ありあけキャピタル(Ariake Capital、東京・日本橋拠点)は、2020年設立の国内独立系アクティビストで、地方銀行を中心とする金融セクターに特化した建設的エンゲージメントを掲げる。
代表取締役兼CIOの田中克典は、ゴールドマン・サックス証券で銀行セクターのアナリストを19年務めた経歴を持つ。「企業と株主が同じ船に乗り価値創造に取り組む関係」を掲げ、PBR0.5倍割れが常態化する地方銀行を主な対象に、水面下対話と段階的な保有比率の引き上げによって、ROEの改善、政策保有株式の削減、必要に応じた再編を促す。保有先の多くが地銀で、単独で5〜10%から、銀行法の主要株主規制の範囲内で筆頭株主級(約20%)まで積み増す事例がある。共同保有(ウルフパック)は用いず、旧村上ファンド系とは独立した国内独立系である。
手法は経営陣との非公開の対話と改革提案の提示を主軸とし、保有比率による経営圧力や、代表自身による業界誌・メディアでの発信を組み合わせる。公開書簡・株主提案・委任状闘争は現時点で用いておらず、友好的な関係を前提とする点が特徴である。要求は、ROEの改善(米銀の水準を引き合いに地銀の低収益を指摘)、政策保有株式の削減、自社株買い・増配などで、再編は「目的ではなく企業価値向上の手段」と位置づける。公開情報上の関与事例としては、千葉興業銀行(8337、保有株を千葉銀行へ譲渡し経営統合を促進)、スルガ銀行(8358)、滋賀銀行(8366)・池田泉州ホールディングス(8714、両行のアライアンス公表)、東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173)などが知られる。
調査済みの過去投資先 9件のうち
階層の定義: E=法的係争型 / D=株主提案型 / C=公開書簡型 / B=会社対応のみ観測 / A=明示的行動なし。
B(会社対応のみ観測)は、現行の収集データではほとんど検出されていません。
本内訳は行動の段階を示すものであり、成果・成否・優劣を示すものではありません。
アクティビスト間の比較を意図した指標ではありません。
| 報告日 | 銘柄 | アクティビスト | 種別 | 保有割合 | 保有増減 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-10-20 | 東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173) | ありあけキャピタル | 変更 | 10.09% | +1.09% | 詳細 |
| 2026-10-19 | 愛媛銀行(8541) | ありあけキャピタル | 新規 | 5.19% | +5.19% | 詳細 |
| 2026-06-24 | 東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173) | ありあけキャピタル | 新規 | 5.24% | +5.24% | 詳細 |
| 2026-04-20 | あいちフィナンシャルグループ(7389) | ありあけキャピタル | 変更 | 10.49% | +1.11% | 詳細 |
ありあけキャピタルが2023-05-26以降に提出した大量保有報告書(新規)10件について、報告の翌営業日の始値を起点とした株価の騰落率と、同じ期間のTOPIXの騰落率を並べています。基準日: 2026-09-24。
1点が1件の報告です。破線は、株価とTOPIXの騰落率が等しい位置です。開示からの日数は点ごとに異なります(基準日時点の途中経過)。
| 開示日 | 銘柄 | 経過日数 | 株価騰落率 | 同期間のTOPIX | 最新の保有割合(開示日) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026-06-24 | 東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173) | 92日 | -0.1% | +1.8% | 9.00%(2026-09-14) |
| 2026-01-19 | 百五銀行(8368) | 248日 | +70.4% | +11.9% | 5.94%(2026-05-13) |
| 2025-12-22 | 大垣共立銀行(8361) | 276日 | +82.3% | +19.5% | 8.57%(2026-05-13) |
| 2025-10-07 | あいちフィナンシャルグループ(7389) | 352日 | +156.4% | +25.7% | 10.93%(2026-05-13) |
1年後
1点が1件の報告です。破線は、株価とTOPIXの騰落率が等しい位置です。
| 開示日 | 銘柄 | 区分 | 株価騰落率 | 同期間のTOPIX | 最新の保有割合(開示日) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025-09-24 | イー・ギャランティ(8771) | 1年後 | +2.5% | +28.0% | 10.31%(2026-05-13) |
| 2025-05-16 | 池田泉州ホールディングス(8714) | 1年後 | +78.5% | +39.9% | 10.80%(2026-05-13) |
| 2025-04-14 | 滋賀銀行(8366) | 1年後 | +105.9% | +49.1% | 6.48%(2026-05-13) |
| 2024-06-25 | ライフネット生命保険(7157) | 1年後 | +23.3% | -0.4% | 8.39%(2026-09-14) |
| 2024-05-15 | スルガ銀行(8358) | 1年後 | +30.9% | -0.1% | 4.48%(2025-08-22) |
| 2023-05-26 | スルガ銀行(8358) | 1年後 | +92.6% | +27.4% | — |
提出者自身の運用成績ではありません。報告の翌営業日に始値で取得したと仮定した場合の値で、提出者の取得価格や売却時期は反映していません。
1年以上経過した報告は1年後の終値、1年未満の報告は基準日の終値、上場廃止となった銘柄は最終取引日の終値までの値です。
株式移転等の疑いで上場廃止となった銘柄は、承継会社の株式で保有が続いている可能性があるため、騰落率を表示していません。
最新の保有割合は、提出者が当該銘柄について最後に提出した報告書の値です。5%未満になると報告義務がなくなるため、その後の保有状況は分かりません。
過去の値動きであり、将来の値動きを示すものではありません。アクティビスト間の比較を意図したものではありません。