却リスクが高い。長いファンドは腰を据えて改善を求める傾向。
  • エグジットシグナルスコア: 50点満点で撤退リスクの総合度を数値化したもの。5つのシナリオ(保有比率減少・要求達成・議決権敗北・需給反転・バリュエーション到達)の合計。STRONG_HOLD(0-15)=撤退リスク低い / HOLD(16-25)=当面継続 / MONITOR(26-35)=継続監視 / STRONG_EXIT(36-50)=撤退の蓋然性が高い。スコアが高いほどアクティビストが撤退に近い状態。追加報告書の提出頻度と合わせて見ると予測精度が上がる。

→ 保用比率の減少とバリュエーションの到達から、部分的な売却による関与後退の兆候が確認されます。

カシオ計算機の保有比率は5.03%から3.99%へ減少しました。現在株価は理論株価試算値(モデル計算・将来非保証)の中央値2,230円を上回ります。推定取得単価1,224.88円に対し、現在株価は93.08%高い水準です。公開情報上、株主提案や公開書簡などのエンゲージメントの証跡は存在しません。過去に5%未満へ保有を減らした事例では、静かに撤退を進める傾向があります(過去実績・将来非保証)。5%を割り込んだことで、今後は大量保有報告書による追跡が不可能となります。

根拠データ
判定基準
撤退兆候チェックリスト(4項目):
各項目について「兆候なし / 注視 / 警戒」の3段階で判定。警戒が1項目以上でパネル赤、注視のみで灰、全て兆候なしで緑。

① 保有比率減少: 大量保有報告書の変更報告から自動判定。2回連続で減少した場合に警戒。
② 要求達成: 主要要求(増配・自社株買い・ガバナンス改革等)が実現し保有継続の動機が消滅した場合に警戒。現在は手動確認。
③ 対話膠着: 株主総会での提案否決が複数回続き対話にも応じない状態が長期化した場合に警戒。現在は手動確認。
④ バリュエーション到達: 株価が理論株価試算値に到達、またはPBRが業種中央値に収斂した場合に警戒。自動判定。
撤退シナリオ別チェック
▲ 注視 ① 保有比率減少
観測データ: 保有比率 3.99%(直近変動-1.04pp) →S3
警戒条件: 保有比率が2回連続で減少した場合
判定方法: 自動判定(大量保有報告書の変更報告から前回比較)
─ 自動検知の対象外 ② 要求達成
観測データ: 配当性向58.7%(業種中央値34.3%)
警戒条件: 主要要求(増配・自社株買い・ガバナンス改革等)が実現し、保有継続の動機が消滅した場合
─ 自動検知の対象外 ③ 対話膠着
観測データ: 安定株主比率 17.6%、社外取締役比率 →S3
警戒条件: 株主総会での提案否決が複数回続き、経営層が対話にも応じない状態が長期化した場合
● 警戒 ④ バリュエーション到達
観測データ: 実質PBR 2.22倍(業種中央値1.25倍の1.8倍)、推定取得単価 1,225円 → 現在株価 2,365円 →S1
警戒条件: 理論株価試算値に到達、またはPBRが業種中央値に収斂した場合
判定方法: 自動判定(PBR・理論株価と閾値の比較)

本チェックリストは撤退兆候の有無を整理したものであり、売買タイミングの助言を構成するものではありません。

出典: 大量保有報告書 (S100YWL8)EDINET有価証券報告書 (S100YJ1H)

【編集部注】 個別要素の変調を踏まえ、構造の全体像を再確認する必要がある。


8. まとめ──スコアの構成と根拠

S1〜S7の分析を4つの軸で集約した総合指標。スコアの計算過程とデータ品質を開示します。
コバンザメスコア?
/ 10.0
財務 1.9 + 行動 0.7 + 株主構成 1.0 + 実績 1.0
財務
1.9/3.0
30%
行動
0.7/3.5
35%
株主構成
1.0/2.5
25%
実績
1.0/1.0
10%
合計
4.6
/10

※ 本スコアは、財務面の割安度・アクティビストの行動特性・株主構成・過去案件の実績を定量評価した分析指標です。投資判断を推奨するものではありません。

リスク要因: 無配 → カシオ計算機の実質PBR2.22倍は業種中央値1.25倍を上回り資産面の割安さは後退した。同社は2026年7月に営業利益128億円と過去最高を更新した。あわせて100億円の自己株式取得を完了した。業績好調に伴い株価は推定取得単価1,224.88円から2,365.0円へと上昇した。3Dインベストメントの保有比率は5.03%から3.99%へ減少した。他社で買収防衛策の差し止めを求める一方、同社では売却を進めた。総合スコア4.6は、業績拡大と株価上昇に伴う関与後退の事実を反映する。

根拠データ
判定基準: コバンザメスコアの算出方法
コバンザメスコア(0.0〜10.0)
4つの分析軸を重み付け平均した総合指標。
composite = (財務×0.30 + 行動×0.35 + 株主構成×0.25 + 実績×0.10) ÷ 5.0 × 10.0

割安か+下値は堅いか(財務 ×30%)
バリュエーション・資本効率・株主還元余力。§1と§4の分析がこの軸に対応。
5=極めて割安+還元余力潤沢、0=割高+効率的。

どう動くか+撤退の兆候は(行動 ×35%)
本気度・行動確率・戦略予測・撤退リスク。§2と§7の分析がこの軸に対応。
5=AGGRESSIVE+高勝率+エスカレーション、0=撤退兆候。

提案は通るか(株主構成 ×25%)
議決権構造・株主構成・浮動株比率。§3の分析がこの軸に対応。
5=壁が薄い+浮動株潤沢+票読みHIGH、0=壁が厚く変更困難。

過去の打率は(実績 ×10%)
アクティビストの過去案件バックテスト。§6の分析がこの軸に対応。
TOPIX超過勝率×超過リターン中央値。データ不足時は0.0。

データ品質
HIGH=データ十分で信頼性高い / MEDIUM=一部欠損あり / LOW=重要データ欠損。

※本スコアはモデル計算値であり、投資判断を示すものではありません。将来のリターンを保証・予測するものではなく、スコアの高低は売買の推奨を意味しません。

スコア内訳
分析軸スコアウェイトデータ品質?
割安か+下値は堅いか(財務)?3.2 / 5×30%MEDIUM
どう動くか+撤退の兆候は(行動)?1.0 / 5×35%HIGH
提案は通るか(株主構成)?2.0 / 5×25%HIGH
過去の打率は(実績)?5.0 / 5×10%HIGH
コバンザメスコア?4.6/ 10.0

各軸スコアはS1〜S7の分析データを入力としたAIによるモデル計算値であり、ルールベースの算出ではありません。 同一データに対して実行ごとに微小な差異が生じる場合があります。

AI分析プロセス
アクティビスト意図: 株価上昇局面における部分的な売却と関与強度の低下
データ品質: VERIFIED 財務分析: MEDIUM ガバナンス分析: HIGH 株主構成分析: HIGH

ステージ間分析

⚠ ステージ間の矛盾:
  • 財務分析ではROIC-WACCスプレッドが-1.85%と価値破壊状態にあり資本効率改善要求の余地が大きいとされる一方、株主構成分析ではアクティビストの保有比率が3.99%に低下し、ガバナンス改善圧力が波及する可能性が低下している点。
矛盾解消: 財務的な改善余地(価値破壊状態)は存在するものの、株価が推定取得単価1,224.88円から2,365.0円へと93.08%上昇したことで、アクティビストにとっては対話による価値実現を待たずに部分売却による投資回収を進めるインセンティブが勝ったと解釈できます。
✔ ステージ間シナジー:
  • 安定株主比率が17.6%と極めて低く、議決権構造上の障壁が低いという株主構成分析の事実と、社外取締役比率で買収防衛策が未導入というガバナンス分析の事実が、外部からの規律を受け入れやすい構造としてシナジーを形成しています。
相互作用効果:
  • 議決権構造上の障壁が低いにもかかわらず、アクティビストが公開提案を行わずに保有を減少させた事実は、当該銘柄における対話の膠着や、単なるポートフォリオ管理上の利益確定の動きが先行していることを示唆します。
調査トピック: 電気機器業界の再編動向 / カシオ計算機の業績と還元施策 / 3Dインベストメントの他社関与動向 | ※ AI生成・外部情報参照



出典:
EDINET有価証券報告書 (S100YJ1H)
EDINET半期報告書 (S100X1YX)
大量保有報告書 (S100YWL8)
⚠ 重要なお知らせ (Disclaimer)
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