プレステージ・インターナショナル (4290) サービス業

損害保険会社や自動車・不動産会社等を主要顧客とし、BPO(業務委託)やアシスタンスサービスをグローバルに展開する企業です。主力セグメントは、ロードアシスタンス等の「オートモーティブ」、住宅トラブル対応の「プロパティ」、海外医療支援の「グローバル」、CRMや事故受付の「カスタマー」、家賃保証等の「金融保証」で、24時間体制のサポートや事務受託を幅広く提供しています。
ヴァレックス建設的対話型
保有比率: 4.14% ↓-1.02% 減少変更(減少)
報告書提出日: 2026-08-03
ヴァレックスはプレステージ・インターナショナルの保有比率を4.14%に減少させた──だが会社側が10億円の自己株式取得枠を設定したことで、対話を通じた一定の成果が示されている。
コバンザメスコア?
(0.0–10.0)
4.0未満
全175件中 ─ 中央値: 6.1 / 上位25%: 6.9
0 中央値 上位25% 10
目次 (クリックで開閉 ── ▶ マークは全て同様に操作できます)
  1. 割安か──バリュエーション指標
  2. どう動くか──介入シナリオと行動確率
  3. 提案は通るか──株主構成と議決権の壁
  4. 下値は堅いか──配当・増配・自社株買い余力
  5. 出口はどこか──シナリオ別試算値
  6. 過去の打率は──実績と勝率
  7. 撤退の兆候は──エグジットシグナルと検知条件
  8. まとめ──スコアの構成と根拠

1. 割安か──バリュエーション指標

今の株価は割高か割安か。PBR・PER・NC比率などの指標から、複数のアプローチで株価水準を検証します。
データ期間の見方 前実 直近の確定決算(有価証券報告書・決算短信)の数値 今予 会社が発表した今期の業績予想に基づく数値 ※ 株価・時価総額は前営業日終値
実質PBR前実?
業種中央値1.66倍
EV/EBITDA前実?
業種中央値9.68倍
ROICスプレッド前実?
ROIC 2.2% − WACC 3.0%
業種内ポジション
アクティビストは同業他社との比較で経営改善余地を主張する。中央値からの乖離が株主提案の根拠となる。
PBR
1.68倍(51%ile)
EV/EBITDA
29.94倍(82%ile)
ROE
11.2%(56%ile)
← 低い   業種中央値   高い →
ROIC vs WACC
ROICがWACCを上回れば価値創造、下回れば価値破壊。アクティビストはスプレッドがマイナスの企業に対し、事業再編や資本配分の見直しを要求する根拠とする。
スプレッド
-0.8%(価値破壊)
← 価値破壊ROIC 2.2% | WACC 3.0%価値創造 →

→ 実質PBR(株価純資産倍率)1.68倍は業種中央値1.66倍と同等であり、資産面での割安さは目立たない。

しかしネットキャッシュ比率(NC比率)は27.84%に達する。現金を考慮したPER(株価収益率)(清原式)は11.01倍まで低下する。通常のPER15.12倍に比べ、実質的な収益力は割安と言える。ただしROIC(投下資本利益率)2.20%は資本コスト2.98%を下回る。過剰な現預金が投下資本を膨らませ、効率性を損ねている。アクティビストの参入は、この資本効率の改善余地に着目したと読める。(モデル計算・将来非保証)

年足チャート
参考:年足(暦年)の株価推移。株式分割・併合は最新基準に遡及調整済み。過去データであり将来を保証するものではない。
週足チャート
参考:週足の株価推移。紫の水平線は推定取得単価(撤退圧力発動水準)、マーカーは大量保有報告書提出時点の保有比率。過去データであり将来を保証するものではない。
根拠データ
判定基準
実質PBR:
含み益(不動産・政策保有株等)を加味した純資産に対する株価倍率。業種中央値との乖離で割安/割高を判断する基礎指標。1.0倍未満: 割安圏、1.0-1.5倍: 中立圏、1.5倍以上: 割高圏。

EV/EBITDA:
企業価値(時価総額+有利子負債−現金)÷ EBITDA。キャッシュフローベースの企業価値評価。業種中央値比0.8未満: 割安圏、0.8-1.2: 中立圏、1.2超: 割高圏。EBITDAが取得できない場合はPER(清原式)で代替。

ROICスプレッド:
ROIC − WACC。プラスなら資本コスト以上の利益を創出(価値創造)、マイナスなら価値破壊。10%超: 強い価値創造、0-10%: 中立水準、マイナス: 価値破壊。

NC比率(清原式):
ネットキャッシュ(流動資産+投資有価証券×70%−負債合計)÷時価総額。高いほどアクティビストが還元強化を要求する根拠が強くなる。
割安度の検証
710円
発行済株式数: 127,176,300株
PBR 前実?
市場ベース?
1.68倍
資産調整後?
1.68倍
市場
実質
PER 今予?
市場ベース?
15.12倍
清原式?
11.0倍
市場
清原
純資産 前実?
簿価
528億円
修正純資産?
528億円
簿価
修正
NC比率(清原式) 前実?
NC比率
27.8%
目安 約10%
NC額?
251億円
= 流動資産 491億円 + 投資有価証券×70% 108億円 − 負債合計 315億円
NC/時価総額
28%
時価総額?
市場
903億円
理論時価総額?
1,059億円
市場
理論
配当利回り 今予?
現在
3.94%
潜在利回り?
3.31%
現在
潜在
📝 指標の説明
  • PBR(株価純資産倍率): 前期末の簿価純資産に対する株価の倍率。会社を今すぐ解散した場合の資産価値に対して、株価が何倍かを示す。1.0倍なら帳簿上の資産と株価が同じ。1倍割れは東証の「資本コストや株価を意識した経営」要請の対象。アクティビストが「株主資本を有効活用できていない」と指摘する最も基本的な根拠になる。
  • 実質PBR: 前期末の修正純資産(含み益加味)に対する株価の倍率。帳簿に載っていない「隠れた資産価値」を反映する。簿価PBRが1倍超でも、不動産や株式の含み益を加えると実質的に割安になるケースがある。アクティビストは実質PBRを重視し、含み資産の売却・活用を要求する根拠にする。
  • PER(株価収益率): 今期の会社予想EPSに基づく株価収益率。今の利益水準で投資額を回収するのに何年かかるかの目安。低いほど利益に対して株価が割安。業種中央値より高ければ市場の期待が大きい。低ければ過小評価されている可能性があり、アクティビストが「株価を引き上げる施策」を要求する根拠になりうる。
  • PER(清原式): (時価総額 − ネットキャッシュ) ÷ 今期予想純利益。余剰現金を差し引き、事業の利益力だけに対するPERを算出する。通常PERより低くなるほど「現金の厚み」が株価に織り込まれていない。清原式PERが業種中央値を大幅に下回る企業は、現金を抱え込んだまま事業効率を高めていない可能性が高く、アクティビストの還元要求の典型的な対象。
  • 純資産: 会社の資産から負債を差し引いた正味の財産額。「簿価」は帳簿上の金額、「修正純資産」は不動産含み益などを加算した実態ベースの金額。
  • 修正純資産: 簿価の純資産に、保有不動産の含み益・有価証券の含み益を加算した「実態ベース」の純資産額。この金額が大きいほど企業の「隠れた資産」が多い。遊休資産の売却、政策保有株の解消、不動産のリート化など、アクティビストが資産活用を要求する原資の規模を示す。
  • EV/EBITDA: 企業価値(時価総額+前期末有利子負債−現金)÷ 前期実績EBITDA。減価償却の影響を除いたキャッシュフローベースの企業価値倍率。M&A(企業買収)で最も使われる値付けの尺度。業種中央値より低ければ買収対象として割安であり、TOB(公開買付け)の可能性を測る目安にもなる。
  • 時価総額: 株価×発行済株式数。「市場」は現在の株式市場での評価額。「理論時価総額」は事業利益を業種平均PERで再評価し、余剰現金を加算した理論上の企業価値。
  • 理論時価総額: 清原式事業価値モデルによる試算値。算式: 理論時価総額 = 適正事業価値 + ネットキャッシュ。適正事業価値 = (市場評価の事業価値 ÷ PER清原式) × 業種PER中央値。理論時価総額が現在の時価総額を上回る場合、市場が企業価値を過小評価している可能性を示す。アクティビストはこの乖離を根拠に、株主還元や資本政策の見直しを要求する。
  • 配当利回り: 今期予想の1株あたり配当金÷株価。投資額に対して年間いくら配当を受け取れるかの指標。業種中央値より低ければ増配余力がある可能性を示す。アクティビストが増配要求する際の出発点になる。
  • 潜在利回り: 今期予想の利益を前提に、配当性向を引き上げた場合に実現しうる理論上の配当利回り。算式: 潜在利回り = EPS × MAX(業種配当性向中央値, 50%) ÷ 株価。潜在利回りが現在利回りを大きく上回る場合、増配余力が大きいことを意味し、アクティビストの増配要求が企業価値向上に寄与するシナリオの蓋然性が高い。
  • NC比率(清原式): 前期末ネットキャッシュ(流動資産+投資有価証券×70%−負債合計)÷時価総額。時価総額に対して余剰現金をどれだけ抱えているかの比率。この比率が高い企業は「現金を溜め込んでいる」とみなされる。自社株買い・増配・特別配当の要求根拠になり、比率が高いほどアクティビストの介入動機が強い。
  • NC額: ネットキャッシュ額。計算式: 流動資産 + 投資有価証券×70% − 負債合計。事業に使っていない余剰現金の総額。NC額が大きいほど自社株買い・増配・特別配当の原資が豊富。アクティビストが還元強化を要求する際の具体的な金額規模を示す。
セクター相対評価

業種: サービス業(33業種分類)

PBR 前実
当社
1.68倍
業種中央値
1.66倍
対業種 1.01倍
PER 今予
当社
15.12倍
業種中央値
13.64倍
対業種 1.11倍
ROE 前実
当社
11.2%
業種中央値
10.2%
対業種 1.10倍
配当性向(実績) 前実
当社
55.9%
業種中央値
27.1%
対業種 2.06倍
📝 指標の説明
  • 対業種比: 当社値÷業種中央値。1.0=業種平均水準
  • 業種内順位(%ile): 業種内でのパーセンタイル順位。PBR・PER: 低%ile=割安 / ROE: 高%ile=高効率
  • ROE(自己資本利益率): 前期確定の純利益÷自己資本。株主の出資に対してどれだけ効率的に利益を稼いでいるか。8%未満なら東証の「資本コストを意識した経営」要請の対象。アクティビストが改善を要求する根拠になる。
  • 配当性向(実績): 前期確定の純利益のうち配当に回した比率(実績値)。会社予想ベースの配当性向はS4に記載。低すぎれば増配要求の余地が大きい。高すぎれば持続性に問題があり、利益成長が求められる。
株主資本は有効に使われているか
計算パラメータ(Beta / WACC / ROIC)
指標
Beta(1年)? 0.37
株主資本コスト前実? 3.2%
WACC前実? 3.0%
ROIC前実? 2.2%
結論: 価値を創っているか
ROICスプレッド 前実? -0.8% 価値破壊
▼0%
EVA 前実? -5億円
ROE 11.2%
原因: ROEを決める3要素
売上高純利益率 前実? 8.3%
総資産回転率 前実? 0.84回
財務レバレッジ 前実? 1.60倍
ROE 11.2% の内訳
利益率
8.3%
回転率
0.84回
レバレッジ
1.6倍
余力: まだ使える手段はあるか
D/Eレシオ 前実? 0.18倍
▼1.0倍
📝 指標の説明
  • ROICスプレッド: ROIC(投下資本利益率)からWACC(加重平均資本コスト)を差し引いた値。プラスなら株主が期待する最低リターンを超える利益を生んでおり「価値創造」、マイナスなら資本コスト以下の利益しか出せておらず「価値破壊」の状態。アクティビストが最も重視する経営効率の指標。スプレッドがマイナスの企業は「株主の資本を有効に使えていない」と批判される。事業ポートフォリオの再編(低ROIC事業の売却)、遊休資産の処分、余剰現金の株主還元など、資本配分の見直しを要求する最も強力な根拠になる。
  • EVA(経済的付加価値): Economic Value Added。税引後営業利益(NOPAT)から投下資本×WACCを差し引いた金額。ROICスプレッドを金額で表したもの。プラスなら真の経済的利益を生んでおり、マイナスなら会計上は黒字でも株主資本を食い潰している。EVAがマイナスの企業は「帳簿上は利益が出ているが、株主の機会費用を考慮すると実質赤字」。アクティビストは「EVAがゼロ以上になるまでROICを改善せよ」と具体的な数値目標を掲げて経営改善を要求する。金額で示されるため、毀損規模が直感的に伝わる。
  • ROE(自己資本利益率): 純利益÷自己資本。株主の出資に対してどれだけ効率的に利益を稼いでいるかを示す。ROEは以下の3要素に分解できる(デュポン分析)。8%未満なら東証の「資本コストや株価を意識した経営」要請の対象。アクティビストが改善を要求する際の出発点となる指標であり、どの要素が足を引っ張っているかをデュポン分析で特定する。
  • 売上高純利益率: 純利益÷売上高。売上からどれだけ最終利益を残せているかを示す「収益性」の指標。ROEを構成するデュポン3要素の1つ。利益率が低い場合、アクティビストは不採算事業の撤退・売却、コスト構造の改善、価格転嫁��の強化を要求する。特に多角化企業では「低利益率のセグメントを切り離せ」という事業ポートフォリオ再編の根拠になる。
  • 総資産回転率: 売上高÷総資産。保有する資産をどれだけ効率的に売上に変換できているかを示す「効率性」の指標。ROEを構成するデュポン3要素の1つ。回転率が低い場合、遊休資産・過剰在庫・不要な政策保有株を抱えている可能性が高い。アクティビストは「使っていない資産を売却して株主に返せ」と要求する。不動産や政策保有株の売却要求の定量的根拠になる。
  • 財務レバレッジ: 総資産÷純資産。借入によって資産をどれだけ膨らませているかの度合い。ROEを構成するデュポン3要素の1��。高いほどROEは上がるがリスクも増す。レバレッジが低すぎる(=純資産が��沢すぎる)場合、アクティビストは「余剰資本を株主に返還すべき」と主張する。自社株買いや特別配当によって自己資本を圧縮し、ROEを引き上げる戦略の根拠になる。
  • D/Eレシオ: 有利子負債÷株主資本。借入への依存度を示す。1.0倍未満なら借入より自己資本が多い安全圏。低いほど追加の借入余力が大きく、自社株買い・増配・設備投資の原資を調達しやすい。D/Eレシオが極端に低い企業は「財務が保守的すぎる」として、最適資本構成への転換を求められる。適度な借入でレバレッジを高め、余剰資本を株主還元に回すことでROE改善とPBR是正を同時に実現する――これがアクティビストの典型的な資本政策提案。
  • Beta(1年): 過去1年間の日次リターンをもとに算出した、市場全体(TOPIX)に対する株価の変動感応度。1.0なら市場並みの変動、1.0超なら市場より大きく動く、1.0未満なら市場より安定的。株主資本コスト算出のパラメータ。Betaが高い銘柄は資本コストも高くなるため、ROICスプレッドがマイナスに振れやすい。アクティビストにとっては「資本コストが高いのにそれを超えるリターンを出せていない」という批判の材料��なりうる。
  • 株主資本コスト: 株主が期待する最低限のリターン。算式: リスクフリーレート(1.0%) + Beta × 市場リスクプレミアム(6.0%)。ROEがこの率を下回っていれば、株主の期待に応えられていない。東証の「資本コスト経営」要請の中核概念。アクティビストは「御社の株主資本コストはX%だが、ROEはY%しかない。コストを下回るリターンは株主価値の毀損だ」と数値を突きつけて改善を要求する。
  • WACC(加重平均資本コスト): 株主資本コストと負債コストを資本構成比率で加重平均した、企業全体の資本コスト。ROICがWACCを上回っていれば価値を創造している。企業価値評価(DCF法)の割引率として使われ、M&AやMBOの価格算定にも影響する。アクティビストはWACCを基準に「事業の取捨選択」を提案し、WACC未満のリターンしか出せない事業の売却を要求する。
  • ROIC(投下資本利益率): 税引後営業利益(NOPAT)÷投下資本(株主資本+有利子負債)。事業に投じた全資本に対するリターン。ROEが株主視点の指標であるのに対し、ROICは債権者を含む全資本提供者の視点。ROICは財務レバレッジの影響を受けないため、事業の「素の実力」を測る指標としてアクティビストが重用する。「ROICツリー」で分解し、改善余地がある事業オペレーションを特定する手法が定着している。

出典: EDINET有価証券報告書 (S100YFPN)大量保有報告書 (S100YSWY)

【編集部注】 資産の余剰は判明したが、実際に動く意思があるかは見えない。


2. どう動くか──介入シナリオと行動確率

大量保有報告書は出した──次の問いは、純投資のままか、経営に変化を求めるか。報告書の文言・過去の行動パターンから、介入の方向性と確率を読みます。
行動確率?
過去19件中10件

→ 行動確率53%(過去19件中10件)は、このアクティビストが一定の割合で要求行動に踏み込む傾向を示す。

今回は保有比率が5.16%から4.14%へ減少した。会社側が自己株式取得枠を設定した事実と整合する。ネットキャッシュ比率(NC比率)は27.8%を占める。PBR(株価純資産倍率)は1.68倍、ROE(自己資本利益率)は11.2%である。対話を通じた一定の成果獲得に伴う、一部売却の蓋然性が高い。

主要戦略: 株主還元方針変更 / 副次的な戦略: 自社株買い要求

推定取得単価651円に対し現在株価710円(乖離+9.1%)。

共同保有者・貸株・担保契約:いずれも本報告書に記載なし

📝 指標の説明
  • 行動確率: このアクティビストの過去の全保有案件のうち、実際に株主提案・増配要求等の行動に移った割合。75%以上なら過去の実績上ほぼ確実に動く。50%未満なら純投資で終わる可能性も。
  • 推定取得単価: 大量保有報告書の記載(取得価格×株数)から加重平均で算出した1株あたり推定コスト。現在株価がこれを下回ると含み損。撤退圧力が発動する水準であると同時に、追加買い増しの動機にもなる。
  • 共同保有者: 同一目的で株式を共同保有する者。報告書の「共同保有者」欄に記載。共同保有者がいれば実質的な議決権はその合算。表面上の保有比率より影響力が大きい場合がある。
  • 貸株・担保契約: 保有株式の貸株や担保提供の有無。貸株に出していれば議決権行使時に回収が必要。担保差入れがあれば追加投資の制約になりうる。
根拠データ
判定基準
行動確率:
このアクティビストの過去の全保有案件のうち、実際にエスカレーション(株主提案・対話要求等)に移った比率。75%なら4件中3件で行動に転じた実績。保有目的文言はテンプレート化されていることが多いため、文言一致ではなく全案件ベースで算出。灰色固定表示。

ISS/Glass Lewis基準該当: 一般公開基準への形式的該当を示す。実際の個別推奨は非公開(有料レポート)のため「反対推奨された」と断定するものではない。
過去投資先での実績
行動パターン
過去19件中、株主提案に踏み込んだのは9件。公開書簡どまりが1件、明示的行動なしが9件。株主提案階層の勝率は55.6%、対する行動なし階層の勝率は50.0%であり、踏み込みの深さがリターンに一定の影響を与える傾向が観測される。

行動タイプ別の成績(過去19件、リターン確定 18件)

行動強度 件数 1年超過勝率 超過R中央値
E法的係争型 0件
D株主提案型 9件 55.6% (9件) 1.0%
C公開書簡型 1件 0.0% (1件) -30.0%
B会社対応のみ観測 0件
A明示的行動なし 9件 50.0% (8件) -2.4%

※ 過去実績。投資判断の保証ではない。D階層(株主提案型)の結果内訳(可決/譲歩/否決)は下記カード個別参照。

過去投資先での行動履歴(全19件):過去の新規報告銘柄について、実際の行動と保有目的を対比(当該企業は除外)。

シュッピン (3179) 小売業 A 行動なし
初回報告: 2025-06-30 ピーク比率: 13.52%
実際の行動

目立った行動は確認できませんでした(純投資で完結)

参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-09
1年超過リターン: -46.9%
EDINET保有目的「純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用…」
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為等を行うこと
オロ (3983) 情報・通信業 D 株主提案
初回報告: 2024-03-11 ピーク比率: 9.75%
実際の行動
株主提案
オロに対する株主提案実績は未確認 (2025年定時総会時点では未提出)。ヴァレックスは過去テクノメディカ (6678) や BEENOS (3328) 等で取締役選任議案等の株主提案実績あり
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-09
1年超過リターン: -11.8% 2年超過: -75.1%
EDINET保有目的「純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用…」
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為等を行うこと
BEENOS (3328) 小売業 A 行動なし
初回報告: 2024-03-05 ピーク比率: 9.90%
実際の行動

目立った行動は確認できませんでした(純投資で完結)

参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-09
1年超過リターン: +104.3%
EDINET保有目的「純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用…」
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為等を行うこと
アグロ カネショウ (4955) 化学 D 株主提案
初回報告: 2024-01-11 ピーク比率: 11.94%
実際の行動
株主提案
未確認 (定時総会での独立した株主提案提出は未検出。TOB前の交渉は水面下と推定)
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-09
1年超過リターン: +19.7%
EDINET保有目的「純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用…」
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為等を行うこと
クラシコム (7110) 小売業 D 株主提案
初回報告: 2024-01-11 ピーク比率: 9.62%
実際の行動
株主提案
2025年定時株主総会(2025年10月期想定)に向けた提案は未確認
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-09
1年超過リターン: -22.0% 2年超過: +21.7%
EDINET保有目的「純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用…」
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為等を行うこと
イーエムシステムズ (4820) 情報・通信業 D 株主提案
初回報告: 2023-08-25 ピーク比率: 11.53%
実際の行動
株主提案
公式株主提案の確認は未確認 (定時株主総会議案書で議題化された痕跡なし)。ただし 2024-11-14 公表の新中期経営計画 (2025-2027) で「**配当性向 100% の継続実行**」「成長投資は借入金で対応」という極めて株主還元寄りの資本政策が打ち出されており、保有目的「重要提案行為等」(2024-05) → 中計策定 (2024-11) のシークエンスはエンゲージメント効果を強く示唆
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-09
1年超過リターン: -37.9% 2年超過: -30.1%
EDINET保有目的「純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用…」
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為等を行うこと
ベルテクスコーポレーション (5290) ガラス・土石製品 D 株主提案
初回報告: 2022-11-10 ピーク比率: 14.46%
実際の行動
株主提案
株主総会への正式な株主提案 (議案提出) は未確認
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-09
1年超過リターン: +1.0% 2年超過: +26.5%
EDINET保有目的「純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用…」
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為等を行うこと
テクノメディカ (6678) 電気機器 D 株主提案
初回報告: 2022-10-28 ピーク比率: 7.32%
実際の行動
株主提案
提出済 (2023 年 6 月総会・剰余金処分=増配)。前年 (2022 年・第 35 期) も同種提案を提出し、特別利害関係者を除く一般株主の過半数賛成を獲得した実績あり。2023 年は会社側の反対決議で否決された後、約半年で持株を 7.32% → 0.31% へ短期譲渡しエグジット
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-09
1年超過リターン: +20.4% 2年超過: -27.3%
EDINET保有目的「純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用…」
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為等を行うこと
ドリームインキュベータ (4310) サービス業 A 行動なし
初回報告: 2021-11-30 ピーク比率: 23.24%
実際の行動

目立った行動は確認できませんでした(純投資で完結)

参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-09
1年超過リターン: +232.8% 2年超過: +260.6%
EDINET保有目的「純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用…」
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為を行うこと
オークネット (3964) 情報・通信業 D 株主提案
初回報告: 2021-11-22 ピーク比率: 14.12%
実際の行動
株主提案
オークネットへの公式株主提案は未確認。ヴァレックスは別銘柄テクノメディカ(6678)では取締役選任の株主提案実績あり(参考: 経営側「反対」決議)
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-09
1年超過リターン: +8.8% 2年超過: -13.4%
EDINET保有目的「純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用…」
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為を行うこと
メディキット (7749) 精密機器 C 公開書簡
初回報告: 2021-07-19 ピーク比率: 14.17%
実際の行動
公開書簡
くい。(3) 約 4 年で 5% → 14% への着実な積み増しは強い確信を示し、PBR 1 倍回復・増配・自社株買い等の還元強化が中長期テーマになり得る。(4) 創業家との対立顕在化(株主提案提出・公開書簡等)があれば株価モメンタム発生のシグナル
AGM結果
言しており、潜在的なエンゲージメントテーマは資本効率改善・株主還元強化と推測される (1) 創業家持株 4 割超の堅固な支配構造のため、ヴァレックスの 14.17% は単独で議決を動かすには不足、提案可決には外部 ISS/Glass Lewis 推奨や他機関の同調が必要。(2) ヴァレックスは「アクティビストにはなりたくない」と公言する長期バリュー投資家で動きが緩やかなため、短期株価カタリストには直結
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-09
1年超過リターン: -30.0% 2年超過: -43.3%
EDINET保有目的「純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用…」
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為を行うこと
ユニデンホールディングス (6815) 電気機器 D 株主提案
初回報告: 2021-07-12 ピーク比率: 6.94%
実際の行動
株主提案
ヴァレックス単独での株主提案は未確認。協調勢力 Rim Japan が 2021-06 株主総会で監査役 2 名解任提案 (否決→その後辞任)、2022 年に再提案
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-09
1年超過リターン: +62.9%
EDINET保有目的「純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用…」
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為を行うこと
マーキュリアホールディングス (7347) 証券・商品先物取引業 D 株主提案
初回報告: 2021-07-08 ピーク比率: 16.34%
実際の行動
株主提案
未確認(2024-2026 の定時株主総会において、ヴァレックスからの個別株主提案の公開記録は未検出)
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-09
1年超過リターン: -14.7% 2年超過: -7.6%
EDINET保有目的「純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用…」
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為を行うこと
シーアールイー (3458) 不動産業 A 行動なし
初回報告: 2021-07-02 ピーク比率: 14.09%
実際の行動

目立った行動は確認できませんでした(純投資で完結)

参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-09
1年超過リターン: +7.9% 2年超過: -32.9%
EDINET保有目的「純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用…」
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為を行うこと
帝国電機製作所 (6333) 機械 A 行動なし
初回報告: 2021-07-01 ピーク比率: 18.73%
実際の行動

目立った行動は確認できませんでした(純投資で完結)

参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-09
1年超過リターン: +32.4% 2年超過: +99.8%
EDINET保有目的「純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用…」
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為を行うこと
アイペットホールディングス (7339) 保険業 A 行動なし
初回報告: 2021-05-28 ピーク比率: 7.31%
実際の行動

目立った行動は確認できませんでした(純投資で完結)

参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-09
1年超過リターン: -12.6%
EDINET保有目的「純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用…」
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為を行うこと
AIRMAN (6364) 機械 A 行動なし
初回報告: 2021-04-30 ピーク比率: 13.85%
実際の行動

目立った行動は確認できませんでした(純投資で完結)

参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-09
1年超過リターン: -14.1% 2年超過: +25.4%
EDINET保有目的「純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用…」
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為を行うこと
JPMC (3276) 不動産業 A 行動なし
初回報告: 2021-04-06 ピーク比率: 12.70%
実際の行動

目立った行動は確認できませんでした(純投資で完結)

参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-09
1年超過リターン: -16.3% 2年超過: -14.6%
EDINET保有目的「純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用…」
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為を行うこと
マーキュリアインベストメント (7190) 証券・商品先物取引業 A 行動なし
初回報告: 2021-04-20 ピーク比率: 6.25%
実際の行動

目立った行動は確認できませんでした(純投資で完結)

参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-09
1年超過リターン: リターン未確定(1年未経過)
EDINET保有目的「純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用…」
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為を行うこと

残り14件を表示 ▼

※ 実行動データは Claude Code WebSearch 経由で調査・格納(activist_action_history_gold)。超過リターンは TOPIX 対比・報告翌営業日始値基準・1年/2年経過時点の値。

保有目的文言の変遷(事由変更 9件 / 同一事由 11件)

▼ 保有事由が変更された銘柄:

シュッピン(3179) 最終保有 13.52%(最大 13.52%)
初回 2025-06-30
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為等を行うこと
最終 2026-07-28
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為等を行うこと。なお、金融商品取引法施行令第14条の8の2第1項第7号および株券等の大量保有の状況の開示に関する内閣府令第16条第4号に関する事項について発行者に対して提案を行っている。また、金融商品取引法施行令第14条の8の2第1項第8号、および株券等の大量保有の状況の開示に関する内閣府令第16条第1号に関する事項について発行者に対して提案を行う予定である。
ドリームインキュベータ(4310) 最終保有 2.68%(最大 23.24%)
初回 2021-11-30
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為を行うこと
最終 2024-04-22
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為等を行うこと
オークネット(3964) 最終保有 9.18%(最大 14.12%)
初回 2021-11-22
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為を行うこと
最終 2026-03-24
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為等を行うこと
メディキット(7749) 最終保有 14.17%(最大 14.17%)
初回 2021-07-19
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為を行うこと
最終 2025-03-07
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為等を行うこと
ユニデンホールディングス株式会社(6815) 最終保有 0.00%(最大 6.94%)
初回 2021-07-12
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為を行うこと
最終 2022-08-16
純投資
マーキュリアホールディングス(7347) 最終保有 0.00%(最大 16.34%)
初回 2021-07-08
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為を行うこと
最終 2026-03-16
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為等を行うこと
TEIKOKU(6333) 最終保有 18.42%(最大 18.73%)
初回 2021-07-01
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為を行うこと
最終 2026-06-25
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為等を行うこと。なお、株券等の大量保有の状況の開示に関する内閣府令第16条第4号に関する事項について、発行者に対して提案を行っている。また、金融商品取引法施行令第14条の8の2第1項第8号に関する事項並びに株券等の大量保有の状況の開示に関する内閣府令第16条第1号に関する事項について、発行者に対して提案を行う予定である。
アイペットホールディングス株式会社(7339) 最終保有 0.00%(最大 7.31%)
初回 2021-05-28
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為を行うこと
最終 2023-01-17
純投資
AIRMAN(6364) 最終保有 12.97%(最大 13.85%)
初回 2021-04-30
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為を行うこと
最終 2026-08-03
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為等を行うこと。なお、重要提案行為等については、提出者は報告義務の発生日時点において、企業価値の向上を目的として、株券等の大量保有の状況の開示に関する内閣府令第16条第4号(発行者以外の者による発行者の株券の取得であって、当該取得後に、発行者以外の者が所有することとなる議決権が過半数を超えることとなるもの)に関する事項について発行者に対して提案を行っている。また、提出者は報告義務の発生日時点において、企業価値の向上を目的として、今後12カ月の間に、金融商品取引法施行令第14条の8の2第1項第8号(配当に関する方針の重要な変更)に関する事項並びに株券等の大量保有の状況の開示に関する内閣府令第16条第1号(資本政策に関する重要な変更)に関する事項について発行者に対して提案を行う予定である。
同一事由の 11件を表示
プレステージ・インターナショナル(4290) 最終保有 4.14%(最大 5.16%)
初回 2024-04-10
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為等を行うこと
最終 2026-08-03 同一事由
オロ(3983) 最終保有 8.72%(最大 9.75%)
初回 2024-03-11
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為等を行うこと
最終 2026-07-22 同一事由
BEENOS株式会社(3328) 最終保有 0.00%(最大 9.90%)
初回 2024-03-05
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為等を行うこと
最終 2025-05-14 同一事由
アグロ カネショウ株式会社(4955) 最終保有 0.01%(最大 11.94%)
初回 2024-01-11
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為等を行うこと
最終 2024-12-27 同一事由
クラシコム(7110) 最終保有 9.62%(最大 9.62%)
初回 2024-01-11
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為等を行うこと
最終 2025-04-11 同一事由
イーエムシステムズ(4820) 最終保有 11.53%(最大 11.53%)
初回 2023-08-25
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為等を行うこと
最終 2024-05-29 同一事由
ベルテクスコーポレーション(5290) 最終保有 12.22%(最大 14.46%)
初回 2022-11-10
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為等を行うこと
最終 2025-09-29 同一事由
テクノメディカ(6678) 最終保有 0.31%(最大 7.32%)
初回 2022-10-28
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為等を行うこと
最終 2023-12-22 同一事由
株式会社シーアールイー(3458) 最終保有 0.00%(最大 14.09%)
初回 2021-07-02
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為を行うこと
最終 2025-03-19 同一事由
株式会社マーキュリアインベストメント(7190) 最終保有 6.25%(最大 6.25%)
初回 2021-04-20
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為を行うこと
最終 2021-04-20 同一事由
JPMC(3276) 最終保有 0.67%(最大 12.70%)
初回 2021-04-06
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為を行うこと
最終 2025-02-26 同一事由

※ 事由変更ありの行は左線ハイライト。報告日リンクからEDINETの1次情報を確認できます。

出典: 大量保有報告書 (S100YSWY)

【編集部注】 対話の意思はあっても、可決に必要な議決権が揃うかは別の話だ。


3. 提案は通るか──株主構成と議決権の壁

株主提案は通るか。固定株主の壁と浮動株の構成から、アクティビストの議決権戦略が成立する条件を検証します。
安定株主比率前実?
壁の合計(鈴木式準拠)
アクティビスト保有?
最新報告書
30.5%
65.4%
アクティビスト 4.1%
実質安定株主 30.5%
その他株主 65.4%

安定株主比率は議決権ベース、アクティビスト保有は株券等保有割合ベースのため分母が異なります(概算)。
市場での売買のしやすさは「浮動株比率(JPX基準)」で別途示しています。

市場流動性の目安 — 浮動株比率(JPX基準): 40.0%(JPX基準・2026-03-31時点)

→ 安定株主比率30.5%は低く、議決権構造上の障壁は薄い。

筆頭株主のタマガミインターナショナルが28.95%を握る。しかしアクティビストの保有比率は4.14%に低下した。この水準は株主提案権の要件である3%を上回る。だが過去のサービス業の勝ちケースとは異なる。ドリームインキュベータでは比率を23.24%まで高めていた(過去実績・将来非保証)。現在の4.14%では、単独で議案を通す影響力に欠ける。浮動株比率は40.0%と高く、他の株主の賛同が不可欠となる。今回の減少は、対話による要求実現に伴う一部売却と整合する。会社側は1.28%相当の自己株式取得枠を設定した。この自律的な還元策が、保有比率低下の背景と読める。

根拠データ
判定基準
安定株主比率:
鈴木式準拠固定株分析(独自拡張版、v6.0 議決権ベース、2026-04-30〜)。A(その他法人) + B(政府) + D(個人大株主) + E(政策保有金融×0.7) + F(外国戦略株主) + G(オーナー系ファンド) + H(持株会×0.5) − I(国内VC控除)。分母=議決権総数(発行済株式総数 − 自己株式)。C(自己株式)は議決権ゼロのため計算式から除外し、参考値として表示。鈴木氏の見解では、30%を超えるとアクティビストにとっては狙いにくい銘柄となる(70%以上: 壁が極めて厚い、30-70%: 中間水準、30%未満: 議決権構造上の障壁が低い水準)。

アクティビスト保有比率:
最新の大量保有報告書に基づく保有比率。参考情報として灰色表示。

オーナー持株比率:
CEO・関連資産管理会社の合計保有比率。20%超: 拒否権に近い水準、5-20%: 中間水準、5%未満: 低水準。

外国法人等保有比率:
海外機関投資家・ファンド等の保有比率。外国法人等の比率が高い企業は株主還元・ガバナンス改善への圧力が強い傾向があり、アクティビストの提案が賛同を得やすい環境を示す。
安定株主比率の内訳(鈴木式準拠)
指標
安定株主比率(鈴木式準拠) 30.5%
├ A. その他法人 30.5%
├ B. 政府・公共団体 0.0%
├ C. 自己株式 (参考、計算式不使用) 1.5%
├ D. 個人大株主 0.0%
├ E. 政策保有金融(×0.7) 0.0%
├ F. 外国戦略株主 0.0%
├ G. オーナー系ファンド 0.0%
├ H. 持株会・共栄会(×0.5) 0.0%
└ I. 国内VC控除 −0.0%

※ v6.0(2026-04-30〜): 全項目を議決権分母(自己株式除外)で統一。A・Bは元の発行済総数分母値を÷(1-自己株式比率)で議決権分母に補正、D〜Iは大株主の議決権分母値をそのまま使用。Cは議決権ゼロのため計算式から除外(参考値)。

安定株主比率(鈴木式準拠)
30.5%
A. その他法人
30.5%
B. 政府・公共団体
0.0%
C. 自己株式 (参考、計算式不使用)
1.5%
D. 個人大株主
0.0%
E. 政策保有金融(×0.7)
0.0%
F. 外国戦略株主
0.0%
G. オーナー系ファンド
0.0%
H. 持株会・共栄会(×0.5)
0.0%
I. 国内VC控除
−0.0%
所有者別構成(法定開示区分)
金融機関19.2%
証券会社1.4%
その他法人28.8%
外国法人等38.1%
個人その他12.5%
自己株式1.9%
大株主一覧(上位10名)
#株主名所有者区分持株比率保有株数(株)
1 株式会社タマガミインターナショナル その他法人 28.9% 36,111,800
2 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 金融機関 10.8% 13,468,000
3 株式会社日本カストディ銀行(信託口) 金融機関 5.4% 6,688,757
4 GOLDMAN,SACHS&CO.REG(常任代理人ゴールドマン・サックス証券株式会社) 外国法人等 3.4% 4,213,181
5 NORTHERNTRUSTCO.(AVFC)REUKUCUCITSCLIENTSNONLENDING10PCTTREATYACCOUNT(常任代理人香港上海銀行東京支店) 外国法人等 3.2% 3,987,500
6 STATESTREETBANKANDTRUSTCOMPANY505301(常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部) 外国法人等 2.9% 3,637,305
7 NORTHERNTRUSTCO.(AVFC)REFIDELITYFUNDS(常任代理人香港上海銀行東京支店) 外国法人等 2.8% 3,513,700
8 野村信託銀行株式会社(投信口) 金融機関 2.0% 2,522,600
9 光通信KK投資事業有限責任組合 個人その他 2.0% 2,511,600
10 BBHFORFIDELITYLOW-PRICEDSTOCKFUNDS(常任代理人株式会社三菱UFJ銀行) 外国法人等 2.0% 2,447,070
1
株式会社タマガミインターナショナル その他法人
28.9% 36,111,800株
2
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 金融機関
10.8% 13,468,000株
3
株式会社日本カストディ銀行(信託口) 金融機関
5.4% 6,688,757株
4
GOLDMAN,SACHS&CO.REG(常任代理人ゴールドマン・サックス証券株式会社) 外国法人等
3.4% 4,213,181株
5
NORTHERNTRUSTCO.(AVFC)REUKUCUCITSCLIENTSNONLENDING10PCTTREATYACCOUNT(常任代理人香港上海銀行東京支店) 外国法人等
3.2% 3,987,500株
6
STATESTREETBANKANDTRUSTCOMPANY505301(常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部) 外国法人等
2.9% 3,637,305株
7
NORTHERNTRUSTCO.(AVFC)REFIDELITYFUNDS(常任代理人香港上海銀行東京支店) 外国法人等
2.8% 3,513,700株
8
野村信託銀行株式会社(投信口) 金融機関
2.0% 2,522,600株
9
光通信KK投資事業有限責任組合 個人その他
2.0% 2,511,600株
10
BBHFORFIDELITYLOW-PRICEDSTOCKFUNDS(常任代理人株式会社三菱UFJ銀行) 外国法人等
2.0% 2,447,070株
支配構造リスク
リスク項目判定詳細
オーナー管理
判定結果CEOまたは資産管理会社が大株主5%以上に該当せず
非該当 -
親子上場
判定結果該当する上場大株主なし
筆頭株主株式会社タマガミインターナショナル(28.9%)
非該当 -
筆頭株主が上場企業 -
上場大株主あり(20%超) -
政策保有・相互保有
#銘柄名コード株数時価持ち合い
1 住友不動産(株) 8830 39,500株 142百万円
2 プライム・ストラテジー(株) 5250 37,200株 37百万円
3 ANAホールディングス(株) 9202 400株 1百万円
1
住友不動産(株) 8830
39,500 時価 142 百万円
2
プライム・ストラテジー(株) 5250
37,200 時価 37 百万円
3
ANAホールディングス(株) 9202
400 時価 1 百万円
合計 3銘柄 対時価総額比率 0.4%
MINIMAL 対時価総額比率0.4%
オーナー管理
非該当
親子上場
非該当
筆頭株主が上場企業
上場大株主あり(20%超)
政策保有・相互保有
MINIMAL
対時価総額比率 0.4%
銘柄一覧(3銘柄)
1
住友不動産(株) 8830
39,500 時価 142 百万円
2
プライム・ストラテジー(株) 5250
37,200 時価 37 百万円
3
ANAホールディングス(株) 9202
400 時価 1 百万円
合計 3銘柄 対時価総額比率 0.4%
📝 指標の説明
  • 安定株主比率: 鈴木式準拠9変数モデル(独自拡張版、v6.0 議決権ベース、2026-04-30〜)。A+B+D+E×0.7+F+G+H×0.5−I(分母=議決権総数=発行済−自己株式)。鈴木氏の見解では、30%を超えるとアクティビストにとっては狙いにくい銘柄となる(30%未満=議決権構造上の障壁が低い水準、30-70%=拮抗、70%以上=壁が極めて厚い)。直近の有価証券報告書に記載された大株主データに基づく。期中の売買は反映されない。この比率が低いほどアクティビストの委任状争奪で賛同票を集めやすい。
  • A. その他法人: 事業法人・持株会社等(所有者別状況)。取引先持ち合い等の固定株の中核
  • B. 政府・公共団体: 国・地方自治体・公的機関の保有分。政策的に売却されにくい完全固定株
  • C. 自己株式: 会社自身が保有する株式。議決権ゼロのため v6.0 から計算式不使用、参考値として表示。消却すれば1株あたり価値が上昇する。自己株式の消却要求はアクティビストの定番施策。
  • D. 個人大株主: 創業家・役員本人または同姓の個人。経営権に直結し最も固定度が高い
  • E. 政策保有金融(×0.7): 銀行・生損保等。東証の政策保有解消要請を受け3割は流動化リスクありとみなし係数0.7で割引
  • F. 外国戦略株主: 海外の事業パートナー等による戦略的保有。純投資ではなく売却されにくい
  • G. オーナー系ファンド: 創業家の資産管理会社等。オーナーの意向で固定される株式
  • H. 持株会・共栄会(×0.5): 従業員・取引先持株会。半分は退職・脱退で流動化するため0.5倍で算入。持株会が厚いと安定株が多いが、係数0.5なので壁としては薄い。
  • I. 国内VC控除: ベンチャーキャピタル・投資組合等。Exit狙いの純投資家であり固定株から完全除外
  • 所有者区分: 有価証券報告書の法定開示区分。金融機関(信託銀行含む)・証券会社・その他法人・外国法人等・個人その他・自己株式に分類。外国法人等の比率が高い企業はガバナンス改善圧力が強く、アクティビストの提案に賛同票が集まりやすい。
  • オーナー管理: CEOまたはその資産管理会社が大株主に名を連ね保有比率5%以上の場合に該当。経営陣の支配力が強くアクティビストの提案が通りにくい。ただし対話型アプローチで改善を引き出すケースもある。
  • 親子上場: 上場企業が過半数保有でCRITICAL、20%超大株主でHIGH。固定株が多く提案が通りにくい。上場企業による支配はガバナンス上の論点であり、アクティビストの分離・独立要求の対象になりうる。
  • 筆頭株主が上場企業: 最大株主が上場企業であるか。親子上場に準ずる構造的課題を示す。議決権支配によりアクティビストの提案が否決されるリスクがある。
  • 上場大株主あり(20%超): 20%超を保有する上場企業の大株主がいるか。親子上場に準じるリスク。安定株主の壁として機能しアクティビストに不利。
  • 政策保有リスク: HIGH=対時価総額比率5%超 / MODERATE=1-5% / MINIMAL=1%未満。売却すれば株主還元の原資になりうる。東証の政策保有解消要請が追い風。
  • 持ち合い: 当社の株式を相手方も保有している相互保有関係。有報の「当該株式の発行者による当社株式の保有の有無」に基づく

※ 安定株主比率の各項目は有価証券報告書(EDINET開示)のXBRLデータに基づいています。解析精度により一部データが正確に取得できていない場合があります。

保有比率の推移

2024-04-10〜2026-08-03 で 5.16% → 4.14% (全2回報告・平均 -1.02%/回) 横ばい

報告日株価保有比率増減保有目的報告書
2024-04-10 705円 5.16% ±0
← 初回
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況…
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為等を行うこと
S100T7XF
2026-08-03 4.14% -1.02%
← 最新
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況…
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為等を行うこと
S100YSWY
2024-04-10 初回 705円
報告書
5.16%
±0
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為等を行うこと
2026-08-03 最新
報告書
4.14%
-1.02%
純投資(投資一任契約その他契約に係る顧客の資産運用)及び状況に応じて重要提案行為等を行うこと

→ 保有比率は5.2%から4.1%へ減少(-1.0pp)。既に5%以下であり、以後の保有変動は大量保有報告の対象外となりうる。

【過去の類似パターンとの照合】
現在のパターン: 2024年4月の初回報告5.16%から、2026年8月に4.14%へ1.02pp減少。

類似事例:
JPMC(2025年)
パターン: ピーク時12.7%から11ヶ月で0.67%へ段階的に減少
その後の行動: 追加のエンゲージメントを行わず売却を継続
結果: 完全エグジットに至る
マーキュリアホールディングス(2026年)
パターン: ピーク時16.34%から段階的に減少
その後の行動: 市場内および市場外での段階的売却を実施
結果: 完全エグジットに至る
テクノメディカ(2023年)
パターン: 株主提案否決後、7.32%から0.31%へ短期大量譲渡
その後の行動: 対話継続を断念し売却を急進
結果: 完全エグジットに至る

パターン分析:
過去の減少パターンと同様に、今回の比率低下も段階的な売却フェーズへの移行を示唆する。5%を下回ったことで報告義務が消失し、水面下での売却がさらに進行する可能性が想定される。

過去の行動パターン詳細と、理論株価から見た株価の位置づけは以下のセクションで分析します。
ガバナンス
指標
社外取締役比率前実 43% (3名 / 7名)
社外役員比率(取締役+監査役) 45%
買収防衛策 TDnet開示なし
社外取締役比率前実
43% (3名 / 7名)
▼1/3
社外役員比率(取締役+監査役)
45%
買収防衛策
TDnet開示なし
取締役・監査役一覧
氏名役職区分保有株数持株比率
玉上進一 代表取締役 取締役 1,796,700株 1.4%
毛利寛 取締役 社外取締役 1,351,500株 1.1%
中村干城 取締役 取締役 211,300株 0.2%
佐藤春奈 取締役 取締役 25,300株 0.0%
髙木いづみ 取締役 社外取締役 22,300株 0.0%
杉山將 常勤監査役 監査役 21,500株 0.0%
関敏昭 取締役 取締役 17,900株 0.0%
小枝雅与 取締役 社外取締役 2,800株 0.0%
小野傑 監査役 社外監査役 2,300株 0.0%
原勝彦 監査役 社外監査役 2,300株 0.0%
吉田範夫 常勤監査役 監査役 2,000株 0.0%
玉上進一 取締役
代表取締役
1,796,700株 1.4%
毛利寛 社外取締役
取締役
1,351,500株 1.1%
中村干城 取締役
取締役
211,300株 0.2%
佐藤春奈 取締役
取締役
25,300株 0.0%
髙木いづみ 社外取締役
取締役
22,300株 0.0%
杉山將 監査役
常勤監査役
21,500株 0.0%
関敏昭 取締役
取締役
17,900株 0.0%
小枝雅与 社外取締役
取締役
2,800株 0.0%
小野傑 社外監査役
監査役
2,300株 0.0%
原勝彦 社外監査役
監査役
2,300株 0.0%
吉田範夫 監査役
常勤監査役
2,000株 0.0%

※「社外」はEDINET開示の役職名に基づく分類。

📝 指標の説明
  • 社外取締役比率: 独立した外部の人が取締役会に占める割合。過半数なら株主提案が通りやすい
  • 社外役員比率: 取締役と監査役を合わせた全役員に対する社外役員の割合
  • 買収防衛策: TDnet適時開示のタイトルマッチで判定。有報本文・XBRLは未参照。開示がない場合、未導入とは限りません

出典: EDINET有価証券報告書 (S100YFPN)

【編集部注】 単独での提案力は乏しい。膠着時の下値を支える防護壁はあるか。


4. 下値は堅いか──配当・増配・自社株買い余力

株価が下がったらどこまで耐えられるか。ネットキャッシュの厚みと株主還元の実績から、下値を支える原資と還元姿勢を検証します。
NC比率?
ネットキャッシュ÷時価総額
総還元性向前実?
(配当+自社株買い)÷純利益(前期確定)
ネットキャッシュの時価総額カバー率(NC比率)
NC比率が高い企業は「使っていない現金」が多く、アクティビストが増配・自社株買いを要求する根拠になる。株価の下値を支える安全域の目安。
NC比率
28%
配当利回りシミュレーション
アクティビストが増配を要求した場合、配当利回りがどこまで上がり得るかの試算。利回り上昇は株価の下支え要因となる。
現在
3.9%
配当性向50%
3.5%
配当性向75%
5.3%
配当性向100%
7.1%

→ NC比率(ネットキャッシュ比率)27.84%と総還元性向55.85%は、手厚い還元原資と積極的な還元姿勢を示す。

実績配当性向55.85%は業種中央値27.07%を大きく上回る。FCF(フリーキャッシュフロー)利回りも3.94%と堅調である。現在の配当は営業キャッシュフローで十分に賄える。さらに直近では10億円の自己株式取得枠を設定した。自律的な株主還元策が、下値を支える要因として機能する。ただし配当性向100%時の想定利回り7.06%はFCF利回りを上回る。限界を超える過度な還元要求は、持続可能性を損ねる。(モデル計算・将来非保証)

根拠データ
判定基準
配当利回り:
1株あたり配当 ÷ 株価。現在の水準での基本指標。

総還元性向:
(配当+自社株買い)÷純利益。80%未満: 健全水準、80-100%: 高水準、100%超: 利益以上に還元しており持続不能。

配当性向:
① AI推定配当性向: このアクティビストの過去の増配要求実績(1件以上)と財務指標を統合してAIが推定した配当性向。
② シミュレーション配当性向: 過去実績なしの場合、MAX(業種配当性向中央値, 50%)を仮定値として使用。これは仮定に基づく試算であり、予測ではない。

増配余力:
NC比率が高いほど現金余剰が大きく、配当性向を引き上げても財務の安全性を損なわない。総還元性向100%超は持続不能。
増配シミュレーション
※ シミュレーションは前期確定EPSに基づく試算
現状配当性向 55.9%
3.9%
利回り
50%シナリオ配当性向 50%
3.5%
利回り
75%シナリオ配当性向 75%
5.3%
利回り
100%シナリオ配当性向 100%
7.1%
利回り
配当・還元データ
NC比率? 前実 27.8%
余剰現金あり。増配原資は一定
総還元性向? 前実 55.9%
高水準の還元
FCF利回り? 前実 3.9%
自社
業種
FCFは一定水準
業種配当性向中央値? 前実 27.1%
現在55.9%は既に業種を上回る水準
配当実績
配当性向(予想)? 60.2%
DOE? 前実 6.3%
自社
業種
配当成長率(前年比)? 8.3%
自社
業種
配当CAGR(3年)? 33.2%
自社
業種
自社株買い
自社株買い余力? 前実 36億円
自社株買い余力比率? 3.9%
時価総額比
4%
📝 指標の説明
  • NC比率: ネットキャッシュ(流動資産+投資有価証券×70%−負債合計)÷時価総額。高いほど増配・自社株買いの原資が潤沢で、アクティビストの還元要求の根拠になる
  • 総還元性向: (配当総額+自社株買い額)÷純利益。100%超は利益以上に還元しており持続不能。低い場合はアクティビストが増配・自社株買いを要求する余地が大きい
  • FCF利回り: フリーキャッシュフロー÷時価総額。配当の持続可能性を測る指標。配当利回りを上回っていれば配当は本業のキャッシュで賄えている
  • 業種配当性向中央値: 同業種の上場企業における配当性向の中央値。自社が下回っている場合、増配の論拠になる
  • 配当性向(予想): 予想1株配当÷予想EPS。利益のうちどれだけ配当に回しているかを示す
  • DOE: 株主資本配当率(Dividend on Equity)。配当総額÷株主資本。利益変動に左右されにくい安定配当指標で、3%以上が高水準の目安
  • 配当成長率(前年比): 前年度の1株配当からの増減率。増配傾向にあるかを確認する指標
  • 配当CAGR(3年): 直近3年間の配当の年平均成長率。継続的な増配トレンドの有無を示す
  • 自社株買い余力: ネットキャッシュから算出した自社株買いの原資額。余力が大きいほど、アクティビストが自社株買いを要求する根拠になる
  • 自社株買い余力比率: 自社株買い余力÷時価総額。5%以上なら十分な水準

出典: EDINET有価証券報告書 (S100YFPN)

【編集部注】 強固な還元姿勢で下限は固い。では、上値の参照値はどこか。


5. 出口はどこか──シナリオ別試算値

何が起きたら、いつまでに、いくらで売れるのか。出口が見えなければ全体像が掴めない。
ここまでの分析を統合し、カタリストのスケジュールとトリガー条件から3シナリオの出口を描きます。
3シナリオ試算値レンジ?
弱気348円〜強気1,067円

現在株価: 710円

→ 理論株価試算値(モデル計算・将来非保証)の中央値833円に対し、現在株価710.0円は下回る位置にある。

試算値レンジは702円から1,067円(モデル計算・将来非保証)となる。資産面を評価するPBR(株価純資産倍率)是正モデルの702円(モデル計算・将来非保証)が現在株価に最も近い。推定取得単価650.52円を上回る水準での一部売却が確認された。今後はこの取得単価が下値の参照水準として機能する。

理論株価5モデル vs 現在株価(710円)
事業価値+余剰現金
833円(+17.3%)
EV/EBITDA逆算
348円(-51.0%)
配当還元
1,067円(+50.3%)
実質PBR是正
702円(-1.1%)
理論株価試算値(中央値)
833円(+17.3%)
推定取得単価
651円
赤線 = 現在株価
根拠データ
判定基準
3シナリオ試算値レンジ:
5つの理論株価モデルの最小値〜最大値。現在株価がレンジのどこに位置するかで割安/割高を視覚的に把握。

理論株価5モデル:
A: 清原式事業価値+余剰現金 / B: 実質PBR是正 / C: EV/EBITDA逆算 / D: 配当還元 / E: DOE逆算
理論株価試算値 = 常に算出可能な3モデル(A・B・D)の中央値。

推定取得単価: 大量保有報告書の記載から逆算。アクティビスト側の損益分岐であり、撤退圧力の発動水準。
3シナリオのトリガー条件
シナリオ試算値現在株価比トリガー条件(何が起きたら)
強気 1,067円 +50.3% 会社側による追加の資本効率改善策や増配方針の公表がなされた場合
中立 833円 +17.3% 自己株式取得の進捗に伴い、アクティビストが市場内で段階的に売却を進める場合
弱気 348円 -51.0% 5%未満への低下に伴い、追加の開示なしに売却が完了する場合
下値参照 651円 -8.4% 推定取得単価。これを下回ると撤退圧力が発動する水準
強気 +50.3%
1,067円
会社側による追加の資本効率改善策や増配方針の公表がなされた場合
中立 +17.3%
833円
自己株式取得の進捗に伴い、アクティビストが市場内で段階的に売却を進める場合
弱気 -51.0%
348円
5%未満への低下に伴い、追加の開示なしに売却が完了する場合
下値参照: 651円(-8.4%) — 推定取得単価。撤退圧力発動水準
理論株価5モデル比較
モデル理論株価現在株価比
事業価値+余剰現金(清原式)
PER(清原式) 11.0倍 → 業種PER中央値 13.6倍 で事業を再評価し、NCを加算
NC 25,140百万円 + 適正事業価値 80,740百万円 = 理論時価総額 105,880百万円
→ 理論株価: 833円
833円 +17.3%
EV/EBITDA逆算
当社EV/EBITDA 29.94倍 → 業種中央値 9.68倍 で再評価
EBITDA 2,271百万円 × 9.68倍 = 理論EV 21,976百万円
理論EV 21,976百万円 − 純有利子負債 -22,295百万円 = 理論時価総額 44,272百万円
→ 理論株価: 348円
348円 -51.0%
配当還元
配当性向をMAX(業種中央値27.1%, 50%)=50.0%とした場合
潜在EPS 47.0円 × 50.0% = 潜在DPS 23.5円
→ 理論株価: 1,067円(要求利回り TOPIX平均2.2%)
1,067円 +50.3%
DOE逆算(3%ターゲット)
BPS × ターゲットDOE(3%) ÷ 要求利回り(2.2%)で算出。
算出不可: BPS(1株純資産)が未取得
N/A BPSが未取得
実質PBR是正
実質PBR 1.68倍 → 適用PBR 1.66倍(業種中央値1.66倍)
現在株価 710円 × 1.66 ÷ 1.68
→ 理論株価: 702円
修正純資産 528億円(不動産含み益データなし)
※ 実質PBRを業種中央値に機械的に収斂させた参考値。高ROE企業では控えめな試算となる傾向があります
702円 -1.1%
理論株価試算値(中央値)
常に算出可能な3モデル(清原式・PBR是正・配当還元)の中央値。
算出可能モデル数: 3件 → 中央値: 833円
833円 +17.3%
下値参照(推定取得単価)
推定取得単価 651円 に対し現在株価 710円(乖離 +9.1%)。
※推定取得単価は大量保有報告書記載の取得価格・株数から加重平均で算出(提出日: 2026-08-03)
651円 撤退圧力発動水準
事業価値+余剰現金(清原式)
833円 +17.3%
▼現在
▶ 計算式
PER(清原式) 11.0倍 → 業種PER中央値 13.6倍 で再評価
NC 25,140百万円 + 適正事業価値 80,740百万円 = 理論時価総額 105,880百万円
EV/EBITDA逆算
348円 -51.0%
▼現在
▶ 計算式
当社EV/EBITDA 29.94倍 → 業種中央値 9.68倍 で再評価
EBITDA 2,271百万円 × 9.68倍 = 理論EV 21,976百万円
配当還元
1,067円 +50.3%
▼現在
▶ 計算式
配当性向 MAX(業種中央値27.1%, 50%)=50.0%
潜在EPS 47.0円 × 50.0% = 潜在DPS 23.5円
DOE逆算(3%ターゲット) N/A
実質PBR是正
702円 -1.1%
▼現在
▶ 計算式
実質PBR 1.68倍 → 適用PBR 1.66倍(業種中央値1.66倍)
現在株価 710円 × 1.66 ÷ 1.68
理論株価試算値(中央値)
833円 +17.3%
▼現在
下値参照(推定取得単価): 651円 — 撤退圧力発動水準

※理論株価試算値は常に算出可能な3モデル(清原式・PBR是正・配当還元)の中央値。

📝 指標の説明
  • 事業価値+余剰現金(清原式): 今期予想純利益とNCを計算元に、PER(清原式)を業種中央値PERで再評価し、ネットキャッシュを加算した理論株価。事業の利益力を業種標準で評価した「フェアな値段」。これより安ければ市場が事業価値を過小評価している。
  • 実質PBR是正: 前期末の修正純資産ベース。修正純資産×業種中央値PBRで算出。資産ベースの理論株価。PBRが業種中央値に収斂する想定。含み益が大きい企業ほどこのモデルでの理論株価が高くなる。
  • EV/EBITDA逆算: 前期実績EBITDAベース。業種中央値のEV/EBITDA倍率でEBITDAを再評価し、負債と現金を調整して株価を逆算。グローバルM&Aで最も使われる尺度。買収される場合の「値段」に近い。
  • 配当還元: 今期予想EPSベース。増配後の想定DPSを市場平均配当利回りで割り引いた理論株価。増配要求が通った場合の潜在株価。配当性向引き上げの余地が大きいほど理論株価が高くなる。
  • DOE逆算: 前期末BPSベース。BPS×ターゲットDOE(3%)÷要求利回り。自己資本配当率をベースにした理論株価
  • 推定取得単価: 大量保有報告書に記載される取得価格と株数の加重平均。複数回の報告がある場合は直近の値を使用。これがアクティビストのコスト。この水準を意識して行動するため、撤退・追加投資の分岐点になる。
  • 理論株価試算値(中央値): 常に算出可能な3モデル(清原式・PBR是正・配当還元)の中央値。外れ値の影響を排除した代表値
このアクティビストの過去の行動パターン
銘柄行動内容結果
JPMC(2025年) 追加のエンゲージメントを行わず売却を継続 完全エグジットに至る
マーキュリアホールディングス(2026年) 市場内および市場外での段階的売却を実施 完全エグジットに至る
テクノメディカ(2023年) 対話継続を断念し売却を急進 完全エグジットに至る
パターン分析(AI抽出値):
過去の減少パターンと同様に、今回の比率低下も段階的な売却フェーズへの移行を示唆する。5%を下回ったことで報告義務が消失し、水面下での売却がさらに進行する可能性が想定される。
※ 上記はAIが抽出した参考値です。SQLによるルールベース集計ではありません。

出典: 大量保有報告書 (S100YSWY)EDINET有価証券報告書 (S100YFPN)

【編集部注】 試算値との乖離はある。ただし、過去にその水準まで牽引した実績を問う必要がある。


6. 過去の打率は──過去13件でTOPIXに勝てたか

このアクティビストは過去、市場平均に勝てたか。勝率が低くても、個別の需給・財務条件が違えば結果は変わる──その違いをS1〜S5で多面的に検証してきました。
勝率(1年)?
13件中
超過リターン中央値?
TOPIX対比・1年

期待値スコア: -4.34

→ TOPIX超過勝率30.8%(過去13件中4件)は、市場平均を上回る成果を得る難しさを示す(過去実績・将来非保証、TOPIX超過・報告翌営業日始値基準)。

実額ベースの勝率も30.8%と同水準にとどまる(過去実績・将来非保証)。超過リターン中央値はマイナス14.1%である(過去実績・将来非保証)。PBR(株価純資産倍率)やROE(自己資本利益率)の改善を対話で促すスタイルである。長期保有を基本とする投資哲学との時間的乖離が影響する。

根拠データ
判定基準
大量保有報告書が公開された翌営業日の始値を基準に、その後の株価パフォーマンスを検証しています。
「勝ち」= 報告書公開翌営業日の始値を起点に、1年後の株価リターンがTOPIXを上回った案件
対象:ヴァレックスの過去13件の大量保有案件(うち1年以上経過し成績が確定した13件で勝率を算出)

勝率: 60%以上は市場平均を上回る傾向、50%未満は市場平均を下回る傾向。
超過リターン中央値: プラスなら市場平均を上回る実績。

※ リターンは報告翌営業日の始値から一律1年後の株価で算出しており、アクティビストの途中撤退は考慮していません。
開示翌日基準の成績(報告翌営業日始値)
期間 勝率 リターン中央値 リターン平均値 対象件数
3ヶ月 54% 1.6% 12.3% 13
6ヶ月 38% -11.2% 7.6% 13
1年 31% -14.1% 11.6% 13
2年 36% -13.4% 10.0% 11
3ヶ月 13件
勝率
54%
中央値
1.6%
平均
12.3%
6ヶ月 13件
勝率
38%
中央値
-11.2%
平均
7.6%
1年 13件
勝率
31%
中央値
-14.1%
平均
11.6%
2年 11件
勝率
36%
中央値
-13.4%
平均
10.0%

(参考)絶対リターン: 1年勝率 31% / 平均+17.4%、 2年勝率 64% / 平均+35.8%

📝 指標の説明
  • 期待値スコア: 勝率×超過リターン中央値。プラスなら「平均的に市場を上回る」ことを示す総合指標。スコアがプラスのアクティビストは、過去に市場平均を上回る成果を出してきた実績がある。
  • 勝率: このアクティビストの過去投資先のうち、同期間のTOPIXリターンを上回った銘柄の割合。50%超なら市場平均に勝つ確率が高い
  • リターン中央値: TOPIX対比の超過リターンの中央値。典型的なケースでの実力を示す。外れ値の影響を受けにくい
  • リターン平均値: TOPIX対比の超過リターンの平均値。大きなリターンを出した銘柄の影響を受けやすい
  • 対象件数: 分析に使用した過去の投資先銘柄数。多いほど統計的信頼性が高い
  • 絶対リターン vs TOPIX超過リターン: 絶対リターンは株価の変動率そのもの。超過リターンは同期間のTOPIXリターンを差し引いた値。相場全体が上がった時に超過リターンがマイナスなら、市場に劣後しただけで実額ではプラスの場合もある。両方を見ることで実力を正確に把握できる。
  • スタイル: 積極介入型=株主提案・委任状争奪を積極的に行う / 建設的対話型=対話重視で改善を促す / パッシブ型=大量保有のみで積極的な働きかけは少ない
  • 算出方法の注意: リターンは報告翌営業日の始値から一律1年後(365日後以降の最初の営業日終値)の株価で機械的に算出しており、アクティビストの途中撤退は反映されていません。
アクティビスト自身の成績(推定取得単価基準)
期間 勝率 リターン中央値 リターン平均値 対象件数
1年 38% -11.5% 10.2% 13
2年 45% -9.7% 13.2% 11
1年 13件
勝率
38%
中央値
-11.5%
平均
10.2%
2年 11件
勝率
45%
中央値
-9.7%
平均
13.2%

※ 報告書記載の推定取得単価を基準にした成績です。取得単価の精度に限界があるため参考値として掲載しています。開示翌日基準(上記メインテーブル)の数値を優先してください。

📝 指標の説明
  • 推定取得単価基準: 大量保有報告書に記載される取得価格と株数から加重平均で算出した1株あたりコストを基準とした成績。これがアクティビストのコスト。この水準を意識して行動するため、撤退・追加投資の分岐点になる。
過去投資先の個別実績(19件)
初回報告日 銘柄 リターン(1年) リターン(2年)
2025-06-30 シュッピン(3179) -46.9% N/A
2024-03-11 オロ(3983) -11.8% -75.1%
2024-03-05 BEENOS(3328) +104.3% N/A
2024-01-11 アグロ カネショウ(4955) +19.7% N/A
2024-01-11 クラシコム(7110) -22.0% +21.7%
2023-08-25 イーエムシステムズ(4820) -37.9% -30.1%
2022-11-10 ベルテクスコーポレーション(5290) +1.0% +26.5%
2022-10-28 テクノメディカ(6678) +20.4% -27.3%
2021-11-30 ドリームインキュベータ(4310) +232.8% +260.6%
2021-11-22 オークネット(3964) +8.8% -13.4%
2021-07-19 メディキット(7749) -30.0% -43.3%
2021-07-12 ユニデンホールディングス(6815) +62.9% N/A
2021-07-08 マーキュリアホールディングス(7347) -14.7% -7.6%
2021-07-02 シーアールイー(3458) +7.9% -32.9%
2021-07-01 帝国電機製作所(6333) +32.4% +99.8%
2021-05-28 アイペットホールディングス(7339) -12.6% N/A
2021-04-30 AIRMAN(6364) -14.1% +25.4%
2021-04-06 JPMC(3276) -16.3% -14.6%
2021-04-20 マーキュリアインベストメント(7190) N/A N/A
シュッピン (3179) 2025-06-30
1年
-46.9%
2年
N/A
オロ (3983) 2024-03-11
1年
-11.8%
2年
-75.1%
BEENOS (3328) 2024-03-05
1年
+104.3%
2年
N/A
アグロ カネショウ (4955) 2024-01-11
1年
+19.7%
2年
N/A
クラシコム (7110) 2024-01-11
1年
-22.0%
2年
+21.7%
イーエムシステムズ (4820) 2023-08-25
1年
-37.9%
2年
-30.1%
ベルテクスコーポレーション (5290) 2022-11-10
1年
+1.0%
2年
+26.5%
テクノメディカ (6678) 2022-10-28
1年
+20.4%
2年
-27.3%
ドリームインキュベータ (4310) 2021-11-30
1年
+232.8%
2年
+260.6%
オークネット (3964) 2021-11-22
1年
+8.8%
2年
-13.4%
メディキット (7749) 2021-07-19
1年
-30.0%
2年
-43.3%
ユニデンホールディングス (6815) 2021-07-12
1年
+62.9%
2年
N/A
マーキュリアホールディングス (7347) 2021-07-08
1年
-14.7%
2年
-7.6%
シーアールイー (3458) 2021-07-02
1年
+7.9%
2年
-32.9%
帝国電機製作所 (6333) 2021-07-01
1年
+32.4%
2年
+99.8%
アイペットホールディングス (7339) 2021-05-28
1年
-12.6%
2年
N/A
AIRMAN (6364) 2021-04-30
1年
-14.1%
2年
+25.4%
JPMC (3276) 2021-04-06
1年
-16.3%
2年
-14.6%
マーキュリアインベストメント (7190) 2021-04-20
1年
N/A
2年
N/A

※ リターンはTOPIX超過リターン(報告翌営業日始値基準)。新規報告のみ。

出典: 大量保有報告書 (S100YSWY)

【編集部注】 過去の実績がどうあれ、現在の離脱リスクを検知せねば無意味に帰す。


7. 撤退の兆候は──エグジットシグナルと検知条件

4つの撤退シナリオについて、観測データと警戒条件を整理します。
撤退兆候?
4項目中0項目が警戒(2項目は手動確認)

平均保有期間: N/A

📝 指標の説明
  • 撤退兆候: 4つの撤退シナリオ(保有比率減少・要求達成・対話膠着・バリュエーション到達)の該当状況を示すパネル。警戒1項目以上で赤、注視のみで灰、全て兆候なしで緑
  • 平均保有期間: このアクティビストの過去案件における平均保有期間。保有期間が短いファンドは早期売却リスクが高い。長いファンドは腰を据えて改善を求める傾向。
  • エグジットシグナルスコア: 50点満点で撤退リスクの総合度を数値化したもの。5つのシナリオ(保有比率減少・要求達成・議決権敗北・需給反転・バリュエーション到達)の合計。STRONG_HOLD(0-15)=撤退リスク低い / HOLD(16-25)=当面継続 / MONITOR(26-35)=継続監視 / STRONG_EXIT(36-50)=撤退の蓋然性が高い。スコアが高いほどアクティビストが撤退に近い状態。追加報告書の提出頻度と合わせて見ると予測精度が上がる。

→ 保有比率が4.14%に減少し、5%の報告義務閾値を下回ったことで、撤退リスクは監視を要する水準に移行した。

会社側が10億円の自己株式取得枠を設定した事実がある。対話を通じた一定の成果獲得に伴う一部売却と整合する。現在株価は推定取得単価を9.14%上回る。利益確定の条件が整いつつある。5%を割り込んだことで、今後の水面下での売却を検知できないリスクに留意を要する。

根拠データ
判定基準
撤退兆候チェックリスト(4項目):
各項目について「兆候なし / 注視 / 警戒」の3段階で判定。警戒が1項目以上でパネル赤、注視のみで灰、全て兆候なしで緑。

① 保有比率減少: 大量保有報告書の変更報告から自動判定。2回連続で減少した場合に警戒。
② 要求達成: 主要要求(増配・自社株買い・ガバナンス改革等)が実現し保有継続の動機が消滅した場合に警戒。現在は手動確認。
③ 対話膠着: 株主総会での提案否決が複数回続き対話にも応じない状態が長期化した場合に警戒。現在は手動確認。
④ バリュエーション到達: 株価が理論株価試算値に到達、またはPBRが業種中央値に収斂した場合に警戒。自動判定。
撤退シナリオ別チェック
▲ 注視 ① 保有比率減少
観測データ: 保有比率 4.14%(直近変動-1.02pp) →S3
警戒条件: 保有比率が2回連続で減少した場合
判定方法: 自動判定(大量保有報告書の変更報告から前回比較)
─ 自動検知の対象外 ② 要求達成
観測データ: 配当性向55.9%(業種中央値27.1%)
警戒条件: 主要要求(増配・自社株買い・ガバナンス改革等)が実現し、保有継続の動機が消滅した場合
─ 自動検知の対象外 ③ 対話膠着
観測データ: 安定株主比率 30.5%、社外取締役比率 →S3
警戒条件: 株主総会での提案否決が複数回続き、経営層が対話にも応じない状態が長期化した場合
▲ 注視 ④ バリュエーション到達
観測データ: 実質PBR 1.68倍(業種中央値1.66倍の1.0倍)、推定取得単価 651円 → 現在株価 710円 →S1
警戒条件: 理論株価試算値に到達、またはPBRが業種中央値に収斂した場合
判定方法: 自動判定(PBR・理論株価と閾値の比較)

本チェックリストは撤退兆候の有無を整理したものであり、売買タイミングの助言を構成するものではありません。

出典: 大量保有報告書 (S100YSWY)EDINET有価証券報告書 (S100YFPN)

【編集部注】 部分的な兆候は捉えた。これらを統合した全体像の提示を求める。


8. まとめ──スコアの構成と根拠

S1〜S7の分析を4つの軸で集約した総合指標。スコアの計算過程とデータ品質を開示します。
コバンザメスコア?
/ 10.0
財務 1.9 + 行動 0.7 + 株主構成 1.0 + 実績 0.0
財務
1.9/3.0
30%
行動
0.7/3.5
35%
株主構成
1.0/2.5
25%
実績
0.0/1.0
10%
合計
3.6
/10

※ 本スコアは、財務面の割安度・アクティビストの行動特性・株主構成・過去案件の実績を定量評価した分析指標です。投資判断を推奨するものではありません。

リスク要因: TOPIX超過勝率 31% → 総合スコア3.6は財務効率の改善余地と退出リスクの混在を表す。ネットキャッシュ比率は27.84%に達する。だから資本効率の向上を求める対話が生じる。しかし保有比率は5.16%から4.14%へ減少した。安定株主比率は30.5%と低い。だが現在の保有比率では単独の提案力に欠ける。会社側は10億円の自己株式取得枠を設定した。自律的な還元は下値を支える。理論株価試算値の中央値833円に対し現在株価は710.0円である。過去のTOPIX超過勝率は30.8%にとどまる。一部売却の発生は対話による成果獲得と整合する。

根拠データ
判定基準: コバンザメスコアの算出方法
コバンザメスコア(0.0〜10.0)
4つの分析軸を重み付け平均した総合指標。
composite = (財務×0.30 + 行動×0.35 + 株主構成×0.25 + 実績×0.10) ÷ 5.0 × 10.0

割安か+下値は堅いか(財務 ×30%)
バリュエーション・資本効率・株主還元余力。§1と§4の分析がこの軸に対応。
5=極めて割安+還元余力潤沢、0=割高+効率的。

どう動くか+撤退の兆候は(行動 ×35%)
本気度・行動確率・戦略予測・撤退リスク。§2と§7の分析がこの軸に対応。
5=AGGRESSIVE+高勝率+エスカレーション、0=撤退兆候。

提案は通るか(株主構成 ×25%)
議決権構造・株主構成・浮動株比率。§3の分析がこの軸に対応。
5=壁が薄い+浮動株潤沢+票読みHIGH、0=壁が厚く変更困難。

過去の打率は(実績 ×10%)
アクティビストの過去案件バックテスト。§6の分析がこの軸に対応。
TOPIX超過勝率×超過リターン中央値。データ不足時は0.0。

データ品質
HIGH=データ十分で信頼性高い / MEDIUM=一部欠損あり / LOW=重要データ欠損。

※本スコアはモデル計算値であり、投資判断を示すものではありません。将来のリターンを保証・予測するものではなく、スコアの高低は売買の推奨を意味しません。

スコア内訳
分析軸スコアウェイトデータ品質?
割安か+下値は堅いか(財務)?3.2 / 5×30%HIGH
どう動くか+撤退の兆候は(行動)?1.0 / 5×35%MEDIUM
提案は通るか(株主構成)?2.0 / 5×25%HIGH
過去の打率は(実績)?0.0 / 5×10%期待値マイナス
コバンザメスコア?3.6/ 10.0

各軸スコアはS1〜S7の分析データを入力としたAIによるモデル計算値であり、ルールベースの算出ではありません。 同一データに対して実行ごとに微小な差異が生じる場合があります。

AI分析プロセス
アクティビスト意図: 成果獲得に伴う一部売却フェーズへの移行
データ品質: VERIFIED 財務分析: HIGH ガバナンス分析: MEDIUM 株主構成分析: HIGH

ステージ間分析

⚠ ステージ間の矛盾:
  • 財務分析では実績配当性向55.85%と高い還元姿勢を示しているが、ガバナンス分析では資本効率の低さ(ROIC 2.20%対WACC 2.98%)が指摘されており、還元の量ではなく効率性の改善に課題が残る不整合が確認される。
矛盾解消: 会社側が10億円の自己株式取得枠を設定したことで、還元の量的な拡大ではなく、過剰現預金の圧縮を通じた資本効率改善への対話が一定の成果を得たものと解釈されます。アクティビストはこれを受けて一部売却に動いたと整合的に説明できます。
✔ ステージ間シナジー:
  • ネットキャッシュ比率(NC比率)27.84%の厚い手元資金と、株主構成分析における安定株主比率30.5%の低さが組み合わさることで、会社側が自律的な還元策(自己株買い)を決定しやすい環境が整っていた事実が挙げられます。
相互作用効果:
  • 保有比率が4.14%に低下したことで、株主構成分析における議決権行使の影響力は低下しますが、会社側が既に自律的な還元策を発表しているため、対立を伴わない友好的なエグジット路線への移行が促されます。
調査トピック: サービス業のM&A動向 / プレステージのQ1決算 / ヴァレックスの投資スタンス | ※ AI生成・外部情報参照



出典:
EDINET有価証券報告書 (S100YFPN)
EDINET半期報告書 (S100X2ES)
大量保有報告書 (S100YSWY)
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