VISアドバイザーズ(VIS Advisors、米国ニューヨーク拠点)は、2014年設立の海外系バリュー投資ファンドで、日本の中小型株への長期集中投資を行う準アクティビストである。
創業者兼ポートフォリオマネージャーの泉智之は、アクセンチュアやローランド・ベルガーでの経営コンサルティングを経て、ニューヨークのバリュー系ヘッジファンドEquinox Partnersで日本株の運用に携わった後、2014年にVISを設立した。バフェットやグレアムに連なるバリュー投資を規律とし、内在価値を大幅に下回り、持続的な競争優位・価格決定力・顧客の粘着性を備えた優良企業のみを集中保有する。売買回転を意図的に低く抑え、5年を超える長期の複利効果を狙う。単独で5〜10%程度を保有し、旧村上ファンド系とは独立した米系独立バリューファンドの系譜に立つ。
保有先の多くを「純投資」として長期保有する点が特徴で、公開書簡・株主提案といった能動的な要求はこれまで公開情報上ほとんど確認されない。原則は経営陣との水面下対話による建設的エンゲージメントだが、必要に応じて「重要提案行為等」への転換も辞さず、シュッピン(3179)では2025年に保有目的を重要提案行為等へ変更している。公開情報上の関与事例としては、シンクロ・フード(3963、アセット・バリュー・インベスターズやLIMアドバイザーズが主導した臨時株主総会での取締役解任議案の可決に同調)、システム ディ(3804)、シンメンテホールディングス(6086)、ファブリカホールディングス(4193)などが知られる。
| 報告日 | 銘柄 | アクティビスト | 種別 | 保有割合 | 保有増減 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-06-10 | ユーソナー(431A) | VISアドバイザーズ | 新規 | 5.00% | +5.00% | 詳細 |