東京きらぼしフィナンシャルグループ (7173) 銀行業

東京都・神奈川県を地盤とする金融持株会社です。主力である「銀行業(きらぼし銀行、デジタルバンクのUI銀行)」を中心に、預金・貸出・為替等の金融サービスを提供しています。また、リース業、証券業、コンサルティング、フィンテックなど、法人・個人顧客の多様なニーズに応える幅広い金融・周辺サービスを展開しています。
ありあけキャピタル建設的対話型
保有比率: 5.24% ↑+5.24% 増加新規
報告書提出日: 2026-06-24
ありあけキャピタルは過去の地方銀行への投資で超過勝率100%を記録してきた──だが今回の東京きらぼしフィナンシャルグループは、高い収益力を持ちながら配当性向が12%と極めて低い歪んだ構造をどう是正するか。
コバンザメスコア?
(0.0–10.0)
7.0以上
全149件中 ─ 中央値: 6.2 / 上位25%: 7.0
0 中央値 上位25% 10
目次 (クリックで開閉 ── ▶ マークは全て同様に操作できます)
  1. 割安か──バリュエーション指標
  2. どう動くか──介入シナリオと行動確率
  3. 提案は通るか──株主構成と議決権の壁
  4. 下値は堅いか──配当・増配・自社株買い余力
  5. 出口はどこか──シナリオ別試算値
  6. 過去の打率は──実績と勝率
  7. 撤退の兆候は──エグジットシグナルと検知条件
  8. まとめ──スコアの構成と根拠

1. 割安か──バリュエーション指標

今の株価は割高か割安か。PBR・PER・NC比率などの指標から、複数のアプローチで株価水準を検証します。
データ期間の見方 前実 直近の確定決算(有価証券報告書・決算短信)の数値 今予 会社が発表した今期の業績予想に基づく数値 ※ 株価・時価総額は前営業日終値
実質PBR前実?
業種中央値0.84倍
業種内ポジション
アクティビストは同業他社との比較で経営改善余地を主張する。中央値からの乖離が株主提案の根拠となる。
PBR
0.93倍(63%ile)
PER
9.79倍(15%ile)
← 低い   業種中央値   高い →

→ PBR(株価純資産倍率)(実質)0.93倍は業種中央値0.84倍を10.0%上回る水準だが、PER(株価収益率)9.79倍は業種中央値13.10倍を25.3%下回る。

ROE(自己資本利益率)10.00%が業種中央値5.62%を大きく上回る高い収益性を考慮すると、資産面での割安性は限定的である一方、利益面での評価は低位にとどまる(過去実績・将来非保証)。

根拠データ
判定基準
実質PBR:
含み益(不動産・政策保有株等)を加味した純資産に対する株価倍率。業種中央値との乖離で割安/割高を判断する基礎指標。1.0倍未満: 割安圏、1.0-1.5倍: 中立圏、1.5倍以上: 割高圏。

ROICスプレッド:
ROIC − WACC。プラスなら資本コスト以上の利益を創出(価値創造)、マイナスなら価値破壊。10%超: 強い価値創造、0-10%: 中立水準、マイナス: 価値破壊。

NC比率(清原式):
ネットキャッシュ(流動資産+投資有価証券×70%−負債合計)÷時価総額。高いほどアクティビストが還元強化を要求する根拠が強くなる。
割安度の検証
12,940円
発行済株式数: 30,650,115株
PBR 前実?
市場ベース?
0.93倍
資産調整後?
0.93倍
市場
実質
PER 今予?
市場ベース?
9.79倍
清原式?
-
純資産 前実?
簿価
4,234億円
修正純資産?
4,234億円
簿価
修正
NC比率(清原式) 前実?
NC比率
N/A
目安 約10%
NC額?
N/A
= 流動資産 N/A + 投資有価証券×70% N/A − 負債合計 0億円
時価総額?
市場
3,966億円
理論時価総額?
-
配当利回り 今予?
現在
0.23%
潜在利回り?
5.11%
現在
潜在
📝 指標の説明
  • PBR(株価純資産倍率): 前期末の簿価純資産に対する株価の倍率。会社を今すぐ解散した場合の資産価値に対して、株価が何倍かを示す。1.0倍なら帳簿上の資産と株価が同じ。1倍割れは東証の「資本コストや株価を意識した経営」要請の対象。アクティビストが「株主資本を有効活用できていない」と指摘する最も基本的な根拠になる。
  • 実質PBR: 前期末の修正純資産(含み益加味)に対する株価の倍率。帳簿に載っていない「隠れた資産価値」を反映する。簿価PBRが1倍超でも、不動産や株式の含み益を加えると実質的に割安になるケースがある。アクティビストは実質PBRを重視し、含み資産の売却・活用を要求する根拠にする。
  • PER(株価収益率): 今期の会社予想EPSに基づく株価収益率。今の利益水準で投資額を回収するのに何年かかるかの目安。低いほど利益に対して株価が割安。業種中央値より高ければ市場の期待が大きい。低ければ過小評価されている可能性があり、アクティビストが「株価を引き上げる施策」を要求する根拠になりうる。
  • PER(清原式): (時価総額 − ネットキャッシュ) ÷ 今期予想純利益。余剰現金を差し引き、事業の利益力だけに対するPERを算出する。通常PERより低くなるほど「現金の厚み」が株価に織り込まれていない。清原式PERが業種中央値を大幅に下回る企業は、現金を抱え込んだまま事業効率を高めていない可能性が高く、アクティビストの還元要求の典型的な対象。
  • 純資産: 会社の資産から負債を差し引いた正味の財産額。「簿価」は帳簿上の金額、「修正純資産」は不動産含み益などを加算した実態ベースの金額。
  • 修正純資産: 簿価の純資産に、保有不動産の含み益・有価証券の含み益を加算した「実態ベース」の純資産額。この金額が大きいほど企業の「隠れた資産」が多い。遊休資産の売却、政策保有株の解消、不動産のリート化など、アクティビストが資産活用を要求する原資の規模を示す。
  • EV/EBITDA: 企業価値(時価総額+前期末有利子負債−現金)÷ 前期実績EBITDA。減価償却の影響を除いたキャッシュフローベースの企業価値倍率。M&A(企業買収)で最も使われる値付けの尺度。業種中央値より低ければ買収対象として割安であり、TOB(公開買付け)の可能性を測る目安にもなる。
  • 時価総額: 株価×発行済株式数。「市場」は現在の株式市場での評価額。「理論時価総額」は事業利益を業種平均PERで再評価し、余剰現金を加算した理論上の企業価値。
  • 理論時価総額: 清原式事業価値モデルによる試算値。算式: 理論時価総額 = 適正事業価値 + ネットキャッシュ。適正事業価値 = (市場評価の事業価値 ÷ PER清原式) × 業種PER中央値。理論時価総額が現在の時価総額を上回る場合、市場が企業価値を過小評価している可能性を示す。アクティビストはこの乖離を根拠に、株主還元や資本政策の見直しを要求する。
  • 配当利回り: 今期予想の1株あたり配当金÷株価。投資額に対して年間いくら配当を受け取れるかの指標。業種中央値より低ければ増配余力がある可能性を示す。アクティビストが増配要求する際の出発点になる。
  • 潜在利回り: 今期予想の利益を前提に、配当性向を引き上げた場合に実現しうる理論上の配当利回り。算式: 潜在利回り = EPS × MAX(業種配当性向中央値, 50%) ÷ 株価。潜在利回りが現在利回りを大きく上回る場合、増配余力が大きいことを意味し、アクティビストの増配要求が企業価値向上に寄与するシナリオの蓋然性が高い。
  • NC比率(清原式): 前期末ネットキャッシュ(流動資産+投資有価証券×70%−負債合計)÷時価総額。時価総額に対して余剰現金をどれだけ抱えているかの比率。この比率が高い企業は「現金を溜め込んでいる」とみなされる。自社株買い・増配・特別配当の要求根拠になり、比率が高いほどアクティビストの介入動機が強い。
  • NC額: ネットキャッシュ額。計算式: 流動資産 + 投資有価証券×70% − 負債合計。事業に使っていない余剰現金の総額。NC額が大きいほど自社株買い・増配・特別配当の原資が豊富。アクティビストが還元強化を要求する際の具体的な金額規模を示す。
セクター相対評価

業種: 銀行業(33業種分類)

PBR 前実
当社
0.93倍
業種中央値
0.84倍
対業種 1.10倍
PER 今予
当社
9.79倍
業種中央値
13.10倍
対業種 0.75倍
ROE 前実
当社
10.0%
業種中央値
5.6%
対業種 1.78倍
配当性向(実績) 前実
当社
12.3%
業種中央値
35.9%
対業種 0.34倍
📝 指標の説明
  • 対業種比: 当社値÷業種中央値。1.0=業種平均水準
  • 業種内順位(%ile): 業種内でのパーセンタイル順位。PBR・PER: 低%ile=割安 / ROE: 高%ile=高効率
  • ROE(自己資本利益率): 前期確定の純利益÷自己資本。株主の出資に対してどれだけ効率的に利益を稼いでいるか。8%未満なら東証の「資本コストを意識した経営」要請の対象。アクティビストが改善を要求する根拠になる。
  • 配当性向(実績): 前期確定の純利益のうち配当に回した比率(実績値)。会社予想ベースの配当性向はS4に記載。低すぎれば増配要求の余地が大きい。高すぎれば持続性に問題があり、利益成長が求められる。
株主資本は有効に使われているか
計算パラメータ(Beta / WACC / ROIC)
指標
Beta(1年)? 1.20
株主資本コスト前実? 8.2%
WACC前実? 8.2%
ROIC前実? N/A
結論: 価値を創っているか
ROICスプレッド 前実? N/A
EVA 前実? N/A
ROE 10.0%
原因: ROEを決める3要素
売上高純利益率 前実? 21.3%
総資産回転率 前実? 0.03回
財務レバレッジ 前実? 17.28倍
ROE 10.0% の内訳
利益率
21.3%
回転率
0.03回
レバレッジ
17.28倍
余力: まだ使える手段はあるか
D/Eレシオ 前実? N/A
📝 指標の説明
  • ROICスプレッド: ROIC(投下資本利益率)からWACC(加重平均資本コスト)を差し引いた値。プラスなら株主が期待する最低リターンを超える利益を生んでおり「価値創造」、マイナスなら資本コスト以下の利益しか出せておらず「価値破壊」の状態。アクティビストが最も重視する経営効率の指標。スプレッドがマイナスの企業は「株主の資本を有効に使えていない」と批判される。事業ポートフォリオの再編(低ROIC事業の売却)、遊休資産の処分、余剰現金の株主還元など、資本配分の見直しを要求する最も強力な根拠になる。
  • EVA(経済的付加価値): Economic Value Added。税引後営業利益(NOPAT)から投下資本×WACCを差し引いた金額。ROICスプレッドを金額で表したもの。プラスなら真の経済的利益を生んでおり、マイナスなら会計上は黒字でも株主資本を食い潰している。EVAがマイナスの企業は「帳簿上は利益が出ているが、株主の機会費用を考慮すると実質赤字」。アクティビストは「EVAがゼロ以上になるまでROICを改善せよ」と具体的な数値目標を掲げて経営改善を要求する。金額で示されるため、毀損規模が直感的に伝わる。
  • ROE(自己資本利益率): 純利益÷自己資本。株主の出資に対してどれだけ効率的に利益を稼いでいるかを示す。ROEは以下の3要素に分解できる(デュポン分析)。8%未満なら東証の「資本コストや株価を意識した経営」要請の対象。アクティビストが改善を要求する際の出発点となる指標であり、どの要素が足を引っ張っているかをデュポン分析で特定する。
  • 売上高純利益率: 純利益÷売上高。売上からどれだけ最終利益を残せているかを示す「収益性」の指標。ROEを構成するデュポン3要素の1つ。利益率が低い場合、アクティビストは不採算事業の撤退・売却、コスト構造の改善、価格転嫁��の強化を要求する。特に多角化企業では「低利益率のセグメントを切り離せ」という事業ポートフォリオ再編の根拠になる。
  • 総資産回転率: 売上高÷総資産。保有する資産をどれだけ効率的に売上に変換できているかを示す「効率性」の指標。ROEを構成するデュポン3要素の1つ。回転率が低い場合、遊休資産・過剰在庫・不要な政策保有株を抱えている可能性が高い。アクティビストは「使っていない資産を売却して株主に返せ」と要求する。不動産や政策保有株の売却要求の定量的根拠になる。
  • 財務レバレッジ: 総資産÷純資産。借入によって資産をどれだけ膨らませているかの度合い。ROEを構成するデュポン3要素の1��。高いほどROEは上がるがリスクも増す。レバレッジが低すぎる(=純資産が��沢すぎる)場合、アクティビストは「余剰資本を株主に返還すべき」と主張する。自社株買いや特別配当によって自己資本を圧縮し、ROEを引き上げる戦略の根拠になる。
  • D/Eレシオ: 有利子負債÷株主資本。借入への依存度を示す。1.0倍未満なら借入より自己資本が多い安全圏。低いほど追加の借入余力が大きく、自社株買い・増配・設備投資の原資を調達しやすい。D/Eレシオが極端に低い企業は「財務が保守的すぎる」として、最適資本構成への転換を求められる。適度な借入でレバレッジを高め、余剰資本を株主還元に回すことでROE改善とPBR是正を同時に実現する――これがアクティビストの典型的な資本政策提案。
  • Beta(1年): 過去1年間の日次リターンをもとに算出した、市場全体(TOPIX)に対する株価の変動感応度。1.0なら市場並みの変動、1.0超なら市場より大きく動く、1.0未満なら市場より安定的。株主資本コスト算出のパラメータ。Betaが高い銘柄は資本コストも高くなるため、ROICスプレッドがマイナスに振れやすい。アクティビストにとっては「資本コストが高いのにそれを超えるリターンを出せていない」という批判の材料��なりうる。
  • 株主資本コスト: 株主が期待する最低限のリターン。算式: リスクフリーレート(1.0%) + Beta × 市場リスクプレミアム(6.0%)。ROEがこの率を下回っていれば、株主の期待に応えられていない。東証の「資本コスト経営」要請の中核概念。アクティビストは「御社の株主資本コストはX%だが、ROEはY%しかない。コストを下回るリターンは株主価値の毀損だ」と数値を突きつけて改善を要求する。
  • WACC(加重平均資本コスト): 株主資本コストと負債コストを資本構成比率で加重平均した、企業全体の資本コスト。ROICがWACCを上回っていれば価値を創造している。企業価値評価(DCF法)の割引率として使われ、M&AやMBOの価格算定にも影響する。アクティビストはWACCを基準に「事業の取捨選択」を提案し、WACC未満のリターンしか出せない事業の売却を要求する。
  • ROIC(投下資本利益率): 税引後営業利益(NOPAT)÷投下資本(株主資本+有利子負債)。事業に投じた全資本に対するリターン。ROEが株主視点の指標であるのに対し、ROICは債権者を含む全資本提供者の視点。ROICは財務レバレッジの影響を受けないため、事業の「素の実力」を測る指標としてアクティビストが重用する。「ROICツリー」で分解し、改善余地がある事業オペレーションを特定する手法が定着している。

出典: EDINET有価証券報告書 (S100YBHI)大量保有報告書 (S100YHBI)

【編集部注】 割安水準にある。だが、アクティビストが動かなければ何も変わらない。このファンドは本気で動くのか。


2. どう動くか──介入シナリオと行動確率

大量保有報告書は出した──次の問いは、純投資のままか、経営に変化を求めるか。報告書の文言・過去の行動パターンから、介入の方向性と確率を読みます。
行動確率?
過去8件中5件

→ 行動確率は62.50%(過去8件中5件)であり、ありあけキャピタルが新規報告後に実質的なエンゲージメントへ移行する蓋然性は高い。

同ファンドは銀行業に特化し、過去の千葉興業銀行案件のように水面下での友好的な対話を通じて業界再編や資本政策の変更を主導するスタイルを確立している。今回の対象企業は自己資本利益率(ROE)が10.00%と高水準ながら、配当性向が12.30%と業種中央値の35.88%を大幅に下回る低還元状態にあり、2026年5月の優先株消却完了を経て普通株主への還元余力が拡大したタイミングでの参入は、明確に株主還元方針変更を要求する論拠に基づいている。

主要戦略: 株主還元方針変更 / 副次的な戦略: M&A・再編提案

推定取得単価11,399円に対し現在株価12,940円(乖離+13.5%)。

共同保有者・貸株・担保契約:担保契約等あり((6)【当該株券等に関する担保契約等重要な契約】 アリアケ・マスター・ファンドとの間で投資一任契約を締結し、当該契約に基づき株式等の運用を行っている。)

📝 指標の説明
  • 行動確率: このアクティビストの過去の全保有案件のうち、実際に株主提案・増配要求等の行動に移った割合。75%以上なら過去の実績上ほぼ確実に動く。50%未満なら純投資で終わる可能性も。
  • 推定取得単価: 大量保有報告書の記載(取得価格×株数)から加重平均で算出した1株あたり推定コスト。現在株価がこれを下回ると含み損。撤退圧力が発動する水準であると同時に、追加買い増しの動機にもなる。
  • 共同保有者: 同一目的で株式を共同保有する者。報告書の「共同保有者」欄に記載。共同保有者がいれば実質的な議決権はその合算。表面上の保有比率より影響力が大きい場合がある。
  • 貸株・担保契約: 保有株式の貸株や担保提供の有無。貸株に出していれば議決権行使時に回収が必要。担保差入れがあれば追加投資の制約になりうる。
根拠データ
判定基準
行動確率:
このアクティビストの過去の全保有案件のうち、実際にエスカレーション(株主提案・対話要求等)に移った比率。75%なら4件中3件で行動に転じた実績。保有目的文言はテンプレート化されていることが多いため、文言一致ではなく全案件ベースで算出。灰色固定表示。

ISS/Glass Lewis基準該当: 一般公開基準への形式的該当を示す。実際の個別推奨は非公開(有料レポート)のため「反対推奨された」と断定するものではない。
過去投資先での実績
行動パターン
過去8件中、株主提案型(D階層)に踏み込んだのは4件であり、公開書簡型(C階層)が1件、明示的行動なし(A階層)が3件観測されている。株主提案階層の勝率は100%(2件中2件、過去実績・将来非保証)であり、行動なし階層の勝率も100%(2件中2件、過去実績・将来非保証)と、いずれの階層においても高いリターン実績が確認されている。本件への断定的な適用は避けるべきだが、過去の傾向からは高い確度で実質的な対話が想定される。

行動タイプ別の成績(過去8件、リターン確定 4件)

行動強度 件数 1年超過勝率 超過R中央値
E法的係争型 0件
D株主提案型 4件 100.0% (2件) 31.1%
C公開書簡型 1件
B会社対応のみ観測 0件
A明示的行動なし 3件 100.0% (2件) 61.0%

※ 過去実績。投資判断の保証ではない。D階層(株主提案型)の結果内訳(可決/譲歩/否決)は下記カード個別参照。

過去投資先での行動履歴(全8件):過去の新規報告銘柄について、実際の行動と保有目的を対比(当該企業は除外)。

池田泉州ホールディングス (8714) 銀行業 D 株主提案
初回報告: 2025-05-16 ピーク比率: 10.80%
実際の行動
株主提案
2026 年 6 月総会向けの株主提案提出は未確認。保有目的に「重要提案行為等」を明記しているが、具体的提案書面の公表は未確認。2026-04-17 の資本業務提携発表は経営側の主導的開示で、ありあけ提案ではなく「対話の成果」として整理される段階 — 推定
メディア報道
ンス」資本業務提携の実質的な仕掛け役と日経・ダイヤモンドが報じている — 報道ベース (1) ありあけは千葉興業銀行で 20% 上限まで買い上げて千葉銀へオークション売却し統合契機を作った前例あり (ダイヤモンド報道) — 同様の出口シナリオ (滋賀銀との将来統合へのプレミアム獲得) が想定可能。(2) 滋賀銀提携が「将来統合を否定しない」異例の発言を含む点 (久保田頭取、ダイヤモンド報道) で、近畿地銀再編号砲
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-05
1年超過リターン: +38.6%
EDINET保有目的「純投資(投資一任契約に基づく運用を目的としている。…」
純投資(投資一任契約に基づく運用を目的としている。)及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと。
滋賀銀行 (8366) 銀行業 A 行動なし
初回報告: 2025-04-14 ピーク比率: 6.48%
実際の行動

目立った行動は確認できませんでした(純投資で完結)

参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-05
1年超過リターン: +56.8%
EDINET保有目的「純投資(投資一任契約に基づく運用を目的としている。…」
純投資(投資一任契約に基づく運用を目的としている。)及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと。
ライフネット生命保険 (7157) 保険業 D 株主提案
初回報告: 2024-06-25 ピーク比率: 7.39%
実際の行動
株主提案
確認できる範囲では正式な株主総会議案提出の事実は未確認 [推測: 報道・TDnet 検索ヒットなし]。ただし保有目的に「重要提案行為等」を明記し、活動形態は対話型エンゲージメントが主軸 [確実: EDINET]
メディア報道
ある経営陣をサポート」とし、提出時点で既に経営陣との面談実施済と明記。評価ポイントは「IFRS 導入に象徴される資本市場との対話姿勢」「2028 年度までに株価 3,000 円以上を掲げた中期計画」。日経報道では「主導権争い」と表現され、エフィッシモが 20% 超を取得し金融庁から主要株主認可を得たことで買増し可能になった文脈の中での参戦と位置付け [確実: nikkei.com 2024-06-25]
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-05
1年超過リターン: +23.7%
EDINET保有目的「純投資(投資一任契約に基づく運用を目的としている。…」
純投資(投資一任契約に基づく運用を目的としている。)及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと。
スルガ銀行 (8358) 銀行業 A 行動なし
初回報告: 2023-05-26 ピーク比率: 6.10%
実際の行動
メディア報道
ありあけキャピタル(代表 田中克典・元ゴールドマン・サックス)はフレンドリー型エンゲージメントで地銀の事業モデル近代化を支援 (Hedgeweek 報道ベース)。スルガ銀行については政策保有株式の解消を引き出した成功事例として言及されている。2024-04 開始の中期経営計画始動に合わせ、株主としての対話を継続したと推定。重要提案行為等を保有目的に明記して
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-05
1年超過リターン: +65.2% 2年超過: +125.4%
EDINET保有目的「純投資(投資一任契約に基づく運用を目的としている。…」
純投資(投資一任契約に基づく運用を目的としている。)及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと。
百五銀行 (8368) 銀行業 A 行動なし
初回報告: 2026-01-19 ピーク比率: 5.94%
実際の行動

目立った行動は確認できませんでした(純投資で完結)

参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-05
1年超過リターン: リターン未確定(1年未経過)
EDINET保有目的「純投資(投資一任契約に基づく運用を目的としている。…」
純投資(投資一任契約に基づく運用を目的としている。)及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと。
大垣共立銀行 (8361) 銀行業 D 株主提案
初回報告: 2025-12-22 ピーク比率: 8.57%
実際の行動
株主提案
履歴データの最終形態が「重要提案行為等」で、6 月株主総会(第 214 期、招集通知未開示)に向けて緊張局面。過去の千葉興銀ケースでは「経費率改善要求 → 進展なければ持株比率引上げ → 自ら統合相手探し」のステップを踏んでおり、4 ヶ月で 5.65%→8.00% への積増しはこのプレイブック上の第 2 段階に対応。現時点で株主提案そのものの提出事実は未確認 (情報源: WebSearch、okb.co.jp、TDnet 開示一覧)
公開書簡
保有という事実は「ありあけが東海地銀パッケージとしてセットで動かす」可能性を示唆し、十六 FG との三角関係が注視点、(c)4 ヶ月で 5%→8% は積増し速度として速く、6 月総会前後の臨時報告書・公開書簡発出リスクが上昇、(d) 株価は既に 9 年高値圏で短期過熱感はあるが PBR はなお 0.4 倍前後で再評価余地、(e) 発行体側は新中計で ROE 経営にコミット済み、対話成立の余地が大きい (敵
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-05
1年超過リターン: リターン未確定(1年未経過)
EDINET保有目的「純投資(投資一任契約に基づく運用を目的としている。…」
純投資(投資一任契約に基づく運用を目的としている。)及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと。
あいちフィナンシャルグループ (7389) 銀行業 C 公開書簡
初回報告: 2025-10-07 ピーク比率: 10.93%
実際の行動
公開書簡
5.06%)も視野。(3) 担保契約への言及 (2026-04-13 報告) は買増し原資のレバレッジ化を示唆し、ボラティリティ上昇要因 (推定)。(4) 2026 年 6 月定時総会前後で株主提案・公開書簡が出る可能性、招集通知 (5 月下旬発送見込み) 監視推奨。(5) 出力日時点での履歴データ件数 9 件と当方 DB 履歴 7 件の差異は直近の修正報告分の取込みタイムラグの可能性
メディア報道
スト 19 年) は地銀特化アクティビストで、千葉興業銀行(2022 年投資→2023 年 1 月時点で筆頭株主 19.9%→千葉銀行への売却で経営統合を誘導)の実績で知られる「地銀再編の仕掛け人」(報道ベース: 日経・ダイヤモンド・Hedgeweek、推定リターン 300% 超)。あいち FG に対する個別の公開書簡や特設ページは公式サイト ariakecapital.com 上に未掲示 (一次資料にて未
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-05
1年超過リターン: リターン未確定(1年未経過)
EDINET保有目的「純投資(投資一任契約に基づく運用を目的としている。…」
純投資(投資一任契約に基づく運用を目的としている。)及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと。
イー・ギャランティ (8771) その他金融業 D 株主提案
初回報告: 2025-09-24 ピーク比率: 10.31%
実際の行動
株主提案
公開情報上、定時株主総会への株主提案権行使実績は確認されず。ただし最終報告書 (2025-12-04) では保有目的が「重要提案行為等」に格上げされており、田中克典代表の地銀案件における手法 (人事評価制度・カルチャー変革・取締役会構成への提言) を踏まえると、2026 年 6 月総会に向けて取締役選任・剰余金処分・資本政策に関する重要提案が水面下で進行している蓋然性が高い。提案内容の主軸候補は配当性向 50% 超への引き上げ・DOE 目標の明示・資本効率指標 (ROE 20% 目標) の中計組み入れと推察。
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-05
1年超過リターン: リターン未確定(1年未経過)
EDINET保有目的「純投資(投資一任契約に基づく運用を目的としている。…」
純投資(投資一任契約に基づく運用を目的としている。)及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと。

残り3件を表示 ▼

※ 実行動データは Claude Code WebSearch 経由で調査・格納(activist_action_history_gold)。超過リターンは TOPIX 対比・報告翌営業日始値基準・1年/2年経過時点の値。

保有目的文言の変遷(事由変更 7件 / 同一事由 2件)

▼ 保有事由が変更された銘柄:

百五銀行(8368) 最終保有 5.94%(最大 5.94%)
初回 2026-01-19
純投資(投資一任契約に基づく運用を目的としている。)及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと。
最終 2026-05-13
純投資(投資一任契約に基づく運用を目的としている。)を基本とし、投資先企業の中長期的な企業価値向上に資すると判断した場合には、経営陣との建設的な対話を通じて助言を行うほか、当該企業の状況等を踏まえ、資本政策、組織再編、その他の経営施策に関する提案を行うことがある。
大垣共立銀行(8361) 最終保有 8.57%(最大 8.57%)
初回 2025-12-22
純投資(投資一任契約に基づく運用を目的としている。)及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと。
最終 2026-05-13
純投資(投資一任契約に基づく運用を目的としている。)を基本とし、投資先企業の中長期的な企業価値向上に資すると判断した場合には、経営陣との建設的な対話を通じて助言を行うほか、当該企業の状況等を踏まえ、資本政策、組織再編、その他の経営施策に関する提案を行うことがある。
あいちフィナンシャルグループ(7389) 最終保有 10.93%(最大 10.93%)
初回 2025-10-07
純投資(投資一任契約に基づく運用を目的としている。)及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと。
最終 2026-05-13
純投資(投資一任契約に基づく運用を目的としている。)を基本とし、投資先企業の中長期的な企業価値向上に資すると判断した場合には、経営陣との建設的な対話を通じて助言を行うほか、当該企業の状況等を踏まえ、資本政策、組織再編、その他の経営施策に関する提案を行うことがある。
イー・ギャランティ(8771) 最終保有 10.31%(最大 10.31%)
初回 2025-09-24
純投資(投資一任契約に基づく運用を目的としている。)及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと。
最終 2026-05-13
純投資(投資一任契約に基づく運用を目的としている。)を基本とし、投資先企業の中長期的な企業価値向上に資すると判断した場合には、経営陣との建設的な対話を通じて助言を行うほか、当該企業の状況等を踏まえ、資本政策、組織再編、その他の経営施策に関する提案を行うことがある。
池田泉州ホールディングス(8714) 最終保有 10.80%(最大 10.80%)
初回 2025-05-16
純投資(投資一任契約に基づく運用を目的としている。)及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと。
最終 2026-05-13
純投資(投資一任契約に基づく運用を目的としている。)を基本とし、投資先企業の中長期的な企業価値向上に資すると判断した場合には、経営陣との建設的な対話を通じて助言を行うほか、当該企業の状況等を踏まえ、資本政策、組織再編、その他の経営施策に関する提案を行うことがある。
滋賀銀行(8366) 最終保有 6.48%(最大 6.48%)
初回 2025-04-14
純投資(投資一任契約に基づく運用を目的としている。)及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと。
最終 2026-05-13
純投資(投資一任契約に基づく運用を目的としている。)を基本とし、投資先企業の中長期的な企業価値向上に資すると判断した場合には、経営陣との建設的な対話を通じて助言を行うほか、当該企業の状況等を踏まえ、資本政策、組織再編、その他の経営施策に関する提案を行うことがある。
ライフネット生命保険(7157) 最終保有 7.39%(最大 7.39%)
初回 2024-06-25
純投資(投資一任契約に基づく運用を目的としている。)及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと。
最終 2026-05-13
純投資(投資一任契約に基づく運用を目的としている。)を基本とし、投資先企業の中長期的な企業価値向上に資すると判断した場合には、経営陣との建設的な対話を通じて助言を行うほか、当該企業の状況等を踏まえ、資本政策、組織再編、その他の経営施策に関する提案を行うことがある。
同一事由の 2件を表示
東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173) 最終保有 5.24%(最大 5.24%)
初回 2026-06-24
純投資(投資一任契約に基づく運用を目的としている。)を基本とし、投資先企業の中長期的な企業価値向上に資すると判断した場合には、経営陣との建設的な対話を通じて助言を行うほか、当該企業の状況等を踏まえ、資本政策、組織再編、その他の経営施策に関する提案を行うことがある。
最終 2026-06-24 同一事由
スルガ銀行(8358) 最終保有 4.48%(最大 6.10%)
初回 2023-05-26
純投資(投資一任契約に基づく運用を目的としている。)及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと。
最終 2025-08-22 同一事由

※ 事由変更ありの行は左線ハイライト。報告日リンクからEDINETの1次情報を確認できます。

出典: 大量保有報告書 (S100YHBI)

【編集部注】 行動確率は高くない。それでも提案が通る可能性はあるのか──株主構成を確認する。


3. 提案は通るか──株主構成と議決権の壁

株主提案は通るか。固定株主の壁と浮動株の構成から、アクティビストの議決権戦略が成立する条件を検証します。
安定株主比率前実?
壁の合計(鈴木式準拠)
アクティビスト保有?
最新報告書
5.2%
31.7%
63.1%
アクティビスト 5.2%
実質安定株主 31.7%
浮動株等 63.1%

→ 安定株主比率31.7%という議決権構造は、ありあけキャピタルが過去に超過リターンを達成した銀行業3件の平均的な水準を下回っており、株主提案が受け入れられやすい構成と評価される(過去実績・将来非保証)。

大株主には東京都が9.62%を保有するものの、浮動株比率55.0%および外国法人等の存在から、PBR(株価純資産倍率)0.93倍やROE(自己資本利益率)10.0%の改善を求める対話において、経営陣へのガバナンス圧力が働きやすい構造である。

根拠データ
判定基準
安定株主比率:
鈴木式準拠固定株分析(独自拡張版、v6.0 議決権ベース、2026-04-30〜)。A(その他法人) + B(政府) + D(個人大株主) + E(政策保有金融×0.7) + F(外国戦略株主) + G(オーナー系ファンド) + H(持株会×0.5) − I(国内VC控除)。分母=議決権総数(発行済株式総数 − 自己株式)。C(自己株式)は議決権ゼロのため計算式から除外し、参考値として表示。鈴木氏の見解では、30%を超えるとアクティビストにとっては狙いにくい銘柄となる(70%以上: 壁が極めて厚い、30-70%: 中間水準、30%未満: 議決権構造上の障壁が低い水準)。

アクティビスト保有比率:
最新の大量保有報告書に基づく保有比率。参考情報として灰色表示。

オーナー持株比率:
CEO・関連資産管理会社の合計保有比率。20%超: 拒否権に近い水準、5-20%: 中間水準、5%未満: 低水準。

外国法人等保有比率:
海外機関投資家・ファンド等の保有比率。外国法人等の比率が高い企業は株主還元・ガバナンス改善への圧力が強い傾向があり、アクティビストの提案が賛同を得やすい環境を示す。
安定株主比率の内訳(鈴木式準拠)
指標
安定株主比率(鈴木式準拠) 31.7%
├ A. その他法人 17.5%
├ B. 政府・公共団体 4.0%
├ C. 自己株式 (参考、計算式不使用) 0.5%
├ D. 個人大株主 0.0%
├ E. 政策保有金融(×0.7) 8.4% (12.1% × 0.7) (三井住友信託銀行株式会社,株式会社みずほ銀行,STATESTREETBANKANDTRUSTCOMPANY505001)
├ F. 外国戦略株主 0.0%
├ G. オーナー系ファンド 0.0%
├ H. 持株会・共栄会(×0.5) 1.8% (3.6% × 0.5) (東京きらぼしフィナンシャルグループ従業員持株会)
└ I. 国内VC控除 −0.0%

※ v6.0(2026-04-30〜): 全項目を議決権分母(自己株式除外)で統一。A・Bは元の発行済総数分母値を÷(1-自己株式比率)で議決権分母に補正、D〜Iは大株主の議決権分母値をそのまま使用。Cは議決権ゼロのため計算式から除外(参考値)。

安定株主比率(鈴木式準拠)
31.7%
A. その他法人
17.5%
B. 政府・公共団体
4.0%
C. 自己株式 (参考、計算式不使用)
0.5%
D. 個人大株主
0.0%
E. 政策保有金融(×0.7)
8.4% (12.1% × 0.7) (三井住友信託銀行株式会社,株式会社みずほ銀行,STATESTREETBANKANDTRUSTCOMPANY505001)
F. 外国戦略株主
0.0%
G. オーナー系ファンド
0.0%
H. 持株会・共栄会(×0.5)
1.8% (3.6% × 0.5) (東京きらぼしフィナンシャルグループ従業員持株会)
I. 国内VC控除
−0.0%
所有者別構成(法定開示区分)
金融機関32.8%
証券会社2.8%
その他法人16.8%
外国法人等23.0%
個人その他20.6%
自己株式0.5%
大株主一覧(上位10名)
#株主名所有者区分持株比率保有株数(株)
1 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 金融機関 10.0% 3,308,000
2 東京都 個人その他 9.6% 3,197,000
3 三井住友信託銀行株式会社 金融機関 9.2% 3,040,000
4 株式会社日本カストディ銀行(信託口) 金融機関 5.7% 1,899,000
5 東京きらぼしフィナンシャルグループ従業員持株会 個人その他 3.6% 1,190,000
6 STATESTREETBANKANDTRUSTCOMPANY505223(常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部) 外国法人等 2.7% 886,000
7 THECHASEMANHATTANBANK,N.A.LONDONSECSLENDINGOMNIBUSACCOUNT(常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部) 外国法人等 1.9% 624,000
8 株式会社マースグループホールディングス その他法人 1.8% 590,000
9 STATESTREETBANKANDTRUSTCOMPANY505001(常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部) 外国法人等 1.6% 520,000
10 BBH(LUX)FORFIDELITYFUNDS–JAPANADVANTAGEPOOL(常任代理人株式会社三菱UFJ銀行決済事業部) 外国法人等 1.4% 480,000
1
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 金融機関
10.0% 3,308,000株
2
東京都 個人その他
9.6% 3,197,000株
3
三井住友信託銀行株式会社 金融機関
9.2% 3,040,000株
4
株式会社日本カストディ銀行(信託口) 金融機関
5.7% 1,899,000株
5
東京きらぼしフィナンシャルグループ従業員持株会 個人その他
3.6% 1,190,000株
6
STATESTREETBANKANDTRUSTCOMPANY505223(常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部) 外国法人等
2.7% 886,000株
7
THECHASEMANHATTANBANK,N.A.LONDONSECSLENDINGOMNIBUSACCOUNT(常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部) 外国法人等
1.9% 624,000株
8
株式会社マースグループホールディングス その他法人
1.8% 590,000株
9
STATESTREETBANKANDTRUSTCOMPANY505001(常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部) 外国法人等
1.6% 520,000株
10
BBH(LUX)FORFIDELITYFUNDS–JAPANADVANTAGEPOOL(常任代理人株式会社三菱UFJ銀行決済事業部) 外国法人等
1.4% 480,000株
支配構造リスク
リスク項目判定詳細
オーナー管理
判定結果CEOまたは資産管理会社が大株主5%以上に該当せず
非該当 -
親子上場
判定結果該当する上場大株主なし
筆頭株主日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(10.0%)
非該当 -
筆頭株主が上場企業 -
上場大株主あり(20%超) -
政策保有・相互保有
#銘柄名コード株数時価持ち合い
1 ユニオンツール株式会社 6278 685株 16百万円
2 ヱスビー食品株式会社 2805 978株 5百万円
3 東洋合成工業株式会社 4970 298株 5百万円
4 MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社 8725 807株 4百万円
5 株式会社みずほフィナンシャルグループ 8411 382株 3百万円
6 株式会社マースグループホールディングス 6419 663株 2百万円
7 住友不動産株式会社 8830 542株 2百万円
8 株式会社ADEKA 4401 400株 2百万円
9 野村ホールディングス株式会社 8604 1,208株 2百万円
10 日本シイエムケイ株式会社 6958 1,745株 1百万円
11 小池酸素工業株式会社 6137 763株 1百万円
12 相鉄ホールディングス株式会社 9003 402株 1百万円
13 三井住友トラストグループ株式会社 8309 134株 1百万円
14 株式会社ニレコ 6863 291株 1百万円
15 日本化学産業株式会社 4094 330株 1百万円
16 株式会社アルファシステムズ 4719 158株 1百万円
17 株式会社南日本銀行 8301 19株 0百万円
18 株式会社岡三証券グループ 8609 459株 0百万円
19 ウルトラファブリックス・ホールディングス株式会社 4235 550株 0百万円
20 内外テック株式会社 3374 104株 0百万円
21 株式会社伊藤園 2593 111株 0百万円
22 ジオマテック株式会社 6907 394株 0百万円
23 共同印刷株式会社 7914 136株 0百万円
24 株式会社広済堂ホールディングス 7868 375株 0百万円
25 日本空港ビルデング株式会社 9706 40株 0百万円
26 森尾電機株式会社 6647 65株 0百万円
27 株式会社タカラトミー 7867 52株 0百万円
28 株式会社トミタ 8147 100株 0百万円
29 トーソー株式会社 5956 216株 0百万円
30 株式会社第一興商 7458 71株 0百万円
31 日本ケミファ株式会社 4539 75株 0百万円
32 岡部株式会社 5959 103株 0百万円
33 アイエックス・ナレッジ株式会社 9753 64株 0百万円
34 相模ゴム工業株式会社 5194 120株 0百万円
35 有機合成薬品工業株式会社 4531 181株 0百万円
36 株式会社プロクレアホールディングス 7384 18株 0百万円
37 東海汽船株式会社 9173 20株 0百万円
38 株式会社ナック 9788 110株 0百万円
39 株式会社なとり 2922 24株 0百万円
40 那須電機鉄工株式会社 5922 2株 0百万円
41 MIRARTHホールディングス株式会社 8897 80株 0百万円
42 株式会社昭和真空 6384 18株 0百万円
43 TAC株式会社 4319 80株 0百万円
44 株式会社共同紙販ホールディングス 9849 5株 0百万円
45 セントラル総合開発株式会社 3238 60株 0百万円
46 株式会社アーバネットコーポレーション 3242 24株 0百万円
1
ユニオンツール株式会社 6278 相互保有
685 時価 16 百万円
2
ヱスビー食品株式会社 2805 相互保有
978 時価 5 百万円
3
東洋合成工業株式会社 4970 相互保有
298 時価 5 百万円
4
MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社 8725
807 時価 4 百万円
5
株式会社みずほフィナンシャルグループ 8411
382 時価 3 百万円
6
株式会社マースグループホールディングス 6419 相互保有
663 時価 2 百万円
7
住友不動産株式会社 8830 相互保有
542 時価 2 百万円
8
株式会社ADEKA 4401 相互保有
400 時価 2 百万円
9
野村ホールディングス株式会社 8604
1,208 時価 2 百万円
10
日本シイエムケイ株式会社 6958 相互保有
1,745 時価 1 百万円
11
小池酸素工業株式会社 6137 相互保有
763 時価 1 百万円
12
相鉄ホールディングス株式会社 9003 相互保有
402 時価 1 百万円
13
三井住友トラストグループ株式会社 8309
134 時価 1 百万円
14
株式会社ニレコ 6863 相互保有
291 時価 1 百万円
15
日本化学産業株式会社 4094 相互保有
330 時価 1 百万円
16
株式会社アルファシステムズ 4719
158 時価 1 百万円
17
株式会社南日本銀行 8301
19 時価 0 百万円
18
株式会社岡三証券グループ 8609 相互保有
459 時価 0 百万円
19
ウルトラファブリックス・ホールディングス株式会社 4235
550 時価 0 百万円
20
内外テック株式会社 3374 相互保有
104 時価 0 百万円
21
株式会社伊藤園 2593 相互保有
111 時価 0 百万円
22
ジオマテック株式会社 6907 相互保有
394 時価 0 百万円
23
共同印刷株式会社 7914 相互保有
136 時価 0 百万円
24
株式会社広済堂ホールディングス 7868
375 時価 0 百万円
25
日本空港ビルデング株式会社 9706
40 時価 0 百万円
26
森尾電機株式会社 6647 相互保有
65 時価 0 百万円
27
株式会社タカラトミー 7867 相互保有
52 時価 0 百万円
28
株式会社トミタ 8147 相互保有
100 時価 0 百万円
29
トーソー株式会社 5956 相互保有
216 時価 0 百万円
30
株式会社第一興商 7458 相互保有
71 時価 0 百万円
31
日本ケミファ株式会社 4539 相互保有
75 時価 0 百万円
32
岡部株式会社 5959
103 時価 0 百万円
33
アイエックス・ナレッジ株式会社 9753 相互保有
64 時価 0 百万円
34
相模ゴム工業株式会社 5194 相互保有
120 時価 0 百万円
35
有機合成薬品工業株式会社 4531 相互保有
181 時価 0 百万円
36
株式会社プロクレアホールディングス 7384
18 時価 0 百万円
37
東海汽船株式会社 9173
20 時価 0 百万円
38
株式会社ナック 9788 相互保有
110 時価 0 百万円
39
株式会社なとり 2922
24 時価 0 百万円
40
那須電機鉄工株式会社 5922 相互保有
2 時価 0 百万円
41
MIRARTHホールディングス株式会社 8897 相互保有
80 時価 0 百万円
42
株式会社昭和真空 6384
18 時価 0 百万円
43
TAC株式会社 4319
80 時価 0 百万円
44
株式会社共同紙販ホールディングス 9849 相互保有
5 時価 0 百万円
45
セントラル総合開発株式会社 3238 相互保有
60 時価 0 百万円
46
株式会社アーバネットコーポレーション 3242
24 時価 0 百万円
合計 46銘柄 対時価総額比率 6.6%
MEDIUM 対時価総額比率6.6%
オーナー管理
非該当
親子上場
非該当
筆頭株主が上場企業
上場大株主あり(20%超)
政策保有・相互保有
MEDIUM
対時価総額比率 6.6%
銘柄一覧(46銘柄)
1
ユニオンツール株式会社 6278 相互保有
685 時価 16 百万円
2
ヱスビー食品株式会社 2805 相互保有
978 時価 5 百万円
3
東洋合成工業株式会社 4970 相互保有
298 時価 5 百万円
4
MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社 8725
807 時価 4 百万円
5
株式会社みずほフィナンシャルグループ 8411
382 時価 3 百万円
6
株式会社マースグループホールディングス 6419 相互保有
663 時価 2 百万円
7
住友不動産株式会社 8830 相互保有
542 時価 2 百万円
8
株式会社ADEKA 4401 相互保有
400 時価 2 百万円
9
野村ホールディングス株式会社 8604
1,208 時価 2 百万円
10
日本シイエムケイ株式会社 6958 相互保有
1,745 時価 1 百万円
11
小池酸素工業株式会社 6137 相互保有
763 時価 1 百万円
12
相鉄ホールディングス株式会社 9003 相互保有
402 時価 1 百万円
13
三井住友トラストグループ株式会社 8309
134 時価 1 百万円
14
株式会社ニレコ 6863 相互保有
291 時価 1 百万円
15
日本化学産業株式会社 4094 相互保有
330 時価 1 百万円
16
株式会社アルファシステムズ 4719
158 時価 1 百万円
17
株式会社南日本銀行 8301
19 時価 0 百万円
18
株式会社岡三証券グループ 8609 相互保有
459 時価 0 百万円
19
ウルトラファブリックス・ホールディングス株式会社 4235
550 時価 0 百万円
20
内外テック株式会社 3374 相互保有
104 時価 0 百万円
21
株式会社伊藤園 2593 相互保有
111 時価 0 百万円
22
ジオマテック株式会社 6907 相互保有
394 時価 0 百万円
23
共同印刷株式会社 7914 相互保有
136 時価 0 百万円
24
株式会社広済堂ホールディングス 7868
375 時価 0 百万円
25
日本空港ビルデング株式会社 9706
40 時価 0 百万円
26
森尾電機株式会社 6647 相互保有
65 時価 0 百万円
27
株式会社タカラトミー 7867 相互保有
52 時価 0 百万円
28
株式会社トミタ 8147 相互保有
100 時価 0 百万円
29
トーソー株式会社 5956 相互保有
216 時価 0 百万円
30
株式会社第一興商 7458 相互保有
71 時価 0 百万円
31
日本ケミファ株式会社 4539 相互保有
75 時価 0 百万円
32
岡部株式会社 5959
103 時価 0 百万円
33
アイエックス・ナレッジ株式会社 9753 相互保有
64 時価 0 百万円
34
相模ゴム工業株式会社 5194 相互保有
120 時価 0 百万円
35
有機合成薬品工業株式会社 4531 相互保有
181 時価 0 百万円
36
株式会社プロクレアホールディングス 7384
18 時価 0 百万円
37
東海汽船株式会社 9173
20 時価 0 百万円
38
株式会社ナック 9788 相互保有
110 時価 0 百万円
39
株式会社なとり 2922
24 時価 0 百万円
40
那須電機鉄工株式会社 5922 相互保有
2 時価 0 百万円
41
MIRARTHホールディングス株式会社 8897 相互保有
80 時価 0 百万円
42
株式会社昭和真空 6384
18 時価 0 百万円
43
TAC株式会社 4319
80 時価 0 百万円
44
株式会社共同紙販ホールディングス 9849 相互保有
5 時価 0 百万円
45
セントラル総合開発株式会社 3238 相互保有
60 時価 0 百万円
46
株式会社アーバネットコーポレーション 3242
24 時価 0 百万円
合計 46銘柄 対時価総額比率 6.6%
📝 指標の説明
  • 安定株主比率: 鈴木式準拠9変数モデル(独自拡張版、v6.0 議決権ベース、2026-04-30〜)。A+B+D+E×0.7+F+G+H×0.5−I(分母=議決権総数=発行済−自己株式)。鈴木氏の見解では、30%を超えるとアクティビストにとっては狙いにくい銘柄となる(30%未満=議決権構造上の障壁が低い水準、30-70%=拮抗、70%以上=壁が極めて厚い)。直近の有価証券報告書に記載された大株主データに基づく。期中の売買は反映されない。この比率が低いほどアクティビストの委任状争奪で賛同票を集めやすい。
  • A. その他法人: 事業法人・持株会社等(所有者別状況)。取引先持ち合い等の固定株の中核
  • B. 政府・公共団体: 国・地方自治体・公的機関の保有分。政策的に売却されにくい完全固定株
  • C. 自己株式: 会社自身が保有する株式。議決権ゼロのため v6.0 から計算式不使用、参考値として表示。消却すれば1株あたり価値が上昇する。自己株式の消却要求はアクティビストの定番施策。
  • D. 個人大株主: 創業家・役員本人または同姓の個人。経営権に直結し最も固定度が高い
  • E. 政策保有金融(×0.7): 銀行・生損保等。東証の政策保有解消要請を受け3割は流動化リスクありとみなし係数0.7で割引
  • F. 外国戦略株主: 海外の事業パートナー等による戦略的保有。純投資ではなく売却されにくい
  • G. オーナー系ファンド: 創業家の資産管理会社等。オーナーの意向で固定される株式
  • H. 持株会・共栄会(×0.5): 従業員・取引先持株会。半分は退職・脱退で流動化するため0.5倍で算入。持株会が厚いと安定株が多いが、係数0.5なので壁としては薄い。
  • I. 国内VC控除: ベンチャーキャピタル・投資組合等。Exit狙いの純投資家であり固定株から完全除外
  • 所有者区分: 有価証券報告書の法定開示区分。金融機関(信託銀行含む)・証券会社・その他法人・外国法人等・個人その他・自己株式に分類。外国法人等の比率が高い企業はガバナンス改善圧力が強く、アクティビストの提案に賛同票が集まりやすい。
  • オーナー管理: CEOまたはその資産管理会社が大株主に名を連ね保有比率5%以上の場合に該当。経営陣の支配力が強くアクティビストの提案が通りにくい。ただし対話型アプローチで改善を引き出すケースもある。
  • 親子上場: 上場企業が過半数保有でCRITICAL、20%超大株主でHIGH。固定株が多く提案が通りにくい。上場企業による支配はガバナンス上の論点であり、アクティビストの分離・独立要求の対象になりうる。
  • 筆頭株主が上場企業: 最大株主が上場企業であるか。親子上場に準ずる構造的課題を示す。議決権支配によりアクティビストの提案が否決されるリスクがある。
  • 上場大株主あり(20%超): 20%超を保有する上場企業の大株主がいるか。親子上場に準じるリスク。安定株主の壁として機能しアクティビストに不利。
  • 政策保有リスク: HIGH=対時価総額比率5%超 / MODERATE=1-5% / MINIMAL=1%未満。売却すれば株主還元の原資になりうる。東証の政策保有解消要請が追い風。
  • 持ち合い: 当社の株式を相手方も保有している相互保有関係。有報の「当該株式の発行者による当社株式の保有の有無」に基づく

※ 安定株主比率の各項目は有価証券報告書(EDINET開示)のXBRLデータに基づいています。解析精度により一部データが正確に取得できていない場合があります。

ガバナンス
指標
社外取締役比率前実 33% (3名 / 9名)
社外役員比率(取締役+監査役) 38%
買収防衛策 TDnet開示なし
社外取締役比率前実
33% (3名 / 9名)
▼1/3
社外役員比率(取締役+監査役)
38%
買収防衛策
TDnet開示なし
取締役・監査役一覧
氏名役職区分保有株数持株比率
渡邊壽信 代表取締役 社長 取締役 50,335株 0.2%
常久秀紀 代表取締役 副社長 取締役 39,540株 0.1%
野邊田覚 代表取締役 取締役 32,141株 0.1%
三浦毅 取締役 取締役 23,333株 0.1%
吉野岳志 取締役 取締役 13,497株 0.0%
坪井克哉 常勤監査役 監査役 2,700株 0.0%
内田秀樹 監査役 監査役 1,911株 0.0%
加賀見彰之 取締役 取締役 528株 0.0%
東道佳代 監査役 社外監査役 N/A N/A
稲葉喜子 監査役 社外監査役 N/A N/A
小林治彦 取締役 社外取締役 N/A N/A
髙橋ゆき 取締役 社外取締役 N/A N/A
野村修也 取締役 社外取締役 N/A N/A
渡邊壽信 取締役
代表取締役 社長
50,335株 0.2%
常久秀紀 取締役
代表取締役 副社長
39,540株 0.1%
野邊田覚 取締役
代表取締役
32,141株 0.1%
三浦毅 取締役
取締役
23,333株 0.1%
吉野岳志 取締役
取締役
13,497株 0.0%
坪井克哉 監査役
常勤監査役
2,700株 0.0%
内田秀樹 監査役
監査役
1,911株 0.0%
加賀見彰之 取締役
取締役
528株 0.0%
東道佳代 社外監査役
監査役
N/A N/A
稲葉喜子 社外監査役
監査役
N/A N/A
小林治彦 社外取締役
取締役
N/A N/A
髙橋ゆき 社外取締役
取締役
N/A N/A
野村修也 社外取締役
取締役
N/A N/A

※「社外」はEDINET開示の役職名に基づく分類。

📝 指標の説明
  • 社外取締役比率: 独立した外部の人が取締役会に占める割合。過半数なら株主提案が通りやすい
  • 社外役員比率: 取締役と監査役を合わせた全役員に対する社外役員の割合
  • 買収防衛策: TDnet適時開示のタイトルマッチで判定。有報本文・XBRLは未参照。開示がない場合、未導入とは限りません

出典: EDINET有価証券報告書 (S100YBHI)

【編集部注】 安定株主比率は低く、提案が通りやすい構造にある。次に、株価が下がった場合の配当クッションを確認する。


4. 下値は堅いか──配当・増配・自社株買い余力

株価が下がったらどこまで耐えられるか。ネットキャッシュの厚みと株主還元の実績から、下値を支える原資と還元姿勢を検証します。
NC比率?
ネットキャッシュ÷時価総額
総還元性向前実?
(配当+自社株買い)÷純利益(前期確定)
配当利回りシミュレーション
アクティビストが増配を要求した場合、配当利回りがどこまで上がり得るかの試算。利回り上昇は株価の下支え要因となる。
現在
0.2%
配当性向50%
0.9%
配当性向75%
1.4%
配当性向100%
1.9%

→ ネットキャッシュ比率(NC比率)は銀行業の特性上算出対象外である一方、総還元性向12.30%は業種中央値35.88%を大きく下回る。

フリーキャッシュフロー(FCF)利回りが-37.53%とマイナス圏にあるためキャッシュフロー面での制約は想定されるが、自己資本利益率(ROE)10.00%に対する配当性向の低さは、今後の還元強化要求における主要な論拠となる(過去実績・将来非保証)。

根拠データ
判定基準
配当利回り:
1株あたり配当 ÷ 株価。現在の水準での基本指標。

総還元性向:
(配当+自社株買い)÷純利益。80%未満: 健全水準、80-100%: 高水準、100%超: 利益以上に還元しており持続不能。

配当性向:
① AI推定配当性向: このアクティビストの過去の増配要求実績(1件以上)と財務指標を統合してAIが推定した配当性向。
② シミュレーション配当性向: 過去実績なしの場合、MAX(業種配当性向中央値, 50%)を仮定値として使用。これは仮定に基づく試算であり、予測ではない。

増配余力:
NC比率が高いほど現金余剰が大きく、配当性向を引き上げても財務の安全性を損なわない。総還元性向100%超は持続不能。
増配シミュレーション
※ シミュレーションは前期確定EPSに基づく試算
現状配当性向 12.3%
0.2%
利回り
50%シナリオ配当性向 50%
0.9%
利回り
75%シナリオ配当性向 75%
1.4%
利回り
100%シナリオ配当性向 100%
1.9%
利回り
配当・還元データ
NC比率? 前実
データなし
総還元性向? 前実 12.3%
還元余地が大きい
FCF利回り? 前実 -37.5%
FCFマイナス。還元の持続性に課題
業種配当性向中央値? 前実 35.9%
現在12.3%は業種を下回る水準(増配の論拠)
配当実績
配当性向(予想)? 2.3%
DOE? 前実 1.2%
自社
業種
配当成長率(前年比)? 6.2%
自社
業種
配当CAGR(3年)? 13.9%
自社
業種
自社株買い
自社株買い余力? 前実 0億円
自社株買い余力比率? 0.0%
時価総額比
0%
📝 指標の説明
  • NC比率: ネットキャッシュ(流動資産+投資有価証券×70%−負債合計)÷時価総額。高いほど増配・自社株買いの原資が潤沢で、アクティビストの還元要求の根拠になる
  • 総還元性向: (配当総額+自社株買い額)÷純利益。100%超は利益以上に還元しており持続不能。低い場合はアクティビストが増配・自社株買いを要求する余地が大きい
  • FCF利回り: フリーキャッシュフロー÷時価総額。配当の持続可能性を測る指標。配当利回りを上回っていれば配当は本業のキャッシュで賄えている
  • 業種配当性向中央値: 同業種の上場企業における配当性向の中央値。自社が下回っている場合、増配の論拠になる
  • 配当性向(予想): 予想1株配当÷予想EPS。利益のうちどれだけ配当に回しているかを示す
  • DOE: 株主資本配当率(Dividend on Equity)。配当総額÷株主資本。利益変動に左右されにくい安定配当指標で、3%以上が高水準の目安
  • 配当成長率(前年比): 前年度の1株配当からの増減率。増配傾向にあるかを確認する指標
  • 配当CAGR(3年): 直近3年間の配当の年平均成長率。継続的な増配トレンドの有無を示す
  • 自社株買い余力: ネットキャッシュから算出した自社株買いの原資額。余力が大きいほど、アクティビストが自社株買いを要求する根拠になる
  • 自社株買い余力比率: 自社株買い余力÷時価総額。5%以上なら十分な水準

出典: EDINET有価証券報告書 (S100YBHI)

【編集部注】 配当による下値サポートは確認できた。では出口はどこか──シナリオ別に試算する。


5. 出口はどこか──シナリオ別試算値

何が起きたら、いつまでに、いくらで売れるのか。出口が見えなければ全体像が掴めない。
ここまでの分析を統合し、カタリストのスケジュールとトリガー条件から3シナリオの出口を描きます。
3シナリオ試算値レンジ?
弱気13,983円〜強気30,039円

現在株価: 12,940円

→ 現在株価12,940円は弱気試算値(13,983円)付近。推定取得単価11,399円に対し乖離+13.5%。

理論株価5モデル vs 現在株価(12,940円)
配当還元
30,039円(+132.1%)
実質PBR是正
13,983円(+8.1%)
理論株価試算値(中央値)
22,011円(+70.1%)
推定取得単価
11,399円
赤線 = 現在株価
根拠データ
判定基準
3シナリオ試算値レンジ:
5つの理論株価モデルの最小値〜最大値。現在株価がレンジのどこに位置するかで割安/割高を視覚的に把握。

理論株価5モデル:
A: 清原式事業価値+余剰現金 / B: 実質PBR是正 / C: EV/EBITDA逆算 / D: 配当還元 / E: DOE逆算
理論株価試算値 = 常に算出可能な3モデル(A・B・D)の中央値。

推定取得単価: 大量保有報告書の記載から逆算。アクティビスト側の損益分岐であり、撤退圧力の発動水準。
3シナリオのトリガー条件
シナリオ試算値現在株価比トリガー条件(何が起きたら)
強気 30,039円 +132.1% 会社側が配当性向を30%以上に引き上げる株主還元強化策を公表し、自己資本利益率(ROE)10.00%の高収益性と相まってバリュエーションの是正が急速に進むこと。
中立 22,011円 +70.1% 会社側が緩やかな増配(配当性向20%程度)にとどめ、ありあけキャピタルとの対話が継続するものの、劇的なバリュエーション改善には至らず膠着すること。
弱気 13,983円 +8.1% 会社側が自己資本規制やフリーキャッシュフロー(FCF)マイナスを理由に還元強化を拒み、ありあけキャピタルが追加取得を停止して5%未満へ一部売却(撤退)を開始すること。
下値参照 11,399円 -11.9% 推定取得単価。これを下回ると撤退圧力が発動する水準
強気 +132.1%
30,039円
会社側が配当性向を30%以上に引き上げる株主還元強化策を公表し、自己資本利益率(ROE)10.00%の高収益性と相まってバリュエーションの是正が急速に進むこと。
中立 +70.1%
22,011円
会社側が緩やかな増配(配当性向20%程度)にとどめ、ありあけキャピタルとの対話が継続するものの、劇的なバリュエーション改善には至らず膠着すること。
弱気 +8.1%
13,983円
会社側が自己資本規制やフリーキャッシュフロー(FCF)マイナスを理由に還元強化を拒み、ありあけキャピタルが追加取得を停止して5%未満へ一部売却(撤退)を開始すること。
下値参照: 11,399円(-11.9%) — 推定取得単価。撤退圧力発動水準
理論株価5モデル比較
モデル理論株価現在株価比
事業価値+余剰現金(清原式)
(時価総額 − ネットキャッシュ) ÷ 純利益 で事業PERを算出し、業種中央値PERで再評価後NCを加算。
算出不可: PER(清原式)または業種中央値PERが取得できないため
N/A PERまたは業種中央値が未取得
EV/EBITDA逆算
EBITDA × 業種EV/EBITDA中央値で企業価値(EV)を算出し、負債と現金を調整して株価を逆算。
算出不可: EBITDA・業種EV/EBITDA中央値が未取得
N/A 業種中央値未取得
配当還元
配当性向をMAX(業種中央値35.9%, 50%)=50.0%とした場合
潜在EPS 1,321.7円 × 50.0% = 潜在DPS 660.9円
→ 理論株価: 30,039円(要求利回り TOPIX平均2.2%)
30,039円 +132.1%
DOE逆算(3%ターゲット)
BPS × ターゲットDOE(3%) ÷ 要求利回り(2.2%)で算出。
算出不可: BPS(1株純資産)が未取得
N/A BPSが未取得
実質PBR是正
実質PBR 0.93倍 → 適用PBR 1.00倍(業種中央値0.84倍)
現在株価 12,940円 × 1.00 ÷ 0.93
→ 理論株価: 13,983円
修正純資産 4,234億円(不動産含み益データなし)
※ 実質PBRを業種中央値に機械的に収斂させた参考値。高ROE企業では控えめな試算となる傾向があります
13,983円 +8.1%
理論株価試算値(中央値)
常に算出可能な3モデル(清原式・PBR是正・配当還元)の中央値。
算出可能モデル数: 2件 → 中央値: 22,011円
22,011円 +70.1%
下値参照(推定取得単価)
推定取得単価 11,399円 に対し現在株価 12,940円(乖離 +13.5%)。
※推定取得単価は大量保有報告書記載の取得価格・株数から加重平均で算出(提出日: 2026-06-24)
11,399円 撤退圧力発動水準
事業価値+余剰現金(清原式) N/A
EV/EBITDA逆算 N/A
配当還元
30,039円 +132.1%
▼現在
▶ 計算式
配当性向 MAX(業種中央値35.9%, 50%)=50.0%
潜在EPS 1,321.7円 × 50.0% = 潜在DPS 660.9円
DOE逆算(3%ターゲット) N/A
実質PBR是正
13,983円 +8.1%
▼現在
▶ 計算式
実質PBR 0.93倍 → 適用PBR 1.00倍(業種中央値0.84倍)
現在株価 12,940円 × 1.00 ÷ 0.93
理論株価試算値(中央値)
22,011円 +70.1%
▼現在
下値参照(推定取得単価): 11,399円 — 撤退圧力発動水準

※理論株価試算値は常に算出可能な3モデル(清原式・PBR是正・配当還元)の中央値。

📝 指標の説明
  • 事業価値+余剰現金(清原式): 今期予想純利益とNCを計算元に、PER(清原式)を業種中央値PERで再評価し、ネットキャッシュを加算した理論株価。事業の利益力を業種標準で評価した「フェアな値段」。これより安ければ市場が事業価値を過小評価している。
  • 実質PBR是正: 前期末の修正純資産ベース。修正純資産×業種中央値PBRで算出。資産ベースの理論株価。PBRが業種中央値に収斂する想定。含み益が大きい企業ほどこのモデルでの理論株価が高くなる。
  • EV/EBITDA逆算: 前期実績EBITDAベース。業種中央値のEV/EBITDA倍率でEBITDAを再評価し、負債と現金を調整して株価を逆算。グローバルM&Aで最も使われる尺度。買収される場合の「値段」に近い。
  • 配当還元: 今期予想EPSベース。増配後の想定DPSを市場平均配当利回りで割り引いた理論株価。増配要求が通った場合の潜在株価。配当性向引き上げの余地が大きいほど理論株価が高くなる。
  • DOE逆算: 前期末BPSベース。BPS×ターゲットDOE(3%)÷要求利回り。自己資本配当率をベースにした理論株価
  • 推定取得単価: 大量保有報告書に記載される取得価格と株数の加重平均。複数回の報告がある場合は直近の値を使用。これがアクティビストのコスト。この水準を意識して行動するため、撤退・追加投資の分岐点になる。
  • 理論株価試算値(中央値): 常に算出可能な3モデル(清原式・PBR是正・配当還元)の中央値。外れ値の影響を排除した代表値
このアクティビストの過去の行動パターン
銘柄行動内容結果
千葉興業銀行(2024年) 水面下で千葉銀行との経営統合に向けた交渉を主導 両行の経営統合合意に伴い、保有全株式を千葉銀行へ売却し完全エグジット
あいちフィナンシャルグループ(2025年) 保有目的を重要提案行為等を含む内容に変更し、圧力を強化 現在もエンゲージメントを継続中であり、市場の再編期待を誘発
スルガ銀行(2023年) 保有目的を重要提案行為等を含む内容に設定し、対話を実施 その後、4.48%へ一部売却を行い、5%ルールから離脱
池田泉州ホールディングス(2025年) 重要提案行為等を含む目的でエンゲージメントを継続 現在も保有を継続中
滋賀銀行(2025年) 重要提案行為等を含む目的でエンゲージメントを継続 現在も保有を継続中
パターン分析(AI抽出値):
過去の地銀セクターにおける一貫した行動パターンに基づけば、今回の5.24%の新規報告は初期段階に過ぎず、今後10%超、さらには主要株主認可ライン手前の19.90%に向けて段階的に買い増しを進め、経営陣への圧力を強める可能性が極めて高いと推測される。
※ 上記はAIが抽出した参考値です。SQLによるルールベース集計ではありません。

出典: 大量保有報告書 (S100YHBI)EDINET有価証券報告書 (S100YBHI)

【編集部注】 出口シナリオは確認できた。では、このアクティビストは過去どれだけの打率を残しているのか。


6. 過去の打率は──過去5件でTOPIXに勝てたか

このアクティビストは過去、市場平均に勝てたか。勝率が低くても、個別の需給・財務条件が違えば結果は変わる──その違いをS1〜S5で多面的に検証してきました。
勝率(1年)?
5件中
超過リターン中央値?
TOPIX対比・1年

期待値スコア: 38.55

→ 過去1年間の絶対リターン勝率は100%(5件中5件)、TOPIX超過勝率も100%(5件中5件)と、ありあけキャピタルの過去実績は極めて高い水準にある(過去実績・報告翌営業日始値基準・TOPIX超過・将来非保証)。

同ファンドの1年超過リターン中央値は38.55%に達しており、地銀セクターにおける銘柄選定とエンゲージメントの有効性が示されている。直近の池田泉州ホールディングス(超過リターン+38.55%)や滋賀銀行(同+56.79%)の事例が示す通り、参入後のバリュエーション改善プロセスは再現性が高く、今回の東京きらぼしフィナンシャルグループにおけるPBR(株価純資産倍率)0.92倍からの改善プロセスにおいても、過去の成功パターンが適用される可能性が高い。

根拠データ
判定基準
大量保有報告書が公開された翌営業日の始値を基準に、その後の株価パフォーマンスを検証しています。
「勝ち」= 報告書公開翌営業日の始値を起点に、1年後の株価リターンがTOPIXを上回った案件
対象:ありあけキャピタルの過去10件の大量保有案件(うち1年以上経過し成績が確定した5件で勝率を算出)

勝率: 60%以上は市場平均を上回る傾向、50%未満は市場平均を下回る傾向。
超過リターン中央値: プラスなら市場平均を上回る実績。

※ リターンは報告翌営業日の始値から一律1年後の株価で算出しており、アクティビストの途中撤退は考慮していません。
開示翌日基準の成績(報告翌営業日始値)
期間 勝率 リターン中央値 リターン平均値 対象件数
3ヶ月 78% 13.1% 12.8% 9
6ヶ月 75% 7.8% 20.7% 8
1年 100% 38.6% 43.1% 5
2年 100% 101.6% 113.5% 2
3ヶ月 9件
勝率
78%
中央値
13.1%
平均
12.8%
6ヶ月 8件
勝率
75%
中央値
7.8%
平均
20.7%
1年 5件
勝率
100%
中央値
38.6%
平均
43.1%
2年 2件
勝率
100%
中央値
101.6%
平均
113.5%

(参考)絶対リターン: 1年勝率 100% / 平均+66.2%、 2年勝率 100% / 平均+147.4%

📝 指標の説明
  • 期待値スコア: 勝率×超過リターン中央値。プラスなら「平均的に市場を上回る」ことを示す総合指標。スコアがプラスのアクティビストは、過去に市場平均を上回る成果を出してきた実績がある。
  • 勝率: このアクティビストの過去投資先のうち、同期間のTOPIXリターンを上回った銘柄の割合。50%超なら市場平均に勝つ確率が高い
  • リターン中央値: TOPIX対比の超過リターンの中央値。典型的なケースでの実力を示す。外れ値の影響を受けにくい
  • リターン平均値: TOPIX対比の超過リターンの平均値。大きなリターンを出した銘柄の影響を受けやすい
  • 対象件数: 分析に使用した過去の投資先銘柄数。多いほど統計的信頼性が高い
  • 絶対リターン vs TOPIX超過リターン: 絶対リターンは株価の変動率そのもの。超過リターンは同期間のTOPIXリターンを差し引いた値。相場全体が上がった時に超過リターンがマイナスなら、市場に劣後しただけで実額ではプラスの場合もある。両方を見ることで実力を正確に把握できる。
  • スタイル: 積極介入型=株主提案・委任状争奪を積極的に行う / 建設的対話型=対話重視で改善を促す / パッシブ型=大量保有のみで積極的な働きかけは少ない
  • 算出方法の注意: リターンは報告翌営業日の始値から一律1年後(365日後以降の最初の営業日終値)の株価で機械的に算出しており、アクティビストの途中撤退は反映されていません。
アクティビスト自身の成績(推定取得単価基準)
期間 勝率 リターン中央値 リターン平均値 対象件数
1年 80% 92.7% 86.0% 5
2年 100% 150.9% 211.2% 2
1年 5件
勝率
80%
中央値
92.7%
平均
86.0%
2年 2件
勝率
100%
中央値
150.9%
平均
211.2%

※ 報告書記載の推定取得単価を基準にした成績です。取得単価の精度に限界があるため参考値として掲載しています。開示翌日基準(上記メインテーブル)の数値を優先してください。

📝 指標の説明
  • 推定取得単価基準: 大量保有報告書に記載される取得価格と株数から加重平均で算出した1株あたりコストを基準とした成績。これがアクティビストのコスト。この水準を意識して行動するため、撤退・追加投資の分岐点になる。
過去投資先の個別実績(8件)
初回報告日 銘柄 リターン(1年) リターン(2年)
2025-05-16 池田泉州ホールディングス(8714) +38.6% N/A
2025-04-14 滋賀銀行(8366) +56.8% N/A
2024-06-25 ライフネット生命保険(7157) +23.7% N/A
2023-05-26 スルガ銀行(8358) +65.2% +125.4%
2026-01-19 百五銀行(8368) N/A N/A
2025-12-22 大垣共立銀行(8361) N/A N/A
2025-10-07 あいちフィナンシャルグループ(7389) N/A N/A
2025-09-24 イー・ギャランティ(8771) N/A N/A
池田泉州ホールディングス (8714) 2025-05-16
1年
+38.6%
2年
N/A
滋賀銀行 (8366) 2025-04-14
1年
+56.8%
2年
N/A
ライフネット生命保険 (7157) 2024-06-25
1年
+23.7%
2年
N/A
スルガ銀行 (8358) 2023-05-26
1年
+65.2%
2年
+125.4%
百五銀行 (8368) 2026-01-19
1年
N/A
2年
N/A
大垣共立銀行 (8361) 2025-12-22
1年
N/A
2年
N/A
あいちフィナンシャルグループ (7389) 2025-10-07
1年
N/A
2年
N/A
イー・ギャランティ (8771) 2025-09-24
1年
N/A
2年
N/A

※ リターンはTOPIX超過リターン(報告翌営業日始値基準)。新規報告のみ。

出典: 大量保有報告書 (S100YHBI)

【編集部注】 過去の打率は悪くない。だが途中で逃げられたら元も子もない。撤退の兆候をチェックする。


7. 撤退の兆候は──エグジットシグナルと検知条件

4つの撤退シナリオについて、観測データと警戒条件を整理します。
撤退兆候?
4項目中0項目が警戒(2項目は手動確認)

平均保有期間: N/A

📝 指標の説明
  • 撤退兆候: 4つの撤退シナリオ(保有比率減少・要求達成・対話膠着・バリュエーション到達)の該当状況を示すパネル。警戒1項目以上で赤、注視のみで灰、全て兆候なしで緑
  • 平均保有期間: このアクティビストの過去案件における平均保有期間。保有期間が短いファンドは早期売却リスクが高い。長いファンドは腰を据えて改善を求める傾向。
  • エグジットシグナルスコア: 50点満点で撤退リスクの総合度を数値化したもの。5つのシナリオ(保有比率減少・要求達成・議決権敗北・需給反転・バリュエーション到達)の合計。STRONG_HOLD(0-15)=撤退リスク低い / HOLD(16-25)=当面継続 / MONITOR(26-35)=継続監視 / STRONG_EXIT(36-50)=撤退の蓋然性が高い。スコアが高いほどアクティビストが撤退に近い状態。追加報告書の提出頻度と合わせて見ると予測精度が上がる。

→ 自動判定のうちバリュエーション到達は注視水準(実質PBR(株価純資産倍率)0.93倍が業種中央値0.84倍を上回る)ですが、現在株価は理論株価試算値(モデル計算・将来非保証)である22,011円を大幅に下回っており、撤退の兆候は認められません。

最大リスクは対話の膠着ですが、2026年5月の優先株消却完了を経て普通株主への還元余力が拡大した直後であり、ありあけキャピタルが過去の地銀投資例(過去実績・将来非保証)と同様に段階的な買い増しを通じてエンゲージメントを強化する蓋然性が高いと判断されます。

根拠データ
判定基準
撤退兆候チェックリスト(4項目):
各項目について「兆候なし / 注視 / 警戒」の3段階で判定。警戒が1項目以上でパネル赤、注視のみで灰、全て兆候なしで緑。

① 保有比率減少: 大量保有報告書の変更報告から自動判定。2回連続で減少した場合に警戒。
② 要求達成: 主要要求(増配・自社株買い・ガバナンス改革等)が実現し保有継続の動機が消滅した場合に警戒。現在は手動確認。
③ 対話膠着: 株主総会での提案否決が複数回続き対話にも応じない状態が長期化した場合に警戒。現在は手動確認。
④ バリュエーション到達: 株価が理論株価試算値に到達、またはPBRが業種中央値に収斂した場合に警戒。自動判定。
撤退シナリオ別チェック
● 兆候なし ① 保有比率減少
観測データ: 保有比率 5.24% →S3
警戒条件: 保有比率が2回連続で減少した場合
判定方法: 自動判定(大量保有報告書の変更報告から前回比較)
─ 自動検知の対象外 ② 要求達成
観測データ: 配当性向12.3%(業種中央値35.9%)
警戒条件: 主要要求(増配・自社株買い・ガバナンス改革等)が実現し、保有継続の動機が消滅した場合
─ 自動検知の対象外 ③ 対話膠着
観測データ: 安定株主比率 31.7%、社外取締役比率 →S3
警戒条件: 株主総会での提案否決が複数回続き、経営層が対話にも応じない状態が長期化した場合
▲ 注視 ④ バリュエーション到達
観測データ: 実質PBR 0.93倍(業種中央値0.84倍の1.1倍)、推定取得単価 11,399円 → 現在株価 12,940円 →S1
警戒条件: 理論株価試算値に到達、またはPBRが業種中央値に収斂した場合
判定方法: 自動判定(PBR・理論株価と閾値の比較)

本チェックリストは撤退兆候の有無を整理したものであり、売買タイミングの助言を構成するものではありません。

出典: 大量保有報告書 (S100YHBI)EDINET有価証券報告書 (S100YBHI)

【編集部注】 撤退リスクは現時点では限定的と判断される。S1〜S7の分析をスコアとして集約する。


8. まとめ──スコアの構成と根拠

S1〜S7の分析を4つの軸で集約した総合指標。スコアの計算過程とデータ品質を開示します。
コバンザメスコア?
/ 10.0
財務 2.3 + 行動 2.8 + 株主構成 2.0 + 実績 1.0
財務
2.3/3.0
30%
行動
2.8/3.5
35%
株主構成
2.0/2.5
25%
実績
1.0/1.0
10%
合計
8.1
/10

※ 本スコアは、財務面の割安度・アクティビストの行動特性・株主構成・過去案件の実績を定量評価した分析指標です。投資判断を推奨するものではありません。

リスク要因: FCFマイナス → コバンザメスコア8.1。行動面のスコアが最も高く、判断の主要な根拠となっている。

根拠データ
判定基準: コバンザメスコアの算出方法
コバンザメスコア(0.0〜10.0)
4つの分析軸を重み付け平均した総合指標。
composite = (財務×0.30 + 行動×0.35 + 株主構成×0.25 + 実績×0.10) ÷ 5.0 × 10.0

割安か+下値は堅いか(財務 ×30%)
バリュエーション・資本効率・株主還元余力。§1と§4の分析がこの軸に対応。
5=極めて割安+還元余力潤沢、0=割高+効率的。

どう動くか+撤退の兆候は(行動 ×35%)
本気度・行動確率・戦略予測・撤退リスク。§2と§7の分析がこの軸に対応。
5=AGGRESSIVE+高勝率+エスカレーション、0=撤退兆候。

提案は通るか(株主構成 ×25%)
議決権構造・株主構成・浮動株比率。§3の分析がこの軸に対応。
5=壁が薄い+浮動株潤沢+票読みHIGH、0=壁が厚く変更困難。

過去の打率は(実績 ×10%)
アクティビストの過去案件バックテスト。§6の分析がこの軸に対応。
TOPIX超過勝率×超過リターン中央値。データ不足時は0.0。

データ品質
HIGH=データ十分で信頼性高い / MEDIUM=一部欠損あり / LOW=重要データ欠損。

※本スコアはモデル計算値であり、投資判断を示すものではありません。将来のリターンを保証・予測するものではなく、スコアの高低は売買の推奨を意味しません。

スコア内訳
分析軸スコアウェイトデータ品質?
割安か+下値は堅いか(財務)?3.8 / 5×30%HIGH
どう動くか+撤退の兆候は(行動)?4.0 / 5×35%HIGH
提案は通るか(株主構成)?4.0 / 5×25%HIGH
過去の打率は(実績)?5.0 / 5×10%HIGH
コバンザメスコア?8.1/ 10.0

各軸スコアはS1〜S7の分析データを入力としたAIによるモデル計算値であり、ルールベースの算出ではありません。 同一データに対して実行ごとに微小な差異が生じる場合があります。

AI分析プロセス
アクティビスト意図: 優先株消却後の普通株還元強化要求
データ品質: VERIFIED 財務分析: HIGH ガバナンス分析: HIGH 株主構成分析: HIGH

ステージ間分析

⚠ ステージ間の矛盾:
  • 財務分析では自己資本利益率(ROE)10.00%と極めて高い収益力を誇る一方、配当性向は12.30%(業種中央値35.88%)と業種内で最も劣後している不整合
  • 財務分析ではPBR(株価純資産倍率)0.93倍と資産面での割安性は限定的(FAIR)とされるが、ガバナンス分析ではありあけキャピタルの得意とする『低PBRかつ資本効率改善の余地が大きい地域金融機関』のターゲット像と完全に合致している点
矛盾解消: 高い収益力が極めて低い配当性向によってバリュエーション(PBR 0.93倍、PER 9.79倍)を抑制されている状態であり、ありあけキャピタルによる還元強化要求がこの歪みを解消する強力なカタリストとして機能することで矛盾は解消されます。
✔ ステージ間シナジー:
  • 2026年5月の優先株消却完了(ガバナンス分析)と、配当性向12.30%という低還元状態(財務分析)のシナジーにより、普通株主への還元強化要求の論拠が極めて強固になっている点
  • 買収防衛策の不在(ガバナンス分析)と、安定株主比率31.70%という低さ(株主構成分析)のシナジーにより、ありあけキャピタルの友好的な提案が一般株主の賛同を得やすい構造である点
相互作用効果:
  • ありあけキャピタルの過去1年超過勝率100%という実績が、同社の議決権構造上の障壁の低さと掛け合わさることで、経営陣に対して水面下での対話に応じざるを得ない強力なガバナンス圧力を生み出します。



出典:
EDINET有価証券報告書 (S100YBHI)
EDINET半期報告書 (S100X5SN)
大量保有報告書 (S100YHBI)
⚠ 重要なお知らせ (Disclaimer)
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