目次 (クリックで開閉 ── ▶ マークは全て同様に操作できます)
割安か──バリュエーション指標
どう動くか──介入シナリオと行動確率
提案は通るか──株主構成と議決権の壁
下値は堅いか──配当・増配・自社株買い余力
出口はどこか──シナリオ別試算値
過去の打率は──実績と勝率
撤退の兆候は──エグジットシグナルと検知条件
まとめ──スコアの構成と根拠
1. 割安か──バリュエーション指標
今の株価は割高か割安か。PBR・PER・NC比率などの指標 から、複数のアプローチで株価水準を検証します。
データ期間の見方
前実 直近の確定決算(有価証券報告書・決算短信)の数値
今予 会社が発表した今期の業績予想に基づく数値
※ 株価・時価総額は前営業日終値
ROICスプレッド前実 ?
ROIC 12.1% − WACC 4.1%
業種内ポジション
アクティビストは同業他社との比較で経営改善余地を主張する。中央値からの乖離が株主提案の根拠となる。
← 低い 業種中央値 高い →
ROIC vs WACC
ROICがWACCを上回れば価値創造、下回れば価値破壊。アクティビストはスプレッドがマイナスの企業に対し、事業再編や資本配分の見直しを要求する根拠とする。
← 価値破壊 ROIC 12.1% | WACC 4.1% 価値創造 →
→ 実質PBR(株価純資産倍率)1.42倍は業種中央値1.68倍を15.3%下回り、資産面での割安さが際立つ。
ネットキャッシュ比率(NC比率)は51.39%に達する。手元資金を控除したPER(株価収益率)は6.13倍まで低下する(モデル計算・将来非保証)。EV/EBITDA(企業価値倍率)4.83倍も業種中央値12.36倍を60.9%下回る。豊富な現金が事業価値の評価を押し下げている。改善要求の対象は過剰資本の解消に絞られる。
参考:年足(暦年)の株価推移。株式分割・併合は最新基準に遡及調整済み。過去データであり将来を保証するものではない。
参考:週足の株価推移。紫の水平線は推定取得単価(撤退圧力発動水準)、マーカーは大量保有報告書提出時点の保有比率。過去データであり将来を保証するものではない。
根拠データ
判定基準
実質PBR :
含み益(不動産・政策保有株等)を加味した純資産に対する株価倍率。業種中央値との乖離で割安/割高を判断する基礎指標。1.0倍未満: 割安圏、1.0-1.5倍: 中立圏、1.5倍以上: 割高圏。
EV/EBITDA :
企業価値(時価総額+有利子負債−現金)÷ EBITDA。キャッシュフローベースの企業価値評価。業種中央値比0.8未満: 割安圏、0.8-1.2: 中立圏、1.2超: 割高圏。EBITDAが取得できない場合はPER(清原式)で代替。
ROICスプレッド :
ROIC − WACC。プラスなら資本コスト以上の利益を創出(価値創造)、マイナスなら価値破壊。10%超: 強い価値創造、0-10%: 中立水準、マイナス: 価値破壊。
NC比率(清原式) :
ネットキャッシュ(流動資産+投資有価証券×70%−負債合計)÷時価総額。高いほどアクティビストが還元強化を要求する根拠が強くなる。
割安度の検証
NC比率(清原式) 前実 ?
= 流動資産 132億円 + 投資有価証券×70% 12億円 − 負債合計 45億円
セクター相対評価
株主資本は有効に使われているか
計算パラメータ(Beta / WACC / ROIC)
指標 値
Beta(1年)?
0.54
株主資本コスト前実 ?
4.3%
WACC前実 ?
4.1%
ROIC前実 ?
12.1%
EVA 前実 ?
9億円
ROE
12.8%
売上高純利益率 前実 ?
7.4%
総資産回転率 前実 ?
1.27回
財務レバレッジ 前実 ?
1.36倍
出典: EDINET有価証券報告書 (S100WQIM) 、大量保有報告書 (S100YVSP)
【編集部注】
割安だが、動く触媒がなければ放置される。
2. どう動くか──介入シナリオと行動確率
大量保有報告書は出した──次の問いは、純投資のままか、経営に変化を求めるか。報告書の文言・過去の行動パターン から、介入の方向性と確率を読みます。
行動確率?
過去10件中1件(2026-05-05時点の調査)
→ 行動確率10.0%(過去10件中1件)は、明示的な対立行動に至る割合の低さを示す。
過去の多くの事例では、明示的な対立に至る前に会社側が自主的な還元策を公表している。当該企業はネットキャッシュ比率(NC比率)51.4%と手元資金が豊富である。アクティビストは重要提案行為等を掲げて5.37%を新規取得した。会社側は配当性向50%下限や自己株式消却を公表しており、両者の動きが並行して観測される。
主要戦略: 株主還元方針変更 / 副次的な戦略: 政策保有株売却要求
推定取得単価367円に対し現在株価372円(乖離+1.3%)。
共同保有者・貸株・担保契約:共同保有者あり(村上貴輝(3.17%), 株式会社MI5(0.02%))
根拠データ
判定基準
行動確率 :
このアクティビストの過去の全保有案件のうち、実際にエスカレーション(株主提案・対話要求等)に移った比率。75%なら4件中3件で行動に転じた実績。保有目的文言はテンプレート化されていることが多いため、文言一致ではなく全案件ベースで算出。灰色固定表示。
ISS/Glass Lewis基準該当 : 一般公開基準への形式的該当を示す。実際の個別推奨は非公開(有料レポート)のため「反対推奨された」と断定するものではない。
過去投資先での実績
行動パターン
過去10件の投資実績のうち、株主提案に踏み込んだのは1件である。残りの9件は明示的な行動が観測されていない。株主提案を行った階層の勝率は100.0%であり、行動なし階層の勝率は50.0%となっている。このように、関与の深さが過去の実績において異なる結果を示している。ただし、これらは過去の観測事実であり、今回の対象銘柄における具体的な行動を保証するものではない。
行動タイプ別の成績(過去10件、リターン確定 5件)
行動強度
件数
1年超過勝率
超過R中央値
E 法的係争型
0件
—
—
D 株主提案型
1件
100.0% (1件)
31.1%
C 公開書簡型
0件
—
—
B 会社対応のみ観測
0件
—
—
A 明示的行動なし
9件
50.0% (4件)
-8.8%
※ 過去実績。投資判断の保証ではない。D階層(株主提案型)の結果内訳(可決/譲歩/否決)は下記カード個別参照。
過去投資先での行動履歴(全10件) :過去の新規報告銘柄について、実際の行動と保有目的を対比(当該企業は除外)。
実際の行動
株主提案
2025 年 6 月総会で株主提案を会社が受領し議案として上程された事実は確認。提案内容 (増配・自己株取得・取締役選任のいずれか) と賛成率は本調査では未確認 (PDF テキスト抽出失敗、決議通知未確認)。なお、2024 年中の総会では株主提案上程の確認なし (推定: 2024 年 8 月の保有比率 12.22% 到達後、2025 年 6 月総会に向けて提案を準備した時系列)
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-05
1年超過リターン:
+31.1%
2年超過:
-0.4%
EDINET保有目的「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等…」
投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと
実際の行動
目立った行動は確認できませんでした(純投資で完結)
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-05
1年超過リターン:
+5.6%
2年超過:
+34.5%
EDINET保有目的「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等…」
投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと
実際の行動
目立った行動は確認できませんでした(純投資で完結)
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-05
1年超過リターン:
-23.2%
2年超過:
-11.6%
EDINET保有目的「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等…」
投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと
実際の行動
目立った行動は確認できませんでした(純投資で完結)
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-05
1年超過リターン:
+13.8%
2年超過:
+18.9%
EDINET保有目的「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等…」
投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと
実際の行動
メディア報道
(1) 2022 年 12 月中旬から市場買付開始、約 20 億円投下し 2023-02-15 で 5% 強に到達 [報道ベース: FACTA]。(2) 2023-05-16 に 1.01pt 減で 5% 割れし、2023-05-23 変更報告書提出。3 ヶ月で半数以上のポジションを残しつつ報告義務外まで縮小。(3) 旭ダイヤ
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-05
1年超過リターン:
-25.9%
2年超過:
-34.7%
EDINET保有目的「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等…」
投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと
実際の行動
実行動データ未収録(deep research未調査)
1年超過リターン:
リターン未確定(1年未経過)
EDINET保有目的「株式の追加取得または売却の可能性について:提出者と…」
株式の追加取得または売却の可能性について:提出者として発行会社の株価が割安であると判断した場合、今後3ヶ月以内で5%超保有割合を増加する株式取得を行う可能性がある。当該増加は市場内外における取引を通じた取得を想定しており、買付時期・価格・数量について決まったものは無い。なお、発行会社の株価動向によっては、予定の通り取得が行われない可能性があり、または株式の売却を行う可能性もある。保有目的及び重要提案行為について:株主価値向上に資する、資本政策及びコーポレートガバナンス等に関する助言及び提案。提案の内容については、資本政策の変更(増配及び自己株式取得)や、非公開化および非公開化の実施条件(買取価格の適正化等)に係るものを含む。提出者は、発行会社の株主価値の向上を目的として、発行会社との対話を通じ、上記について口頭又は書面により提案を行う可能性がある。
実際の行動
実行動データ未収録(deep research未調査)
1年超過リターン:
リターン未確定(1年未経過)
EDINET保有目的「株式の追加取得または売却の可能性について:提出者と…」
株式の追加取得または売却の可能性について:提出者として発行会社の株価が割安であると判断した場合、今後3ヶ月以内で5%超保有割合を増加する株式取得を行う可能性がある。当該増加は市場内外における取引を通じた取得を想定しており、買付時期・価格・数量について決まったものは無い。なお、発行会社の株価動向によっては、予定の通り取得が行われない可能性があり、または株式の売却を行う可能性もある。保有目的及び重要提案行為について:株主価値向上に資する、資本政策及びコーポレートガバナンス等に関する助言及び提案。提案の内容については、資本政策の変更(増配及び自己株式取得)に係るものを含む。提出者は、発行会社の株主価値の向上を目的として、発行会社との対話を通じ、上記について口頭又は書面により提案を行う可能性がある。
実際の行動
実行動データ未収録(deep research未調査)
1年超過リターン:
リターン未確定(1年未経過)
EDINET保有目的「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等…」
投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと
実際の行動
実行動データ未収録(deep research未調査)
1年超過リターン:
リターン未確定(1年未経過)
EDINET保有目的「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等…」
投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと
実際の行動
メディア報道
10/30まで延長。最終的にTOB応募1,996,068株で成立、MI2は応募せず24.19%まで買い増し継続。買付資金は8/27時点の取得価格平均4,154.3円/株、累計取得額約45.96億円 (報道ベース)。土地資産61,436㎡の含み益も保有目的に明記
本案件は既に2026-02-26上場廃止済みであり、コバンザメ追随余地はゼロ。本案件から学ぶべきパターンは「親子上場系の親会社による完全子会社化TO
参照ソース(1件) / 調査: 2026-05-05
1年超過リターン:
リターン未確定(1年未経過)
EDINET保有目的「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等…」
投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと
残り5件を表示 ▼
※ 実行動データは Claude Code WebSearch 経由で調査・格納(activist_action_history_gold)。超過リターンは TOPIX 対比・報告翌営業日始値基準・1年/2年経過時点の値。
保有目的文言の変遷(事由変更 1件 / 同一事由 9件)
▼ 保有事由が変更された銘柄:
投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと
株式の追加取得または売却の可能性について:提出者として発行会社の株価が割安であると判断した場合、今後3ヶ月以内で5%超保有割合を増加する株式取得を行う可能性がある。当該増加は市場内外における取引を通じた取得を想定しており、買付時期・価格・数量について決まったものは無い。なお、発行会社の株価動向によっては、予定の通り取得が行われない可能性があり、または株式の売却を行う可能性もある。保有目的及び重要提案行為について:株主価値向上に資する、資本政策及びコーポレートガバナンス等に関する助言及び提案。提案の内容については、資本政策の変更(増配及び自己株式取得)や非公開化に係るものを含む。提出者は、発行会社の株主価値の向上を目的として、発行会社との対話を通じ、上記について口頭又は書面により提案を行う可能性がある。
同一事由の 9件を表示
株式の追加取得または売却の可能性について:提出者として発行会社の株価が割安であると判断した場合、今後3ヶ月以内で5%超保有割合を増加する株式取得を行う可能性がある。当該増加は市場内外における取引を通じた取得を想定しており、買付時期・価格・数量について決まったものは無い。なお、発行会社の株価動向によっては、予定の通り取得が行われない可能性があり、または株式の売却を行う可能性もある。保有目的及び重要提案行為について:株主価値向上に資する、資本政策及びコーポレートガバナンス等に関する助言及び提案。提案の内容については、資本政策の変更(増配及び自己株式取得)に係るものを含む。提出者は、発行会社の株主価値の向上を目的として、発行会社との対話を通じ、上記について口頭又は書面により提案を行う可能性がある。
株式の追加取得または売却の可能性について:提出者として発行会社の株価が割安であると判断した場合、今後3ヶ月以内で5%超保有割合を増加する株式取得を行う可能性がある。当該増加は市場内外における取引を通じた取得を想定しており、買付時期・価格・数量について決まったものは無い。なお、発行会社の株価動向によっては、予定の通り取得が行われない可能性があり、または株式の売却を行う可能性もある。保有目的及び重要提案行為について:株主価値向上に資する、資本政策及びコーポレートガバナンス等に関する助言及び提案。提案の内容については、資本政策の変更(増配及び自己株式取得)に係るものを含む。提出者は、発行会社の株主価値の向上を目的として、発行会社との対話を通じ、上記について口頭又は書面により提案を行う可能性がある。
投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと
投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと
投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと
投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと
投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと
投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと
投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと
※ 事由変更ありの行は左線ハイライト。報告日リンクからEDINETの1次情報を確認できます。
出典: 大量保有報告書 (S100YVSP)
【編集部注】
会社が動いても、可決できる株主構造なのか。
3. 提案は通るか──株主構成と議決権の壁
株主提案は通るか。固定株主の壁と浮動株の構成 から、アクティビストの議決権戦略が成立する条件を検証します。
安定株主比率前実 (2025-06期) ?
壁の合計(鈴木式準拠)
安定株主比率は議決権ベース、アクティビスト保有は株券等保有割合ベースのため分母が異なります(概算)。 市場での売買のしやすさは「浮動株比率(JPX基準)」で別途示しています。
市場流動性の目安 — 浮動株比率(JPX基準) : 55.0%(JPX基準・2026-03-31時点)
→ 安定株主比率19.8%は低く、株主提案が受け入れられやすい議決権構造である。
大株主の上位には信託口や個人株主が並び、政策保有株の比率も低い。アクティビストの保有比率は5.37%であり、追加取得の余地は大きい。過去の確定5件中3件の勝ちケース(過去実績・将来非保証)と比較しても、本銘柄の安定株主比率は低い。サービス業での前例はないが、この低障壁な構造は対話において優位に働く。会社側はすでに配当方針の強化や自己株式の消却を発表している。これはアクティビストの要求と方向性が一致しており、対話の成果と整合する。
根拠データ
判定基準
安定株主比率 :
鈴木式準拠固定株分析(独自拡張版、v6.0 議決権ベース、2026-04-30〜)。A(その他法人) + B(政府) + D(個人大株主) + E(政策保有金融×0.7) + F(外国戦略株主) + G(オーナー系ファンド) + H(持株会×0.5) − I(国内VC控除)。分母=議決権総数(発行済株式総数 − 自己株式)。C(自己株式)は議決権ゼロのため計算式から除外し、参考値として表示。鈴木氏の見解では、30%を超えるとアクティビストにとっては狙いにくい銘柄となる(70%以上: 壁が極めて厚い、30-70%: 中間水準、30%未満: 議決権構造上の障壁が低い水準)。
アクティビスト保有比率 :
最新の大量保有報告書に基づく保有比率。参考情報として灰色表示。
オーナー持株比率 :
CEO・関連資産管理会社の合計保有比率。20%超: 拒否権に近い水準、5-20%: 中間水準、5%未満: 低水準。
外国法人等保有比率 :
海外機関投資家・ファンド等の保有比率。外国法人等の比率が高い企業は株主還元・ガバナンス改善への圧力が強い傾向があり、アクティビストの提案が賛同を得やすい環境を示す。
安定株主比率の内訳(鈴木式準拠・2025-06期)
C. 自己株式 (参考、計算式不使用)
16.3%
D. 個人大株主
15.0% (真木勝次,今津秀,佐竹一郎,小山俊哉,小林雄二,舛森丈人)
H. 持株会・共栄会(×0.5)
0.5% (1.1% × 0.5) (テーオーダブリュー従業員持株会)
所有者別構成(法定開示区分)
金融機関 16.2%
証券会社 2.4%
その他法人 3.6%
外国法人等 2.5%
個人その他 75.3%
自己株式 16.3%
大株主一覧(上位10名)
# 株主名 所有者区分 持株比率 保有株数(株)
1
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
金融機関
13.4%
5,508,000
2
真木勝次
個人その他
9.6%
3,942,000
3
株式会社日本カストディ銀行(信託口)
金融機関
4.8%
1,953,000
4
ライク株式会社
その他法人
2.5%
1,040,000
5
今津秀
個人その他
1.3%
540,000
6
佐竹一郎
個人その他
1.3%
530,000
7
テーオーダブリュー従業員持株会
個人その他
1.1%
429,000
8
小山俊哉
個人その他
1.0%
392,000
9
小林雄二
個人その他
0.9%
378,000
10
舛森丈人
個人その他
0.9%
373,000
1
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
金融機関
13.4%
5,508,000株
2
真木勝次
個人その他
9.6%
3,942,000株
3
株式会社日本カストディ銀行(信託口)
金融機関
4.8%
1,953,000株
4
ライク株式会社
その他法人
2.5%
1,040,000株
7
テーオーダブリュー従業員持株会
個人その他
1.1%
429,000株
支配構造リスク
リスク項目 判定 詳細
オーナー管理
判定結果 CEOまたは資産管理会社が大株主5%以上に該当せず
非該当
-
親子上場
判定結果 該当する上場大株主なし
筆頭株主 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(13.4%)
非該当
-
筆頭株主が上場企業
−
-
上場大株主あり(20%超)
−
-
政策保有・相互保有
# 銘柄名 コード 株数 時価 持ち合い
1
ライク(株)
2462
560,000株
858百万円
有
2
(株)博報堂DYホールディングス
2433
1,000株
1百万円
無
3
(株)電通グループ
4324
232株
1百万円
無
4
(株)フロンティアインターナショナル
7050
100株
0百万円
有
5
(株)サイバーエージェント
4751
100株
0百万円
無
1
ライク(株)
2462
相互保有
560,000 株
時価 858 百万円
2
(株)博報堂DYホールディングス
2433
1,000 株
時価 1 百万円
3
(株)電通グループ
4324
232 株
時価 1 百万円
4
(株)フロンティアインターナショナル
7050
相互保有
100 株
時価 0 百万円
5
(株)サイバーエージェント
4751
100 株
時価 0 百万円
合計 5銘柄
対時価総額比率 4.2%
LOW
対時価総額比率4.2%
対時価総額比率 4.2%
銘柄一覧(5銘柄)
1
ライク(株)
2462
相互保有
560,000 株
時価 858 百万円
2
(株)博報堂DYホールディングス
2433
1,000 株
時価 1 百万円
3
(株)電通グループ
4324
232 株
時価 1 百万円
4
(株)フロンティアインターナショナル
7050
相互保有
100 株
時価 0 百万円
5
(株)サイバーエージェント
4751
100 株
時価 0 百万円
合計 5銘柄
対時価総額比率 4.2%
ガバナンス
取締役・監査役一覧
取締役兼執行役員CFO兼管理本部長
373,000株
0.8%
代表取締役副社長兼チーフガバナンス オフィサー 兼グループCHRO HR室長
132,000株
0.3%
※「社外」はEDINET開示の役職名に基づく分類。
出典: EDINET有価証券報告書 (S100WQIM)
【編集部注】
低障壁な構造でも、待つ間の下値は担保されるか。
4. 下値は堅いか──配当・増配・自社株買い余力
株価が下がったらどこまで耐えられるか。ネットキャッシュの厚みと株主還元の実績 から、下値を支える原資と還元姿勢を検証します。
総還元性向前実 ?
(配当+自社株買い)÷純利益(前期確定)
ネットキャッシュの時価総額カバー率(NC比率)
NC比率が高い企業は「使っていない現金」が多く、アクティビストが増配・自社株買いを要求する根拠になる。株価の下値を支える安全域の目安。
配当利回りシミュレーション
アクティビストが増配を要求した場合、配当利回りがどこまで上がり得るかの試算。利回り上昇は株価の下支え要因となる。
→ NC比率(ネットキャッシュ比率)51.39%と潤沢な原資を抱え、還元の持続性は高い。
総還元性向は64.75%と業種中央値27.03%を大きく上回る。FCF(フリーキャッシュフロー)利回り7.37%が還元の原資を裏付ける。自社株買い余力は13.41億円に上り、時価総額の7.37%に相当する。配当性向を100%に引き上げると利回りは8.59%に達する(モデル計算・将来非保証)。ただしこの水準はFCF利回りを上回り、持続を欠く。現実的な要求は75%シナリオの利回り6.45%にとどまる(モデル計算・将来非保証)。
根拠データ
判定基準
配当利回り :
1株あたり配当 ÷ 株価。現在の水準での基本指標。
総還元性向 :
(配当+自社株買い)÷純利益。80%未満: 健全水準、80-100%: 高水準、100%超: 利益以上に還元しており持続不能。
配当性向 :
① AI推定配当性向: このアクティビストの過去の増配要求実績(1件以上)と財務指標を統合してAIが推定した配当性向。
② シミュレーション配当性向: 過去実績なしの場合、MAX(業種配当性向中央値, 50%)を仮定値として使用。これは仮定に基づく試算であり、予測ではない。
増配余力 :
NC比率が高いほど現金余剰が大きく、配当性向を引き上げても財務の安全性を損なわない。総還元性向100%超は持続不能。
増配シミュレーション
配当・還元データ
NC比率? 前実
51.4%
時価総額の約5割が余剰現金。増配原資は潤沢
FCF利回り? 前実
7.4%
FCF潤沢。増配の持続可能性が高い
業種配当性向中央値? 前実
27.0%
現在64.7%は既に業種を上回る水準
出典: EDINET有価証券報告書 (S100WQIM)
【編集部注】
還元原資は厚いが、上値の試算値はどこに位置するか。
5. 出口はどこか──シナリオ別試算値
何が起きたら、いつまでに、いくらで売れるのか。出口が見えなければ全体像が掴めない。
ここまでの分析を統合 し、カタリストのスケジュールとトリガー条件から3シナリオの出口を描きます。
3シナリオ試算値レンジ?
弱気439円〜強気797円
現在株価: 372円
→ 3シナリオ試算値レンジ439〜797円に対し、現在株価372.0円は下限を下回る。
ネットキャッシュ比率(NC比率)51.39%を考慮した清原式モデルの試算値は587円となる(モデル計算・将来非保証)。現在株価は推定取得単価367.12円に極めて近く、下値が支持されやすい。豊富な手元資金の活用が進めば、理論上の試算値へ収斂する蓋然性が高い。
理論株価5モデル vs 現在株価(372円)
理論株価試算値(中央値)
587円(+57.8%)
赤線 = 現在株価
根拠データ
判定基準
3シナリオ試算値レンジ :
5つの理論株価モデルの最小値〜最大値。現在株価がレンジのどこに位置するかで割安/割高を視覚的に把握。
理論株価5モデル :
A: 清原式事業価値+余剰現金 / B: 実質PBR是正 / C: EV/EBITDA逆算 / D: 配当還元 / E: DOE逆算
理論株価試算値 = 常に算出可能な3モデル(A・B・D)の中央値。
推定取得単価 : 大量保有報告書の記載から逆算。アクティビスト側の損益分岐であり、撤退圧力の発動水準。
3シナリオのトリガー条件
強気
+114.2%
797円
会社側がさらなる大幅な自己株式取得や配当性向の引き上げを公表した場合。
中立
+57.8%
587円
会社側が公表済みの還元策(配当性向50%下限等)の実行にとどまり、追加の還元策が示されない場合。
弱気
+18.0%
439円
業績悪化等によりフリーキャッシュフロー(FCF)が急減し、還元原資が損なわれる場合。
下値参照: 367円(-1.3%) — 推定取得単価。撤退圧力発動水準
理論株価5モデル比較
▶ 計算式
PER(清原式) 6.1倍 → 業種PER中央値 13.6倍 で再評価
NC 9,616百万円 + 適正事業価値 19,135百万円 = 理論時価総額 28,751百万円
▶ 計算式
当社EV/EBITDA 4.83倍 → 業種中央値 12.36倍 で再評価
EBITDA 2,105百万円 × 12.36倍 = 理論EV 26,010百万円
▶ 計算式
配当性向 MAX(業種中央値27.0%, 50%)=50.0%
潜在EPS 35.1円 × 50.0% = 潜在DPS 17.5円
▶ 計算式
実質PBR 1.42倍 → 適用PBR 1.68倍(業種中央値1.68倍)
現在株価 372円 × 1.68 ÷ 1.42
下値参照(推定取得単価): 367円 — 撤退圧力発動水準
※理論株価試算値は常に算出可能な3モデル(清原式・PBR是正・配当還元)の中央値。
このアクティビストの過去の行動パターン
パターン分析(AI抽出値):
過去の類似ケースでは、5%超の新規取得後にさらなる買い増しを行い、保有比率を7%から12%程度まで高める傾向がある。その後、会社側に対して資本政策の変更を促す対話を行う展開が想定される。
※ 上記はAIが抽出した参考値です。SQLによるルールベース集計ではありません。
出典: 大量保有報告書 (S100YVSP) 、EDINET有価証券報告書 (S100WQIM)
【編集部注】
試算値は高い。だがそれを実現する過去実績はあるか。
6. 過去の打率は──過去5件でTOPIXに勝てたか
このアクティビストは過去、市場平均に勝てたか。勝率が低くても、個別の需給・財務条件が違えば結果は変わる──その違いをS1〜S5で多面的に検証してきました。
期待値スコア: 3.3756
→ 実額ベースでは過去1年で勝率80.0%(5件中4件)と高いプラス比率を記録している(過去実績・将来非保証)。
TOPIX超過勝率でも60.0%(5件中3件、報告翌営業日始値基準)と市場平均を上回る(過去実績・将来非保証)。このアクティビストは中小型の割安株を選定し、比較的短期間で成果を出す傾向がある。直近の日本山村硝子(TOPIX超過+31.1%)や石原産業(同+5.6%)で堅調な実績が確認される(過去実績・将来非保証)。
根拠データ
判定基準
大量保有報告書が公開された翌営業日の始値 を基準に、その後の株価パフォーマンスを検証しています。
「勝ち」= 報告書公開翌営業日の始値を起点に、1年後の株価リターンがTOPIXを上回った案件
対象:MI2(旧村)の過去11件の大量保有案件(うち1年以上経過し成績が確定した5件で勝率を算出)
勝率: 60%以上は市場平均を上回る傾向、50%未満は市場平均を下回る傾向。
超過リターン中央値: プラスなら市場平均を上回る実績。
※ リターンは報告翌営業日の始値から一律1年後の株価で算出しており、アクティビストの途中撤退は考慮していません。
開示翌日基準の成績(報告翌営業日始値)
(参考)絶対リターン:
1年勝率 80% / 平均+15.8%、
2年勝率 100% / 平均+37.4%
アクティビスト自身の成績(推定取得単価基準)
※ 報告書記載の推定取得単価を基準にした成績です。取得単価の精度に限界があるため参考値として掲載しています。開示翌日基準(上記メインテーブル)の数値を優先してください。
過去投資先の個別実績(10件)
※ リターンはTOPIX超過リターン(報告翌営業日始値基準)。新規報告のみ。
出典: 大量保有報告書 (S100YVSP)
【編集部注】
打率が高くても、途中で引かれたら意味がない。
7. 撤退の兆候は──エグジットシグナルと検知条件
4つの撤退シナリオ について、観測データと警戒条件を整理します。
撤退兆候?
4項目中0項目が警戒(2項目は手動確認)
平均保有期間: N/A
→ 4項目の定性判定はいずれも撤退の兆候を示していない。
現在株価372.0円は理論株価試算値(モデル計算・将来非保証)の中央値587円を大きく下回る。推定取得単価367.12円に対しても1.33%の乖離にとどまる。アクティビストが含み損を抱えるリスクは低く、早期に撤退する動機は確認できない。
根拠データ
判定基準
撤退兆候チェックリスト (4項目):
各項目について「兆候なし / 注視 / 警戒」の3段階で判定。警戒が1項目以上でパネル赤、注視のみで灰、全て兆候なしで緑。
① 保有比率減少 : 大量保有報告書の変更報告から自動判定。2回連続で減少した場合に警戒。
② 要求達成 : 主要要求(増配・自社株買い・ガバナンス改革等)が実現し保有継続の動機が消滅した場合に警戒。現在は手動確認。
③ 対話膠着 : 株主総会での提案否決が複数回続き対話にも応じない状態が長期化した場合に警戒。現在は手動確認。
④ バリュエーション到達 : 株価が理論株価試算値に到達、またはPBRが業種中央値に収斂した場合に警戒。自動判定。
撤退シナリオ別チェック
警戒条件:
保有比率が2回連続で減少した場合
判定方法: 自動判定(大量保有報告書の変更報告から前回比較)
観測データ:
配当性向64.7%(業種中央値27.0%)
警戒条件:
主要要求(増配・自社株買い・ガバナンス改革等)が実現し、保有継続の動機が消滅した場合
観測データ:
安定株主比率 19.8%、社外取締役比率 →S3
警戒条件:
株主総会での提案否決が複数回続き、経営層が対話にも応じない状態が長期化した場合
観測データ:
実質PBR 1.42倍(業種中央値1.68倍の0.8倍)、推定取得単価 367円 → 現在株価 372円 →S1
警戒条件:
理論株価試算値に到達、またはPBRが業種中央値に収斂した場合
判定方法: 自動判定(PBR・理論株価と閾値の比較)
本チェックリストは撤退兆候の有無を整理したものであり、売買タイミングの助言を構成するものではありません。
出典: 大量保有報告書 (S100YVSP) 、EDINET有価証券報告書 (S100WQIM)
【編集部注】
各セクションの結論を受け、全体の構造評価を統合する。
8. まとめ──スコアの構成と根拠
S1〜S7の分析を4つの軸で集約した総合指標。スコアの計算過程とデータ品質 を開示します。
コバンザメスコア?
/ 10.0
財務 2.3 + 行動 2.8 + 株主構成 2.2 + 実績 0.3
※ 本スコアは、財務面の割安度・アクティビストの行動特性・株主構成・過去案件の実績を定量評価した分析指標です。投資判断を推奨するものではありません。
→ 実質PBR 1.42倍は業種中央値を15.3%下回り資産の割安さを示す。
ネットキャッシュ比率も51.39%と高く過剰資本の解消が求められる。東証の要請を受け対話や増配を行う企業が業界全体で増えている。安定株主比率は19.8%にとどまる。この低い比率は株主提案を受け入れやすい構造を意味する。他社で実績を持つMI2は新規に株式を5.37%取得した。過去1年の実額勝率80.0%という実績は他社事例で確認できる(過去実績・将来非保証)。総合スコア7.7はガバナンス改革の波と低障壁な株主構造に由来する。
根拠データ
判定基準: コバンザメスコアの算出方法
コバンザメスコア(0.0〜10.0)
4つの分析軸を重み付け平均した総合指標。
composite = (財務×0.30 + 行動×0.35 + 株主構成×0.25 + 実績×0.10) ÷ 5.0 × 10.0
割安か+下値は堅いか(財務 ×30%)
バリュエーション・資本効率・株主還元余力。§1と§4の分析がこの軸に対応。
5=極めて割安+還元余力潤沢、0=割高+効率的。
どう動くか+撤退の兆候は(行動 ×35%)
本気度・行動確率・戦略予測・撤退リスク。§2と§7の分析がこの軸に対応。
5=AGGRESSIVE+高勝率+エスカレーション、0=撤退兆候。
提案は通るか(株主構成 ×25%)
議決権構造・株主構成・浮動株比率。§3の分析がこの軸に対応。
5=壁が薄い+浮動株潤沢+票読みHIGH、0=壁が厚く変更困難。
過去の打率は(実績 ×10%)
アクティビストの過去案件バックテスト。§6の分析がこの軸に対応。
TOPIX超過勝率×超過リターン中央値。データ不足時は0.0。
データ品質
HIGH=データ十分で信頼性高い / MEDIUM=一部欠損あり / LOW=重要データ欠損。
※本スコアはモデル計算値であり、投資判断を示すものではありません。将来のリターンを保証・予測するものではなく、スコアの高低は売買の推奨を意味しません。
スコア内訳
各軸スコアはS1〜S7の分析データを入力としたAIによるモデル計算値であり、ルールベースの算出ではありません。
同一データに対して実行ごとに微小な差異が生じる場合があります。
AI分析プロセス
アクティビスト意図: 豊富な手元資金を背景とした還元強化の要求
データ品質:
VERIFIED
財務分析:
HIGH
ガバナンス分析:
MEDIUM
株主構成分析:
HIGH
ステージ間分析
⚠ ステージ間の矛盾:
財務分析では投下資本利益率(ROIC)12.07%が資本コストを上回る価値創造と評価される一方、ガバナンス分析では過剰資本による自己資本利益率(ROE)の抑制が指摘されている。
矛盾解消: 事業自体の収益性は高いものの、バランスシート上に過剰な現預金を抱えているため、資本構成の最適化(自社株買い等)による効率化の余地が大きいという構造で整合する。
✔ ステージ間シナジー:
ネットキャッシュ比率(NC比率)51.39%という豊富な還元原資と、安定株主比率19.8%という極めて低い議決権障壁が組み合わさることで、株主提案が可決されやすい環境が整っている。
相互作用効果:
現在株価と推定取得単価の乖離率が1.33%と極めて低い初期段階において、会社側が自主的に配当方針の強化や自己株式消却を公表しており、対話の進展を待たずに還元が具体化する好循環が生じている。
調査トピック: 東証の企業統治改革と株主提案 / TOWの2026年6月期決算 / MI2の新規保有銘柄動向 | ※ AI生成・外部情報参照